エンジニアが働きながら海外放浪生活をスタートした話
「世界中を旅したい」
人生でやりたいことTop10に入るであろう多くの人が夢見る生活がスタートした。
現在は、フランスに10日ほど滞在した後、スペインのバルセロナに住居を移したところだ。
この先、スペイン・スイス・イタリアの各都市・シンガポール・オーストラリアの各都市を周遊しながら生活をするつもりだ。
私自身が憧れていた生活であり、多くの人が憧れるであろうこの生活をエンジニアとして働きながら実現できたので、同じように世界中を旅しながら働きたい社会人の参考になるように、"働きながら世界中を旅する"ということに関してnote記事を書こうと思う。
世界中を旅しながら働くことについて
仕事の見つけ方
海外旅行とは異なり、長く海外に留まるためには仕事をし続けなければならない。それは、お金のためだけではなく、キャリアをストップさせないためだ。
そのため、海外放浪をしながらでも働ける仕事を見つける必要がある。
私の場合は恵まれたことに海外勤務がOKの企業に勤めているため問題なかったが、多くの企業はフルリモートだったとしても海外からの勤務を禁止している場合が多い。
もし、あなたが勤務している企業が海外からの勤務を禁止しているのならば、転職をするかフリーランスになる選択肢を取ろう。
フリーランスになれば確実に海外放浪生活は実現できる。私自身、複数社と経営する法人を通して契約させていただいているが、どの企業も海外放浪生活について前向きに捉えてくれた。むしろ、応援してくれたと言っても良い。
エンジニアに限らずリモートワークができる職種ならば、フリーランスとして案件を受ければ海外放浪生活を実現しやすくなるだろう。
時差について
ヨーロッパやアメリカを放浪する際は時差に気をつけなければならない。(時差が発生するのが嫌な場合はアジア圏やオーストラリアにいくべき)
ヨーロッパの場合8時間近く時間がズレるので、日本の仕事終わりの時間にヨーロッパで仕事が始まることになる。ただ、私の場合、早起きを継続しているので、午前6時に仕事を始めると日本のお昼ぐらいになる。午前中に会議などの同期的に行わないといけないことを終わらせて、午後は開発に集中することができる。
また、時差が異なることで日本企業の深夜対応をヨーロッパにいる私が日中に行うことも可能になった。日本企業が24時間交替勤務を実現したい場合、深夜に起きていないといけないメンバーが必要になるにも関わらず、私がヨーロッパに住んでいることで、日本の深夜帯をヨーロッパの通常の時間でカバーできるようになったのだ。
深夜対応シフトを必要としている中小企業は意外と多い。ビジネスセンスがある人なら、ヨーロッパ・アメリカに住んでいるという地理的メリットを活かして、深夜対応できることを武器に高単価な案件が取れるかもしれない。
特に24時間のカスタマーサポートを必要としている企業などは仕事が見つけやすいはずだ。
住居について
住居はホテルではなく、Airbnbを利用している。
Airbnbを利用することで、日本と同じような生活環境を手に入れることができる。
ホテルで仕事をしたことがある人ならわかるだろうが、ホテルは仕事に向いていない。
目の前にベッドがあることで集中力がなくなるし、机も狭くてパソコンを置きづらい。冷蔵庫や電子レンジ、バリスタマシーン、オーブンなどの設備も限定的なため長期滞在には適していない。また、空気が乾燥しているため体調を崩してしまう。
そのため、働きながら海外で生活がしたいのならば、Airbnbを利用することをオススメする。
生活習慣について
生活習慣については注意が必要だ。これを気をつけないと海外放浪生活の途中で日本に帰国しなければならなくなる。
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