マガジンのカバー画像

今月が終われば、来月がやってくるらしい

12
今月の事を、忘れないように、文字にして、残しておくのです。そんな文章たち、ございます。
運営しているクリエイター

記事一覧

12月が終われば、1月がやってくる。

12月が終われば、1月がやってくる。

今月が終わると、来月がやってきて、今年が終わると、来年がやってくる。赤子にもわかる理論だ。2021年の次は2022年であり、2022年の次は2023年だ。丑年の次は寅年、その次は卯年。なのに、なぜ、12月の次は13月ではなく、1月なのだろうか。毎年大晦日になると、なぜ明日は13月ではないの?という疑問が押し寄せ、それはやがて不信感に変わり、みんなが年越しだと騒いでいる中、僕はひとり孤独に1月と戦い

もっとみる
11月が終われば、12月がやってくるらしい

11月が終われば、12月がやってくるらしい

年末が近づいてきたけれど、年末が近づいてきた感覚があまりない。年末が向こうから近づいてきているのか、あるいは僕が年末の方へ近づいていっているのかすらもわからない。そもそも、僕は土曜日や日曜日にバイトに入って働いているし、平日が休みだったら朝から缶のビールを飲んでいる。だからそもそも曜日の感覚もあまりない。そして、今年は海へ泳ぎに行くこともなければ、ハロウィンっぽいこともしなかったから、季節もののイ

もっとみる
10月が終われば、11月がやってくるらしい

10月が終われば、11月がやってくるらしい

10月が終われば、11月がやってきた。9月でもなく、12月でもなく、ちゃんと11月がやってきた。西へ向かう新幹線が京都を出た後に新大阪に停車するように、川の水がやがて海へと流れていくように、僕が飲み屋に入ってとりあえずビールを注文するように、11月は「これぞ予定調和だ」と言わんばかりに当たり前のツラをして、規則正しく丁寧にやってきた。そうして11月も半分が終わった。

毎月の終わりに書いている「今

もっとみる
9月が終われば、10月がやってくるらしい

9月が終われば、10月がやってくるらしい

9月が終われば、10月がやってくるらしい。そう聞いていたし、今まで20年と少し生きてきて、9月の後に6月や11月がやってきたことは1度たりともないから、そう信じていた。案の定、9月が終わると10月になり、気温は涼しく、というか肌寒くなり(ハリウッド・ザコシショウの「はだざみぃでございまさぁねぇ~」を思い出す季節だ)、すっかりと秋らしくなって、ぼくは長袖の装いをするようになった。

さて、9月はてん

もっとみる
8月が終われば、9月がやってくるらしい

8月が終われば、9月がやってくるらしい

気がつけば9月。浦島太郎が玉手箱を開けてしまったが故に数十年の時を経てしまったように、僕も知らない間に、どこかで、小さめの玉手箱を開けてしまったのではないかと心配になるほど、時が経つのは早いものだ。印象的な出来事が多ければ多いほど、時間が経つのを早く感じてしまうという感覚は、おおよそ一般論であり、人間誰しもが共感することであるという事象については強く賛同していただきたい。

旅をした。久方ぶりに旅

もっとみる
7月が終われば、8月がやってくるらしい

7月が終われば、8月がやってくるらしい

あまり京都にいなかったといえば少し過言かもしれないけれど、1ヶ月のうちに2度ほど岐阜県へ行った。合計で1週間も岐阜県で過ごした。1週間というと、たった7日であり、大したことがない印象を受けるけれど、1ヶ月の4分の1を岐阜で過ごしたといえば、それは短い時間ではなかったことがわかる。1年で換算すれば、3ヶ月間岐阜で過ごし、人生を80年だと仮定すれば、一生涯のうち20年を岐阜で過ごしたことになる。これは

もっとみる
6月が終われば、7月がやってくるらしい

6月が終われば、7月がやってくるらしい

6月と聞くと何を思い出すだろうか。そう聞かれた時、主に2種類の6月を思い浮かべるであろう。ひとつは、『逆光記』を出版した6月であり、もうひとつは『逆光記』を出版していない6月である。僕はいうまでもなく前者の『逆光記』を出版した6月を過ごした。

須藤蓮と過ごした2ヶ月のことを記した『逆光記』を出版しようという話になったのは先月のことだけれど、文章の執筆からレイアウト、グラフィックで印刷をするために

もっとみる
5月が終われば、6月がやってくるらしい

5月が終われば、6月がやってくるらしい

『逆光』ロスは案の定やってきた。大好きな須藤蓮が京都からいなくなるのと同時に、大きな寂寥感に追われ、気持ちが抜けたような生活を送った。もちろん、バイトは毎日のようにあって、誠光社では簡易的なフリーペーパーを2つほど作り、『逆光記』の制作も行っているし、『逆光』が岐阜の柳ヶ瀬商店街でお祭りをするための準備を京都で進めていたり……、何もしていないわけではないのだけれど、やはり『逆光』と一緒に動いていた

もっとみる
4月が終われば、5月がやってくるらしい

4月が終われば、5月がやってくるらしい

 4月が終わった。4月は数日前に終わった。本来なら4月が終わる日、30日にこの記事を投稿する予定なのだけれど、アルバイトやら、『逆光』やら、自分のnote以外の執筆やら、『逆光記』というzineの製作やらに追われていて、なかなか書けず、遅ればせながらようやく僕の中で4月がおわる。

 2022年に入って、毎月末に今月の振り返りをしている。この記事を書かねば僕の中で今月は終わらない。かと言って来月が

もっとみる
3月が終われば、4月がやってくるらしい

3月が終われば、4月がやってくるらしい

 3月が終わって4月がやってくるということは、大学3年生が終わって大学4年生になるということだ。ぼくは大学院などに進学する予定もないし、留年は絶対にしたくないし、法律に対してそんなにモチベーションを持っているわけでもないので、泣いても笑っても学生を名乗れるのは残すところあと1年である。
 ぼくはきっちり4年間で卒業するためには、あと14単位ほど取らなければならない。3年の後期だけでも、いい加減に授

もっとみる
2月が終われば、3月がやってくるらしい

2月が終われば、3月がやってくるらしい

 2月は他の月に比べて日にちが少なく、今日で最終日なので、2月のことを振り返る。ところで、なんで2月だけ28日しかないのか。他の月は30日あるいは31日ちゃんとあるのに、2月は28日しかない。他の31日の月の日にちを少し削って、2月にも平等に30日くらい分けてあげればいいのに、2月ってなんだか可哀想な月だなぁって思ったりもする。

 相変わらず、毎日毎日映画を観ていた。日数よりも多い本数の映画を観

もっとみる
1月が終われば、2月がやってくるらしい

1月が終われば、2月がやってくるらしい

 2022年の1月が終わりを告げる。おめでたい元旦から始まり、寒い日々が続く1月は過去の記憶となり、寒さと花粉のダブルパンチが辛い2月がやってくる。2月という季節は僕にとって身体的に辛いものなのだけれど、それでもやはり楽しいことが多いはずで、そんな2月の楽しさに酔っ払ってこの1月の記憶を無くさないために、1月について振り返り、文字に残しておきたい。

 44本の映画を観た。今年中の目標にしている、

もっとみる