イベントが繋いだ「色」と「平和」
みなさん、こんばんは。綺羅です。
今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。
近頃、うちに遊びにくる(?)アゲハチョウさんとの交流を楽しむ午前を、過ごしています。
勉強や課題の合間に会いに行くのですが、とても優雅な振舞いでいらっしゃって、飛んでおられる姿を見せてもらえるだけで、心癒されます。
何かを伝えに来てくれているのでしょうかね?
昨日、一昨日の土日ですが、土曜日にはタイのオンライン街歩きに参加し、日曜日にはアートセラピーに参加してきました!
「急に日記調になっちゃって、どうしたの?!」と、思われる方もいるでしょう。
私は、ただの娯楽目的で、外出するのは好きではないのですが、自己研鑽や自己投資のための旅行や遠出は大好きです。
ですが、今はまだ感染拡大が続いている状態ですので、どちらのイベントもZoomで参加してきたのです。
2つのイベントの、ある共通物を通して「繋がれる平和があることは、ありがたいな」と思いました。
自分の中で、学べたこともたくさんありましたので、そうした「学び」や「平和に繋がれること」を感じた土日について、書いていきます。
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土曜日は、 日本観光わっしょい!マガジンさん が主催される「オンライン街歩き」に参加しました。
運営者のお一人、KENさんの案内で、Zoomカメラを通して、タイの景色や町並みを見ることができました。
今回案内してくださったのは「パークローン市場(Pak khlong talat)」という、お花市場でした。
私の場合、日本で「市場」と言えば、魚市場くらいしか思いつかなかったので、「お花市場」という言葉を聞いた時には、「身近な距離で”お花市場”なるものが存在するのか・・・」という”驚き”と、「まさかの”お花市場”きたー!!」と歓喜の気分でいました。
お花は好きなのですが、日本で生花にふれ合おうとなると、どうしても花屋さんでの購入か、スーパーの仏壇用のお花か、野菜市場のすみっこに置いてあるイメージしかありません。
そして、大体人の手に渡る花は、何かしら「手入れ」されていることが多いように思うのです。
その「手入れ」に対して、どうして花のほとんどを「贅沢なもの」のように扱うのかが、私の中では不満でした。
「タイではどういうふうに、お花が置かれているんだろう・・・」
画面を見守っていると、前後左右がお花でいっぱいの通路に入っていきます。
「なんか、花の量からして、全然違う・・・!」
日本の花屋さんのように小分けに並んでいるわけではなく、圧倒的な量の花が、通りを鮮やかに彩っていました。
特に、お花の色調は前述したように”鮮やかさ”が印象的で、どの花の色においても”快活さ”を感じました。
ただそのまま、花が置かれていて、感覚的に自分がいつも使うコップとか、いつも座る椅子といった「日用品」に近いイメージです。
そこでは、お花が売られているわけではなく「タイ式花飾り」も一緒に販売されていました。
花飾りは3種類あって、生花で作られていました。
儀式的なものから日常生活でふれ合えるものがあって、特定の人にだけ「花」にふれ合える回数が多いわけではなく、「身近な存在」であるのがよく分かりました。
日本の生花事情を、単に私が、あまり知らないだけなのかもしれないですが、私の住む地域で「花」にふれあいたいと思った時には、どうしても「ドライフラワー」や「プリザーブドフラワー」、または「観賞用にきちんと管理された花」が多いです。
そして、「日常の癒し」というよりは、まだまだ「お祝い事でのプレゼント」としてのイメージが強いのかなと、思います。
花屋さんのディスプレイでも、色合わせや形のいい物を厳選して置いてあるのを見るので、「植物」というよりは「装飾品」として扱われている印象が強いせいなのかもしれません。
花を「日用品」の感覚で手に入れられたり、ふれ合うことのできる環境に、「癒し」を感じました。
KENさんも、参加者のみなさんから現地の方への質問を伝えてくださったり、タイでの生活様式や日本との関わりのお話をしてくださったり、どこへ行ってみたいかなど、細やかなコミュニケーションを取っていただけて、本当に楽しめました。
レポートの仕方も、個人的に参考にしたいと思いました。
この1回での情報量が多過ぎて、自分の中ではまだ整理しきれていない部分がありますが、楽しく学べて、旅行にも行けた気分になれたので、また新たな創作ネタを開拓できそうです。
KENさん、オンライン街歩きの企画・運営をありがとうございました!
日本観光わっしょい!マガジンさん の記事はこちらからご覧いただけます↓
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日曜日は、 ATELIER SUIさん が主催される「オンラインアートセラピー体験会」に参加しました。
HSPカウンセラーでいらっしゃる、入透さんに見守っていただきアドバイスをいただきながら、Zoomカメラを通して、初めてアートセラピーを受けました。
今回のテーマは「自分に色のお薬をあげよう」というものでした。
参加前に、私は「色のお薬」という点について「薬っぽい色を選べなかったらどうしよう・・・」という不安がありました。
一人ひとりが違う感性を持っていて、色に対する好き嫌いや認知も様々であることを、頭では理解できているのですが、一度自分の色彩感覚を否定された経験も相まって、「楽しそう!」と思う気持ちが半分、「どう思われるだろうか・・・」と思う気持ちが半々で、参加したのでした。
体験会自体は少人数で、とても穏やかにゆっくり進めてくださいました。
「何か話せた方がいいのではないだろうか?」という心配も皆無でした。
アートセラピーは、ピクトグラム型の自分の全身を描いて、その描いた全身に対して「自分が痛みや苦しみを感じる部分」に、「痛み」をイメージした色や、表現を書き込む所から始まりました。
私は「首」の部分に、「焦げ茶」で「ガチガチ」していて「あなたは、こうでなければならないのよ!」と訴えかける「痛み」をイメージしていたので、そのイメージ通りに描いてみました。
普通に描く「ギザギザ」を、筆圧を加えギザギザの感覚を狭く表現した「痛み」を描きました。
そうして「痛み」を色と形で表わし、可視化するだけでも、無闇に自分を責めていたことに「悪かったな、申し訳なかったな・・・」と感じたのでした。
その「痛み」に対して、自分の癒しや回復になる「色」を上から塗ってあげました。
ちなみに私は、その「痛み」に対して3色の色を使って癒してあげることにしました。
形としては「お花」をイメージして、真ん中から外側に向かって順に、黄色、緑、青と塗りました。
こんな感じです。
この「色」は、自分に対してどういった「薬」になるのかを言語化したり、色の表現を自由に書き込めたので、自分の「創造したい!」と思う気持ちが、そのままセラピーに生かせることができて、嬉しかったです。
私が心配していた自身の色彩感覚も、誰がどの色を「癒し」とか「好き」と思うのは人それぞれだというのも、セラピーの間、ずっと言い続けてくださっていたので、更に安心できました。
他にも、自分が気になる色や、好きな色、あるいは自分の「色」にまつわる話を聞いていただき、その時の心の変化や、感情の揺れを振り返ることができました。
私自身、色や音や短い単語で、自分の苦しさを「表現する」カウンセリングが好きだし、「癒された」という実感が強いことが、分かりました。
自分が絵を描いたり、文章を書くのも好きなのも、このことに由来するのかもしれないと、気付くことができました。
入透さんも、参加者一人ひとりにゆっくり時間を取って話を聞いてくださって、他に「こんな表現があるよ」ということや、人の「色」に対する認識も随所で教えてくださり、色に関してもっと興味を持てました。
気さくに話かけてくださったのもあって「私、参加できてる!」という実感も持てて、より嬉しく思いました。
入透さん、オンラインアートセラピーの企画・運営を、ありがとうございました!
ATELIER SUIさんの記事はこちらからご覧いただけます↓
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こうして、様々な国の事情を知ることができたり、芸術に触れて癒しを得られることは、「繋がれる平和」があってこそだな・・・と、感じました。
もし「平和」の中に「繋がっていい自由」がなければ、自分が興味を持つ国について、調べたり、関心をもつことを許されなくて、自国のことだけ考えろ!と強制される可能性がありますし、
芸術など、実質的に役に立たないからと言われて「芸術をたしなむ」こと自体を禁止され、実利的に機械的に生きることを強いられる可能性もあります。
その「平和」を、先人の方々が守ってくださったからこそ、こうして「知る機会」や「癒される機会」、その他のイベント等で楽しむことができると思っています。
参加した2つのイベントから、「色」で平和を感じられたことに、感謝しています。
「戦争になると、世界から色がなくなっていく」と聞いたことがあります。
私がこれらのことから想像する「色のない世界」は、
ただ存在するだけで、思考や感性を持つことが許されない場所
だと、想像しています。
そんな世界で生きるのは、私はごめんです。
この土日で、「色」は「生」そのものだと、考えることができました。
趣向や内容が全く違うイベントでしたが、その中から、自分が感じた「共通物」を見つけることができ、新たな思考や価値観を得られて嬉しく感じました。
これを機に「色」についてもっと学んでみたいと思いました。
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トップ画像は 愛芽の不思議ノート様 からお借りしました!
ありがとうございました。
みなさんからの、「スキ」「コメント」「フォロー」「サポート」は、私に新たな知恵を授けてくださいます!
この記事にお時間いただき、ありがとうございました。
それでは、今日はここまでです。
みなさん、素敵なイベント日和を!
クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。