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16タイプ性格診断の結果がコロコロ変わるので考察してみた【MBTI】

大学3年生の6月、私は友人に勧められ、「16personalities性格診断テスト」を受検しました。

当時の診断結果は“擁護者”だったと記憶しています。わざわざ“当時の”という表現を用いた理由は、私が同テストを複数回受検しており、それぞれで異なる診断結果が出ているためです。

今年の3月に再び受検したところ、“冒険家”の診断が出ました。機会があり、少し前に3度目の受検をしたのですが、診断結果は“建築家”でした。あれれ?

今回のnoteでは、異なる診断結果が出た理由について、私なりに考察していこうと思います。

"自分でも知らない自分"の曖昧さ


一つ目の理由は、“自分でも知らない自分”が曖昧だからであると考えます。

コミュニケーション心理学で使用される考え方の一つに「ジョハリの窓」というものがあります。これは、“自分から見た自分”と“他者から見た自分”を分析し、“解放”“盲点“”秘密“”未知“の4つの窓に分類することで、自分自身への理解を深める、というものです。

ジョハリの窓

私は、“秘密の窓”と“未知の窓”の境界は、非常に曖昧なものだと考えています。よく“自分の知らない自分がいる”といいますよね。その“自分の知らない自分”を、ここでは“自分A”と定義します。その自分Aは、本当に自分の知らない自分なのでしょうか。自分Aが、実際のところ気づいているけれど、見なかったことにしている”自分“である、という可能性はないでしょうか。仮に、この”自分A”が他人に気づかれていない自分であった場合、自分Aは秘密の窓に分類されるのか、未知の窓に分類されるのか、誰にもわからなくなってしまいます。

きっと、受検を重ねるにつれて、私自身の自分Aとの向き合い方に何らかの変化が起き、診断結果が変わっていったのでしょう。

結果を開示する相手がいること


二つ目の理由は、診断結果を開示する相手が異なっていたからであると考えます。

16personailities性格診断は、診断結果を他人に開示する前提で受検することが多いように感じます。自分自身のことを思い返してみても、過去3回の診断全てで結果を他人に開示しており、しかも開示する相手がそれぞれ異なっていました。

結果を開示する相手の存在が受検の前提にある以上、“きっと自分は相手からこう思われているだろう”という考えに、選択肢が誘導されてしまう可能性は否定できないと思います。

当然人によって関係性が異なります。関係性が異なれば、“さらけ出す自分”も異なったものになるでしょう。自分と親しい相手であればあるほど、自然体でいることができますよね。よって、開示する相手が変わったことにより、私の考える“相手が捉える自分”像が異なり、これまた診断結果が変わったのでしょう。

おわりに


門外漢の事柄について語るのはすごく体力を使いますね…。最後に4回目の受検をして終わろうと思います。

………

建築家”でした。ちゃんちゃん。

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