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エッセイあれこれ

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#人生

凡庸”嘘”雑記「小説」

凡庸”嘘”雑記「小説」

これは小説である。

彼の楽しみは、仕事が終わった後に、近くのショッピングモールの駐車場に車を停め、その中で、一人、映画やドラマ、そして、アニメ。(側から見るとかなり情けない風体)

むろん、しっかりと、それなりに、仕事をしているから、その時間から解放された後だから、なんの後ろ指を刺される筋合いではない。だけど、どうしてだか、一般的な日本人、社会人として、ひどく後ろめたい。

会社では、夜遅くまで

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凡庸”年賀”雑記「ギャンブル?!」

凡庸”年賀”雑記「ギャンブル?!」

ギャンブルはやらないのだけどギャンプルはやらない。興味がない。だいたい負け戦なのに、やる意味がない。そう、思っている。だけど、それは裏返し、きっと、のめり込んだら前後不覚になるのは目に見えている。

何かにつけ、意志の弱さが露呈する人生。易きに流れ、快に溺れる。

こんなんなんだから、一発でギャンブルなんてもんに手を出すと、とんでもないことになるのは目に見えている。

SNSは宝くじこの間、ポッド

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凡庸雑記「暇」人生は長い暇つぶしだからとにかく何やっても暇が潰せれば正解

凡庸雑記「暇」人生は長い暇つぶしだからとにかく何やっても暇が潰せれば正解


自堕落な時間放っておいたら、一日中NetflixやAmazonで映画やドラマ、アニメなどを観ながら過ごしてしまう。

正真正銘の動画廃人。それなりに、面白かったり興味深かったり、感動したり、無尽蔵に、世の中の娯楽という娯楽が、目の前に差し出されるのだから、もうまな板の鯉、なすがままになってしまう。

きっかけは現像ではっ、こんなことではいけない!と、自堕落から動き始めるきっかけをと、とりあえず撮

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凡庸”神秘”雑記「十字線」

凡庸”神秘”雑記「十字線」


神秘十字線が

神秘十字線とかいうのがあると神様からご加護があるとか、神秘的な能力を備わっているとか、この間聞いた。YouTubeだけど。

そう言えば、そんな話前にも聞いたことがある。というか、本で読んだことがある。

そんな時、一笑に伏す。ことができなくて、妙に神妙に受け止めてしまう。情けない。だけどなんだか、気になって仕方がない。

世の中、不思議なことが多々あるものだ、常識では判断できな

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凡庸雑記「多面」人は多くの面を見なくてはいけないと思う夜更け

凡庸雑記「多面」人は多くの面を見なくてはいけないと思う夜更け

人の良し悪しははっきりと決めることができない。

接しているとなんとも心地の悪い思いしかしない人間でも、ある面、ある人、ある事柄に関しては、神様仏様になる。

これを踏まえて、世の中は動いている。

今日、妻がようやくパートを辞めた。前々から体の具合が芳しくなく、仕事も年々パソコンというかIT化(古い過去の表現?)が進みついていけなくなったり、少数だけど、人間関係にあくせくしたりして、辞めたいとぼ

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凡庸雑記「迷い」ChatGPT(チャットジーピーティー)は希望か悪夢か

凡庸雑記「迷い」ChatGPT(チャットジーピーティー)は希望か悪夢か

人生は迷い悩むことが多い。悩むために生きているようなものだ。

こうして、今文章もどきを書いているが、これは、自分にとって必要なことなのか、自分自身の価値を高めるものなのか。それとも、全く無意味で無価値のお遊びなのか。

こんな感じで、人生というのは悩みが多い。迷いが続く。

だから、人は絶対的な何か、真理みたいなものを、心理的に望んてしまうのだろう。宗教だとか、思想だとか、絶対的独裁者とか。

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凡庸雑記「考える」

凡庸雑記「考える」

考える時間を持つことは大切だ。
そう、誰彼なしに言っているが、現代、僕に限らず真の意味で考える事が出来る時間と場所を得るのは至難の業だ。

強く気持ちを固めて、前後左右、未来過去を考えると、意識しないと、ありとあらゆるものが、考える場所と時間をかじり尽くす。

今、こうして一人、家族の買い物に付き合わさた車の中で放置されているが、こんな時こそ、明日の雑務や、その後、山のように予定されている仕事、見

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凡庸雑記「映画」

凡庸雑記「映画」

実は、僕は、映画、青少年だった。

中学高校の時から、足繁く映画館に通い、大阪で就職してからも、梅田や難波に一万円を握りしめて、映画館に行っていた。

もちろん、観たい映画が仕事よりも優先されて、時々、サボっては名画座あたりに出没していた。

昔は(いつの間にやら僕が昔話をしてしまうだなんて哀れだ)、味わいのある映画館が、路地の至る所にあり、それぞれが映画を観る雰囲気を醸し出していた。

確かに、

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凡庸雑記「10年」人生の残り時間を考える

凡庸雑記「10年」人生の残り時間を考える

この間、友人と世間話していたら、彼が「俺の友人が58歳で子供を作った」と言い出した。男性だけどよくまあそんな歳で子供を作る勇気を持ったもんだと、驚いた。

どうも、奥さんが「あなたの子供が欲しい」と言ったようだ。

これまた凄いのかなんなのか、愛の力か、何かの力なのか。いやぁこの奥さんもただものじゃぁない。

友人としみじみと話したのだけど、58歳といえば10年後には生きてはいないかもしれないお歳

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凡庸雑記「愛着」変わらず人生を共にするもの

凡庸雑記「愛着」変わらず人生を共にするもの

相手の時計今日打ち合わせをしていた時、相手の時計が気になった。

とても綺麗で洒落たものだったので、話の合間についつい目線が向いてしまった。

この人はきっと、愛着を持って使っているのだろう、そう空想した。この時計を日々使い時間を確認する時に、絵も言われぬ満足感を得ているのだろう。

そう言えば、僕も昔こんな感じで、”愛着”を持った時計があった。

時間を知りたいために時計を見つめる。その時、時間

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凡庸雑記「幸せ」小さく適当なしあわせの見つけ方

凡庸雑記「幸せ」小さく適当なしあわせの見つけ方

意外としあわせ欲を望めばキリがない。適当なところで打ち止めするのが、世のため人のために違いない。

最近、意外にしあわせではないだろうかと、思っている。

こうして、物を書く余裕が心にある。ぼんやりと何か、なんだか、とにかく、言葉が浮かんでくる。悲観的になることなく、多少はあるけど、兎にも角にも腹の中にある言葉のあれこれを、吐き出せるのはうれしい。

続いている日記もどきそう言えば、この数週間、夜

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ほんとにつらないことだけど、今年も手帳で悩みが尽きぬ

ほんとにつらないことだけど、今年も手帳で悩みが尽きぬ

つまらない悩みとてもつまらないことで悩んでいる。人は悩むために生きているのかと思うぐらいに。実につまらないことで悩み希少な時間を浪費している。

その悩んでいることとは、来年の手帳を何にするか?だ。

ほぼ日手帳にするのか、ほぼ日1週間手帳にするのか、能率手帳にするのか、別の何かにするのか。今年こそ手帳なんて買わないぞ、iPhoneとiPad、おまけにMacがあるのに、必要ないじゃないか。

初め

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凡庸雑記「優しさ」

凡庸雑記「優しさ」

優しさと美徳” 優しさ”は日本人の美徳であるとよく言われる。

生来ひねくれている僕はとてもとても優しいなんて言えることができない存在だが、周りを見渡すと、確かに優しい。とても優しい日本人だ。

某乳酸菌飲料の販売員いつも、昼前には某乳酸飲料の販売員が会社を訪れる。

大きな鞄を抱え、入口をすり抜け、働いている社員の側までやって来る。そして、法律で決まっていないはずなのに、買うことが一般人の責務の

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凡庸雑記「趣向」自己と世界の矛盾を浴びて

凡庸雑記「趣向」自己と世界の矛盾を浴びて

人それぞれ趣向というのは人それぞれ。最近とみに思う。

人様が褒め称えているものでも、自分には今ひとつ触手が動かなかったり、胸がすく思いにならなかったり。

反面、さほど評価が高くなかったり、話題すら出ないものが、自分にとっては忘れ得ない喜びの一つだったりする。

世の中はそれほど違うものだし、ままならないものだ。

人に何と言われようとも
だから、人に何と言われようと、公序良俗の範疇にぎり入って

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