あほうどり

手段と目的が混同しない生活を送るために備忘録として利用しています。

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記事一覧

尊厳ある生活

尊厳死、ACPなど、「どう死ぬか?」が注目されている。 医療現場では、「どこまで治療すべきか?」「誰の同意で治療を行うのか?」など、日々悩ましい問題である。 MSWの…

あほうどり
15時間前
1

将棋は東大より難しい?

将棋教室入会。 詰将棋と定跡を購入。 圧倒的な反復と思考の拡張。 東大よりプロ棋士のほうが大変という。 これからその理由を追求していく。

ソーシャルワークの原則は

QCサークル大会に参加。 発表にも講評にも根拠がある。 ソーシャルワークにはあるのか? 作るしかない。

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ソーシャルワーカーの質

カップラーメンは、いつでも同じ味。 すき屋やサイゼリヤも、どこで食べても同じ味。 これが質である。 最近、会に入ったことのないMSWは質が低い。 ケアマネから、「あそ…

あほうどり
2週間前
9

社会保障制度全般の情報提供への留意点

①根拠を明確にしておく。 ②既知のことであっても、必ず管轄の機関へ問い合わせて、整合性を取る。 ③主治医等が、制度利用に沿った内容で書類を記載できるかを、①、②を…

あほうどり
2週間前
3

田を分ける(地域医療連携室)

織田信長の言葉と思っていたが、言葉自体は江戸時代らしい。 入退院支援の診療報酬の影響で、地域医療連携室のスタッフは増員傾向。部門長も整備され、外部から見れば羨ま…

あほうどり
3週間前
6

医療ソーシャルワーカーの質

これからのライフワークを「質」とした。 ちょうど、会員の意見が届いた。 医療ソーシャルワーカーの質って何?を訪ねてみると、 「アセスメント」と答えるひと。 「伴走…

あほうどり
1か月前
9

都道府県MSW協会の役割と実際

MSWの実践は、重ねれば重ねるほど、医療におけるソーシャルワークの重要性を強く感じる。また、将来が予測困難といわれる現在では、ソーシャルワークの重要性は増してくる…

あほうどり
1か月前
8

医療ソーシャルワーカーが多職種への発表するときの留意点

 地域連携が進むなか、MSWが、多職種に対して発表をすることが増えてきていると思う。  ルーブリック等では、多職種に対して、MSWが実践を発表することができるのは、ベ…

あほうどり
1か月前
15

急性期病院へのカウンター

都会と田舎の医療環境で最も違うのが、急性期のパワーだと思う。 都会であれば、多くの大学病院、民間病院など多くの急性期が乱立する。 レッドオーシャン(競争が激しい)…

あほうどり
1か月前
7

地域医療連携室の立ち位置(新しく退院支援に

2000年初頭の病院機能評価において、地域医療連携室の必置があった。 これをきっかけに地域医療連携室はどこの病院にも置かれるようになった。 医療の機能分化のための病病…

あほうどり
2か月前
7

拙速とカイゼン(地域医療分野の基本のき)

巧遅よりも拙速が推奨されることに関しては、トヨタのカイゼンやQCで良く登場する。 仕事術の本でも、拙速を推奨するものは多い。 拙速が推奨される理由は、 自分の理解…

あほうどり
2か月前
7

医療分野における情報の非対称性

医療は情報の非対称性が高い分野であると、医療経営学で学んだ。 情報の非対称性が高いとは、売り手と買い手が、商品に対して持っている情報の差が大きいときに、売買に不…

あほうどり
2か月前
4

わが国の医療・福祉・介護を取り巻く時間差。介護⇒障害⇒そして児童

2000年の介護保険成立時。 急性期のMSWから連絡が急増した。 転院の依頼である。 介護療養型医療施設を立ち上げたことが背景にあった。 介護支援事業所も同時に登録したが…

あほうどり
2か月前
5

医療ソーシャルワーカーの資格に関する考察

医療ソーシャルワーカーに関しては、社会福祉士を必須としている・・・訳ではない。 ただし、診療報酬上、特に退院支援加算については、社会福祉士となっているので、社会…

あほうどり
2か月前
15

そぼろ

すき家のお子様の鶏そぼろ。 幼児は良く食べる。 参考に、そぼろ。 野菜を細かく切って、肉は甘辛く。 野菜は、塩コショウと別の味付け。 最後に混ぜる。 喜んで食べる。 …

あほうどり
2か月前
3

尊厳ある生活

尊厳死、ACPなど、「どう死ぬか?」が注目されている。
医療現場では、「どこまで治療すべきか?」「誰の同意で治療を行うのか?」など、日々悩ましい問題である。

MSWの専門性も期待されている。

大事なことは、尊厳ある死ではなく、尊厳ある生だと思う。

疾患や障がいを抱えながらも、これからも頑張って人生を歩んでいきたい。ということを応援できるようにすることが、MSWの真の専門性だと思う。

将棋は東大より難しい?

将棋教室入会。
詰将棋と定跡を購入。
圧倒的な反復と思考の拡張。
東大よりプロ棋士のほうが大変という。
これからその理由を追求していく。

ソーシャルワークの原則は

QCサークル大会に参加。
発表にも講評にも根拠がある。
ソーシャルワークにはあるのか?
作るしかない。

ソーシャルワーカーの質

カップラーメンは、いつでも同じ味。
すき屋やサイゼリヤも、どこで食べても同じ味。
これが質である。

最近、会に入ったことのないMSWは質が低い。
ケアマネから、「あそこのMSWは質が悪い」
という「質」の話題が多くなっている。

これは、精神保健福祉士が国家資格化され、
PSW(現、MHSW)が急増した10数年前にも議論されていた。

ここでの危機は、質が低い、悪いではない。
MSWの最低限の質

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社会保障制度全般の情報提供への留意点

①根拠を明確にしておく。
②既知のことであっても、必ず管轄の機関へ問い合わせて、整合性を取る。
③主治医等が、制度利用に沿った内容で書類を記載できるかを、①、②を使いながら確認を取る。
④①~③を記録に残しておく。

田を分ける(地域医療連携室)

織田信長の言葉と思っていたが、言葉自体は江戸時代らしい。

入退院支援の診療報酬の影響で、地域医療連携室のスタッフは増員傾向。部門長も整備され、外部から見れば羨ましい感じである。

しかし、院長のところへ行くことがかなり減った。

部門長も幹部系の医師も配置されているので、院長まで行くことが少ない。

そもそも、病院はスタッフがそんなに多くない。
特に、横断的な仕事をしている部署のスタッフは、大規

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医療ソーシャルワーカーの質

これからのライフワークを「質」とした。

ちょうど、会員の意見が届いた。

医療ソーシャルワーカーの質って何?を訪ねてみると、
「アセスメント」と答えるひと。
「伴走型」と答えるひとがいた。

非常に興味深い。

アセスメントは、ソーシャルワーカーだけが持つものではない。

伴走型は、
医療の機能分化で、医療機関に所属するソーシャルワーカーには、なかなか難しい。

小児科領域であれば、MSWよりも

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都道府県MSW協会の役割と実際

MSWの実践は、重ねれば重ねるほど、医療におけるソーシャルワークの重要性を強く感じる。また、将来が予測困難といわれる現在では、ソーシャルワークの重要性は増してくることも確信している。

今後、人工知能(AI)が今後ますます発展しても、無くなることのない職業の上位として、ソーシャルワーカーが登場するのも、ソーシャルワーク実践家としては、強く同意をする。

医療の発展も目覚ましいが、残念ながら不老不死

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医療ソーシャルワーカーが多職種への発表するときの留意点

 地域連携が進むなか、MSWが、多職種に対して発表をすることが増えてきていると思う。

 ルーブリック等では、多職種に対して、MSWが実践を発表することができるのは、ベテランの領域。

 ただ、入退院支援加算を背景とした担当病棟制が推進されている。
 関連する病棟や専門診療科であれば、ベテランではなく、それらを担当する中堅者でも発表の機会がある。

 MSWの発表には、非常に気になる点がある。

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急性期病院へのカウンター

都会と田舎の医療環境で最も違うのが、急性期のパワーだと思う。
都会であれば、多くの大学病院、民間病院など多くの急性期が乱立する。
レッドオーシャン(競争が激しい)の様相を呈している。

レッドオーシャンの語源は、「血塗られた海」なので、本来は、あまり医療現場では使う単語ではない。

田舎では、急性期は1つというところも多いと思う。
これをブルーオーシャン(競争のない)という。

ただ、田舎の急性期

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地域医療連携室の立ち位置(新しく退院支援に

2000年初頭の病院機能評価において、地域医療連携室の必置があった。
これをきっかけに地域医療連携室はどこの病院にも置かれるようになった。
医療の機能分化のための病病・病診連携の推進が背景にあった。
そして、介護保険の浸透と相まって、地域医療連携は、医療・介護・福祉の連携に整理されつつある。

退院支援部門のソーシャルワーカーや看護師が、地域医療連携室に配置されているところも少なくない。

そのた

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拙速とカイゼン(地域医療分野の基本のき)

巧遅よりも拙速が推奨されることに関しては、トヨタのカイゼンやQCで良く登場する。

仕事術の本でも、拙速を推奨するものは多い。

拙速が推奨される理由は、
自分の理解が、上司や取引先と違っていることがあるからである。

この場合、時間をかけて作った立派な資料は、一からやり直しとなる。

これを防ぐ手段として、拙速が存在する。

完ぺきではなくても、早い段階で、ある程度のものを、相手先に提示すれば、

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医療分野における情報の非対称性

医療は情報の非対称性が高い分野であると、医療経営学で学んだ。

情報の非対称性が高いとは、売り手と買い手が、商品に対して持っている情報の差が大きいときに、売買に不合理な状況が生じることとである。

ノーベル経済学賞を受賞したジョージ・アカロフが書いた中古車市場の論文がベースであり、その情報が医療へと波及した流れとなっている。

医療現場は、患者側と医療側の情報量の差が大きい。
私は、患者側が医療情

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わが国の医療・福祉・介護を取り巻く時間差。介護⇒障害⇒そして児童

2000年の介護保険成立時。

急性期のMSWから連絡が急増した。
転院の依頼である。
介護療養型医療施設を立ち上げたことが背景にあった。
介護支援事業所も同時に登録したが、市内のあらゆるところから、
ケアプラン作成希望の電話が日10件以上となった。

介護バブルはすさまじく、数年後にはやり手のケアマネ。
巨大な療養型病院の誕生。
福祉用具の巨大企業。
介護従事者の急増、
大手介護企業の登場
状況

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医療ソーシャルワーカーの資格に関する考察

医療ソーシャルワーカーに関しては、社会福祉士を必須としている・・・訳ではない。
ただし、診療報酬上、特に退院支援加算については、社会福祉士となっているので、社会福祉士を基盤と考えがちである。

これが退院支援=MSW業務という負の温床である。

日本医療ソーシャルワーカー協会によれば、会員の97%は社会福祉士を所持している。

おそらく、残りの3%は、無資格MSWというよりも、研究者や学生で入会し

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そぼろ

すき家のお子様の鶏そぼろ。
幼児は良く食べる。
参考に、そぼろ。
野菜を細かく切って、肉は甘辛く。
野菜は、塩コショウと別の味付け。
最後に混ぜる。
喜んで食べる。
ただ、少なくは作れない。

2日目以降、
水分が減り焦げやすい。
焦がさないためには、お皿に移すことが最善か。