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中山かず葉
2024年7月18日 00:42
私は言葉を主軸とした表現に携わっているけれど、「言葉がなくても想いが伝えられたらいいのに」と思ってしまうこともある。うまく言葉を探しても、意味をなせない。気持ちが涙と溢れ出て、意味をなせない。泣いていいのは私ではない。優しさで悲しみを溶かすよな言葉を使えたらいいのに。
2024年7月7日 02:02
「7・7」とつづかぬ情景映すのは心眼越しに見た短い歌のショートフィルム圧縮版
2024年6月12日 01:05
学年が上がると仲の良いグループが変わったり、ライフステージが変わると友人との関わり方も少しづつ変わっていくように、対人関係は「限られた期間内」で人生の一部を彩っている。 仮に契約を交わすような関係性(結婚や仕事など)だったとしても、一定の期間が過ぎると気持ちに変化があらわれるため、必ずしも同じ感情・付き合い方がずっと続くということはまずありえないだろう。 だからこそ、対人関係は瞬間瞬間を
2024年5月20日 22:58
野良猫に浮気して引っ掻かれたふたつの傷は目を凝らしても皮膚の青白さしか映さない思い出だけがじくじくと疼きだす午前二時
2024年4月13日 18:40
つんざくような桜流しにいっそ打たれてしまえばよかった花弁に絡みつくきみの香りがいっときの喧騒を足早にぼくのからだをすり抜け指先をかすめることもなく知らない誰かの元へと散り散りに舞い落ちてゆく寒空の下で開いた心だけを置き去りにして細い枝葉は苛烈な雨風に揺らぎ青灰の春を迎えました
2024年3月28日 19:56
満ちゆく月に痩せた背中を重ねて手を伸ばすこの世界から消えてしまったあなたの名前を僕らは今でも地球のどこかで呼びあっている
2024年3月23日 17:04
愛を返せずに離れたのは他でもない自分だが時折思い返しては同じメロディーを指で辿るこじれたロマンスをいつまで続けるのだろう
2024年3月15日 22:45
僕らはいつだって互いの才能に両片想いふたつの唇からこぼれおちる「羨ましい」という音階だけを残したまま言葉になりそこねた吐息ばかりが水平線の向こう側へと溶けていく
2024年3月9日 17:21
人生の割と早い段階で己の身に降り掛かった「孤独」が、「不条理」が、 「劣等感」が、皮肉にも表現することに大変役立っている。
2024年3月6日 00:28
「あなたの作品が大好きです」「あなたのことをとても尊敬しています」生き方や作品に影響を受けた方を昨年亡くし、とうとう本人にこの想いを伝えることができなかった。──その後悔こそが、抱いた感動や尊敬の念を"言葉"にしてまっすぐ相手に伝えてしまう最大の理由だとやっと気づけた。
2023年12月31日 23:11
2023年も中山かず葉の記事を読んでくださり誠にありがとうございました!また来年!愛したものの下書きhttps://note.com/preview/nf570e60cf1c8?prev_access_key=279982935ff813af18abde431af580bc
2023年12月20日 00:06
〖おしらせ〗中山かず葉、やっとXのアカウントを作りました!"マチュア"記事にも書いたと思うんだけど、年内中には絶対作りたくって。ギリギリだけど間に合って良かったー!良かったら(@oneleaf780_3)に遊びにきてくださいませ!あ、フォローも待ってまーす🙆♀️✨
2023年12月6日 22:29
「さて、これから動くぞ」というときに限って思わぬ足止めを喰らってしまうことがある。それは、悲しみだったりやりきれなさだったり、カタチを変えてぐにゃぐにゃと目の前に現れる。否応なしに。それでも私にできるのは、言葉を紡いでいくことだから、もがきながらなんとか綴って生きてくよ。
2023年11月24日 01:37
忘れられない夜、というものがある。それは"忘れられない"とも言えるワケで、思い入れがあればあるほど美しい部分を妥協せずにひとつの作品へと昇華させるのがむつかしくってたまらない。それでも、記憶を外側まで留めておきたいから。("忘れられない夜"がテーマのエッセイ執筆中!)