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エッセイあれこれ

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凡庸”Nikon”雑記「III」

凡庸”Nikon”雑記「III」


Z6 IIIの思い続きこの間、ちょこっとNikon Z6 IIIの感想もどきを書いた。

いい意味でも、そうでない意味でも、話題になっていて、Nikon党としては、正直嬉しい。と、思っている。

確か、好きの反対は嫌いではなく、無関心だったとかなかったとか、うっすらと記憶に残っているす。

胸を張ってこのカメラ、画期的な成長をした、と、胸を張って言えている人の方が、少ないじゃないかと思える。(も

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凡庸”写真”雑記「真摯」

凡庸”写真”雑記「真摯」

衝撃的な事があった。見たというべきなのだろうか。

好きな写真家の一人に、ハービー山口氏がいる。人懐こい笑顔が印象的な、写真の大家である。

彼の撮る、市井の人々の表情は、心温まる。人として、愛を持って、真摯に向き合うことで、撮れる写真だ。

初めて、何気ない飲食店の、若い女性店員を撮った、彼の写真を見た時、どこかの女優を使ったものなのだろうか。と、戸惑った。

それにしては、あまりにも自然で、演

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凡庸”未来”雑記「のん」やっぱり天才って......

凡庸”未来”雑記「のん」やっぱり天才って......


「未来」オーディブルで、「未来」を聴いた。

湊かなえの小説。名は知っていたが、詳しくは知らなかった。20年後のじぶんからの手紙が届けられる。その、説明文が気になり、聴いてみた。

丁度、村上春樹の騎士団長殺しを聴き終わった直後。これも、あの世とこの世の狭間を描いた、幻想的な物語なのか。そう、不要な期待をしながら。

予想を反し、行けども行けども、出会えども出会えども、見事なまでに、現実的な不幸

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凡庸”嘘”雑記「小説」

凡庸”嘘”雑記「小説」

これは小説である。

彼の楽しみは、仕事が終わった後に、近くのショッピングモールの駐車場に車を停め、その中で、一人、映画やドラマ、そして、アニメ。(側から見るとかなり情けない風体)

むろん、しっかりと、それなりに、仕事をしているから、その時間から解放された後だから、なんの後ろ指を刺される筋合いではない。だけど、どうしてだか、一般的な日本人、社会人として、ひどく後ろめたい。

会社では、夜遅くまで

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凡庸”思案”雑記「健康」

凡庸”思案”雑記「健康」

簡単に書いてみたい。

と思いつつ、どうもうまくまとめることができなくて、ただただ、長く無駄な文章になってしまうので、いけない。

腱鞘炎で、右手首の痛みが尋常じゃなく、当分は写真機を持てないと、持っちゃいけないと、数日、写真を撮っていない。

寂しいのはそうなのだけど、案外、薄情な部分の多い僕だから、日々変わらず生活できている。

少し調子が良くなったら、そして、出張が入って、見知らぬ街に行けた

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凡庸”オーディブル”雑記「騎士団長殺し」感想と感傷

凡庸”オーディブル”雑記「騎士団長殺し」感想と感傷

1ヶ月試聴をしているオーディブル。限られた時間の中、気になる作品を聴けるだけ聴いてやろうと、邪な貧乏根性で、せっせと、聴いている。

車の運転途中、歩いている最中、仕事でディスプレイと睨めっこしている時、そして、一人の夜の布団の中。腱鞘炎で苦しんでいる手に、iPhoneやiPad、Kindleなど持つことなく、両手をだらんと布団に伸ばし、寝転がり、快適に文化的体験が出来るのは、なかなかの至福。

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凡庸”腱鞘炎”雑記「諦め」

凡庸”腱鞘炎”雑記「諦め」

困っている。困った。右手の腱鞘炎がぶり返した。とても痛い。最近、痛みが薄れて、いい感じに治っていたのに。

サポーターも必要せずとも、それなりに手を動かすことができるようになり、これで一安心だと胸を撫で下ろしていたのに。

昨日あたりから、まともに動かせないほどの痛みに苦しんでいる。

全く手首を動かせない頑丈なサポーターを、再び引っ張り出し、再び着ける。振り出しに戻ってしまった。

いったい、ど

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凡庸”オーディブル”雑記「恥」

凡庸”オーディブル”雑記「恥」

オーディオブックサービスのAmazonオーディブルを申し込んだ。

小説やビジネス書などいろんな本を聴くことが出来るAmazonのオーディオブック。

前から一度試してみたかった。読書好きと自分自身を思えるが、こんなことを言うと詐欺罪で逮捕されるほど、最近は紙の本で読んではいない。

紙の本で読んだら、どれほど、集中でき、物語や学術など内容に身を浸せるのは、経験でわかっているが、それを堪能する場所

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凡庸”平凡”雑記「伊勢崎」

凡庸”平凡”雑記「伊勢崎」

群馬県伊勢崎市に行ってきた。

もちろん観光ではなく、いつも泊まっていた前橋で宿が取れなかったから。なんでだろう、いつも泊められたのに、今回はダメだった。

そこで、周辺を探し、比較的近い、伊勢崎市に泊まる。

伊勢崎。少し聞き覚えのある街。楽天トラベルで検索すると、意外とホテルが多い。よく泊まる東横インもある。きっと、ショッピングモールがある、小粋な小都市だろう。少し期待する。

ささやかな期待

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凡庸”iPhone”雑記「バッテリー交換」

凡庸”iPhone”雑記「バッテリー交換」


結局バッテリー交換昨日iPhone12 pro maxのバッテリー交換にApple銀座に行ってきた。

新しいiPhoneも考えたが、結局は、予算の関係で手っ取り早くバッテリー交換で済ますことに。

もちろん、Apple信者としては、最新のiPhoneが喉から手が出るほど欲しい。が、ここで一か八かの散財し、返す目処が立たない借金を抱える、そんな、恐怖を散々味わってきたので、ここは我慢。とりあえず

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凡庸”レンズ”雑記「十人十色」

凡庸”レンズ”雑記「十人十色」


最高の50mmNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sを購入してから、楽しく写真生活を送っている。さすが、ニコンのSLine。精細な描写は特筆もの。踏ん張って、手に入れて良かったと思う。右手首の腱鞘炎の痛み以外は。

今手元にあるレンズは、NIKKOR Z 24-70mm f/4Sのみ。今まで頑張ってくれた、40mmは手放してしまった。

ズームレンズがあると重宝するので、これは手元に残してい

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凡庸”写真機”雑記「満足」どうしてZfは人を満足させるのか?

凡庸”写真機”雑記「満足」どうしてZfは人を満足させるのか?

NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sを手に入れたので、調子にのってまたこのレンズのことを書いてみる。

今思っているのは、近いうちにこのレンズを持って、東京駅から有楽町、そして、銀座までのフォトウォークをすること。

何回か同じルートで撮影をして、勝手知ったる場所。(僕にとっては、地位も名誉も財産も全く似ても似つかない日本の一流地なのだけど、惹かれるし、何よりおもろい)

出来れば、剥き出し

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凡庸”レンズ”雑記「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」引き続き所感

凡庸”レンズ”雑記「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」引き続き所感

買ったばっかりで、気分が高揚しているだけだろうけど、きっとそうのはずだけど、腰痛と腱鞘炎を従えて、Nikon Z6 NIKKOR Z 50mm f/1.8Sを持ち出して写真を撮っている。

街には、儚く終わろうとしている桜が広がり、完璧ではないが、残り少ない美しさが確かに残る。撮るには困らない。

弩級のレンズのおかげで、軽いとは言えなくなったカメラを肩にかけ、街をうろうろ歩きつつ、目に入る桜を片

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凡庸”レンズ”雑記「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」写りの素晴らしさと痛み

凡庸”レンズ”雑記「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」写りの素晴らしさと痛み


名レンズの名を欲しいままにしている

前から欲しかったNIKKOR Z 50mm f/1.8 Sを手にいれた。このレンズで、ひとまずカメラ・レンズ沼から脱出だ。正直、他を買えるほどの財力がないだけの話だけど。

日々の労働の対価で、小金が転がり込み、楽天ポイントがそれなりに貯まり、タイミング良く、手頃な値段の中古が楽天で見つかった。そして、衝動買いをしてしまった。

正直なところ、他に欲しいもの

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