記事一覧
自作短歌「ちっちゃいドラマ」
ショートコント 僕の人生こんくらいちっちゃいドラマの連続です
休日は映画に読書カフェ巡り キミがほんとに大好きなものは?
産声を上げるエンジェル iPhoneのカメラロールに笑顔が増える
げんきだせ きらいと言われ、落ちた花 きらいもすきも、言われない茎
僕を僕たらしめるものはなんだろう 拝啓、あの日の自分らしさよ
「ワンオクとかは聴かないの?」「聴けます」についての考察【『花束みたいな恋をした』】
映画『花束みたいな恋をした』に、こんなシーンが登場します。
一拍置いていることから、麦の「聴けます」発言は、咄嗟に出たものではなく、考えたのちの発言であったと分かります。
その後、今度はこんなシーンが登場します。
この場面から、麦は”とりあえずの同意”ができる人物だということが分かります。
”とりあえずの同意”ができる麦はなぜ、「ワンオクとかは聴かないの?」に対して「あまり聴きません」「た
マーベルのAI創作の、その先にあるもの【『シークレット・インベージョン』のOPから】
先日、Disney+にて、マーベルの新作ドラマ『シークレット・インベージョン』が配信されました。
ドラマ『シークレット・インベージョン』同作は、アベンジャーズをリクルートしたエージェント ニック・フューリーを主人公とし、彼がスクラル(擬態能力のある地球外生命体です)からの脅威に立ち向かうサスペンスドラマです。
私は何を隠そうマーベルの映画シリーズの大ファンで、それはドラマも例外ではありません。
「ドーナツを穴だけ残して食べるには?」【『ドーナツホール』と『エブエブ』から】
「ドーナツを穴だけ残して食べるには?」という、有名な命題があります。
ハチ『ドーナツホール』ハチの『ドーナツホール』は、大切な人の記憶をなくした主人公が、“あなた”の存在の証拠を追い求め、最後の最後に名前を思い出す、そんなストーリーの楽曲です。
この楽曲では、記憶の中にいる“あなた”を、ドーナツの穴に重ねています。
記憶の中にいる“あなた”の存在を裏付けるものは、“あなたを思い出せない私”し
好きなアーティストがファーストテイクに出た話【J.Fla】
皆さんは、「THE FIRST TAKE」をご存知でしょうか。
ファーストテイクは、ミュージシャンによる一発撮りのパフォーマンスを収録・公開しているYouTubeチャンネルです。
私はこのチャンネルの動画が大好きです。演奏が始まる前に、アーティストがマイクへ向けて語りかける瞬間があります。そこで彼らは、曲に対する思いや、ファーストテイクへの意気込みを話すのです。私はその瞬間が、パフォーマンスと
サカナクション『アイデンティティ』と、21歳の私
私とサカナクションとの出会いは10年前に遡ります。車で聴いていたラジオから『ルーキー』が流れてきた日曜日のことは、今でも鮮明に覚えています。『DocumentaLy』は、今でも聴き返したくなるアルバムのひとつです。
『アイデンティティ』は、アルバム『DocumentaLy』の2曲目に収録されています。
カラオケで『アイデンティティ』を歌っていた時のことです。私は父親から「30代になってから歌い
「スパイダーバース・スーツ」から開発者の愛を感じた話【Marvel's Spider-Man: Miles Morales】
映画『スパイダーマン:スパイダーバース』
先日、アニメ映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を鑑賞しました。2018年公開の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編に当たる同作は、黒いスーツを身にまとって戦うマイルス・モラレス(=スパイダーマン)を主人公とし、彼とスパイダーソサエティ(マイルスとは別次元のスパイディ達)との対立が描かれます。
オスカーに輝いた前作にも引けを取