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電気音響変換器と囁きについての試論、メルカディエとボールドウィンの発明とその創出の背景についての一仮説の検討(小此木記)
序論
前略、イヤホンあるいはヘッドフォンについて、考えていたことをここに記してみたいと思います。というのも、現代に生きている人々の、特に若者の多くが、ほぼ毎日の如く身に着けているものというところで、このイヤホンといった音響変換機と称される電子機器があります。街歩いていて、こんなにもそれを装着する人を見ない日は無いといって異論はないでしょう、今やすれ違う人の半数近くが耳に何かしらの電子器具をつけて
今後と昨晩の出来事に就いて。(谷垣記)
文学フリマ東京38を終えて。
文学フリマ出店も無事終えまして、結果六部程届いたという報告を(I)君から受けました。私なぞは、一部すら届かぬやもしれぬと思って居たので、六部と聞いた時には驚きました。六部、詰り六名、小さいアパートなら、全住民が読者のような規模でしょう、夢のような話だと私は思います。
余談ですが、「売れる、売れた」という表現は好みません、出店という事だから、少なくとも其処に、商
【エッセイ】小説の題名(小此木記)
[はじめに]
文藝誌『灯台』の小此木です。本日は、小説の題名あるいは表題というものについて書いてみようと思います。小説作品の題名、そんなたった数文字の言葉だけを見て、その深淵なる諸作品の世界についてほとんど何も語ることが出来ないというのはその通りなのですが、この拙稿は、小説の題名についてだけを語ってみることによって、今現在文学の一次創作を行っている人たち、あるいは読むだけでもう満足も満足だとい
文学フリマ東京38で【文藝誌灯台】を頒布します。 ブース: D-12
どうもこんにちは。文藝誌灯台で御座います。
noteでは主に「灯台」の主要作者による記事を公開して居りますが、今回は、文学フリマ東京38出店に就いて書きます。
文藝誌「灯台」創刊号の頒布
上述の通り、我々は、文学フリマ東京38にて文藝誌「灯台」創刊号を頒布致します。ブースは、 D-12で御座います。
ジャンルは、「純文学」(便宜上)です。私(谷垣)としては、「純」を取り払って、単に「文学