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三浦レオニー
2022年1月31日 21:05
生来のガサツ度合いをどう直したら良いのかわからないまま、とうとう24年が経とうとしている。そろそろまずい気がしてきてきた。小さい頃から、それはそれはもう......親に「ガサツすぎる!もっと丁寧にしなさい!!!」と言われる人間だった。周りの几帳面な友人たちが当たり前のようにプリントの端と端をピッタリあわせて折ったり、体操服をきれいに畳んでしまうのを横目に見、惚れ惚れとしながら自分はわしゃわしゃ
2022年2月2日 04:28
私には絶対に譲れない推しがいる。愛すべきMJ、みうらじゅんだ。私にとってのMJとはマイケルジャクソンでも松本潤でもない。サングラスにロン毛の、あのみうらじゅんなのだ。みうらじゅんは、萌えだ。彼にはもう「萌え」としか言いようのない無限の愛おしさを感じる。何をしても萌える。みうらじゅんをはじめて知ったとき、「萌えとはきっとこの気持ちなのね!」と思った。萌えを感覚的に知った。恋でも愛でも
2022年2月3日 01:45
2022.0202春休みになった瞬間に観ようと思っていた映画を、今日は一気に2つ観た。『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(長すぎる!!!)と、『浅草キッド』だ。フレンチ・ディスパッチは先週公開したばかり、浅草キッドはNETFLIXで昨年の12月から配信されている人気の作品だ。フレンチ・ディスパッチは、50カ国50万人に定期購読を抱える超人気雑誌。そ
2022年2月3日 21:23
ちょっと今日は私の弟愛を語らせていただきい。私には2人の弟がいるのだが、そのうちの中3の末っ子のことが私は大好きで大好きでたまらない。まったく憎めない、いとおしいヤツなのだ。上の2人にくらべ、彼はまったくと言っていいほどお勉強ができない。怠惰癖があり、反抗期につき母親への暴言がひどく、真面目が大嫌い。食べ物の好き嫌いも激しく、夜ご飯にモンスターしか飲まないような、とにかく学校というシステム
2022年2月4日 17:44
前に「生来のガサツが執筆まで影響してきて、もうやってらんないワ!」というnoteを書いたのだが、今日、また新たにひとつ加わった。お菓子づくりだ。たしかにそうだった。小学生の頃から料理、の中でも特にお菓子作りが徹底的にできないタイプの子どもだった。お菓子作りが苦手な子どもにとってのバレンタインシーズンは、もはや地獄。大人こそ市販のチョコレートを送ることが許されているが、子どもはそうはいかな
2022年2月6日 02:55
わたしの青春はKPOPと共にあったと言っても過言ではない。中学校3年生~高校1年生の頃にEXOやバンタン、Zion.T(いきなり)を聴くようになってから、めくるめくKPOPの世界にあっというまに心を奪われていった。見た目は日本人とそんなに変わらない。それなのに、人間技とは思えないほどキレッキレで一矢乱れぬダンス、みたこともない振り付け、筋力に支えられたたしかな歌唱力。こんな「アイドル」はみ
2022年2月6日 22:37
今日、外を歩いている時にふとそう思った。どんなに自分のことがちっぽけに見えても、どんなにスゴい人がスゴく見えても、わたしはわたしにしかなれないし、あの人はあの人にしかなれないよなあ、と。わたしがあなたになれないように、あなたはあなたにしかなれない。すごく当たり前のことなはずなのに、私たちはこれでもかというくらい、何度も何度も同じ勘違いをして、この法則をわすれてしまう。わたしの生にはわたしだ
2022年2月8日 02:55
人生の虚無具合にゾッとするときがある。小さな壁にぶつかりながら、時に喜び楽しみながら懸命に生きていくことが、壮大なサーカスのように見えるのだ。サーカスは幕が降りるまで永遠に芸を披露し続ける。日常とは遮断されたテントの中で、サーカスを見ている間だけは、せめて日々の苦しいことや悩み事を全て忘れて悦に入り浸る。動きが止まればたのしいサーカスは終わってしまうから、なるべく動きを止めないように、なるべくサ
2022年2月9日 02:53
いろんなところで吉本ばななの大ファンであることを公言して歩いている。そのせいか、たまにわたしがピュアな文学少女だとまちがわれるときがある。たしかに、ある一部の領域ではピュアかもしれないけど、少なくともわたしは文学少女ではない。吉本ばななしか読まないからだ。正確にいうと、「読めない」の方が近いかもしれない。わたしにとってのばなな作品は、「経典」だ。この世を生き抜くための。あそこに、わ
2022年2月10日 02:47
生まれてはじめて短歌をつくった。俵万智のように、「これいいね」と誰かがほめてくれることはないけれど。きょうはわたしの短歌記念日だ。いつか短歌をつくりたいなあとぼんやり思いながら、もう4ヶ月が経っていた。直接的なきっかけはもう覚えていないけど、ちょうど、noteで長文を書くスランプがきた頃だったと思う。去年のある時期に、まったくnoteが書けないときがあった。数千字の分量の中に、「読めば意
2022年2月11日 04:12
ふとんの中でうとうとしていたお昼すぎ、屋根に打ちつける雨音が聞こえてきた。「うわ〜、雨かあ〜」と思ったけど、同時にちょっぴり甘い気分になった。今日も予定は入れていないし、家から出る予定はない。こうしている間にも社会を回してくれている人たちに思いを馳せつつ、このまま雨音を聞いてダラダラするのも悪くないな、と思った。モラトリアムの極みだ。なんの予定もない平日、あったかいふとんの中で聞く雨音はすこし
2022年2月12日 03:04
ほぼ毎日夢を見る。だいたい、意味深な夢だ。しばらく会っていない人が突然現れてきて、現実世界の本人はぜったいに言わない言葉を私に残して霧の中に消えていったり。むかし好きだった人が、お酒の席で私を紹介しようとしている夢もみたことがある。残念ながら、それは現実になることはなかったけれど。小さい頃は、夢の中で同じ場所に何度も行ったし、正夢もたくさん経験した。「うわ、ここなんか見たことある!」というデ
2022年2月12日 18:31
わたしたちの世代で、数年前からフィルムカメラが流行っている。周りの写真好きは皆フィルムカメラで写真を撮る。旅行には必ず「写ルンです」を持っていく人もいるし、スマホで撮影した写真にわざとレトロなフィルターをかぶせる人もいる。モデルをしているような今風のかわいい子たちは、皆フィルムで写真を撮ってもらっている。今「イケてる」と思う写真は、たいていフィルム写真だ。例に漏れず、わたしもフィルム写真
2022年2月14日 03:00
韓ドラの『その年、私たちは』をみてから、わたしも高校時代の記録を手元に残しておきたくなった。ドラマの中で、主人公の男女2人は高校時代のドキュメンタリーをテレビ局に撮られていた。話はその10年後、大人になった彼らの日常を再び追いかけることになるというストーリーだった。自分のドキュメンタリーを持つ彼らとちがって、わたしの手元には高校時代に撮った写真が全くない。ひとつもない。受験期に入るタイミン