シェア
中山かず葉
2024年10月18日 01:11
紙コップにうつした秋月音も立てず 祈りごと飲み干す恥ずかしげもなく ただ生きろと
2024年8月25日 05:01
名前を付けれぬこともある見知らぬ誰かが言っていた言葉に出来ぬ夜もあると知らん顔してくちばしるねえアタシ「素敵でしょ?」聞く耳持たず 日が昇るねぇアタシ「ごめんなさい」と言葉も無しに 目を伏せる時空を超えた 愛してるこれは決して恋ではないきっと、恋ではない知ってるよ、でもすきなんだ来世に持ち越し「また逢おう」またね、またね。逢えるならまたいつの日か また
2024年8月15日 00:33
自分であるために闘ってきた。闘うことでしか自分を守れなかった。負った傷は目に見えないくせに酷く痛む。闘わず生きられる人を羨むこともあった。この闘いに勝ち負けも引き分けもない。孤独や痛みの代償は確固たる自分自身。失うと同時に得た自由は寂しさと誇りを混ぜた味がする。
2024年7月18日 00:42
私は言葉を主軸とした表現に携わっているけれど、「言葉がなくても想いが伝えられたらいいのに」と思ってしまうこともある。うまく言葉を探しても、意味をなせない。気持ちが涙と溢れ出て、意味をなせない。泣いていいのは私ではない。優しさで悲しみを溶かすよな言葉を使えたらいいのに。
2024年5月20日 22:58
野良猫に浮気して引っ掻かれたふたつの傷は目を凝らしても皮膚の青白さしか映さない思い出だけがじくじくと疼きだす午前二時
2024年3月6日 00:28
「あなたの作品が大好きです」「あなたのことをとても尊敬しています」生き方や作品に影響を受けた方を昨年亡くし、とうとう本人にこの想いを伝えることができなかった。──その後悔こそが、抱いた感動や尊敬の念を"言葉"にしてまっすぐ相手に伝えてしまう最大の理由だとやっと気づけた。
2023年12月6日 22:29
「さて、これから動くぞ」というときに限って思わぬ足止めを喰らってしまうことがある。それは、悲しみだったりやりきれなさだったり、カタチを変えてぐにゃぐにゃと目の前に現れる。否応なしに。それでも私にできるのは、言葉を紡いでいくことだから、もがきながらなんとか綴って生きてくよ。
2023年11月24日 01:37
忘れられない夜、というものがある。それは"忘れられない"とも言えるワケで、思い入れがあればあるほど美しい部分を妥協せずにひとつの作品へと昇華させるのがむつかしくってたまらない。それでも、記憶を外側まで留めておきたいから。("忘れられない夜"がテーマのエッセイ執筆中!)
2023年7月15日 00:07
脳内キャパオーバー×体調不良が重なりすぎたが故に本腰入れて執筆に取り組めない現状に嫌気がさしたり。2年前に自分の中で何かが半壊してしまってから、日を追うごとに影の部分が大きくなっちゃって。中々こちらでは活動出来ておりませんが、生きて、"書いて"います。今日はありのままを綴りたく。
2022年12月11日 00:30
【中山のささめごと】書いてる内に日付をまたぐ現象が最近多い。気付けば「あれ、もう0:00(日曜)!?」となって中々金or土に投稿出来ていない…。自分でプレッシャーかけといてプレッシャーに負けてる。向き不向きって本当にあるのね……。出来たエッセイ、あす日曜に投稿します。
2022年11月9日 01:34
【自由律俳句】大人だって夜泣きする