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令和6年/2024年2月の総括と雑感

2月は、今年はうるう年とはいえ29日しかない中に旗日が2日も入ったので、ふだんに増してあっという間に過ぎてしまった気がする。

ロシアがウクライナに侵攻して2年。
我が国では不思議なことにロシアに心情を寄せる人たちが一定数いるように思えるけれど、国連憲章が禁じる武力による現状変更を、国連常任理事国がふつうに犯してしまったことの異常さ、ロシアという国の変わらない残虐さはよくよく認識しておくべきではあるまいか。
我々の多くはテレビで見る出来事でしかないけれど、もしもロシアの野望が成就してしまったら、東側の隣国である日本もまた、次なる侵略の対象になりかねないという当たり前の想像力は持っておくべきはあるまいか。侵略戦争と聞くと、日本が他国に攻めることばかりを想像して、他国が日本に攻め入ることを考えもしないのは実に不思議だと思う。隣国のうち少なくとも4カ国は核保有国なのに。

僕はお酒を飲まないので、自分から進んで夜の街を歩いたりはしないんだけど、今月はお取引先から接待されて、実に久しぶりにいわゆる高級クラブに行った。
ママをはじめ、接客するホステスたちも、サポートする男性店員たちも、それぞれにプロフェッショナルで、お客をご機嫌麗しくする為に何をしなければならないのかを心得ているんだな、と改めて感じた。
そしてまた、僕が出張中の空港や機内で見かけるオッサンたちの奇妙でイタい言動は、地上係員や客室乗務員を夜の街のお姉さんだと勘違いして同じ流儀が昼間も通用すると思い込んだ結果なのかなぁ、ということとが透けて見えもした。
ともあれ、こういうお店に来る人は、普段よほど異性とお話しするチャンスに乏しいのか、課金してでもちやほやされる時間が欲しいのか、分かるようで良く分からない。
同じお金と時間をかけるなら、仲の良い友達と食事に行っていたいというのが、社会人になりたての頃から一貫している僕の感想なのであった。

バレンタインデー。今年もチョコレートを贈ってくれた皆さんありがとう。美味しくいただきました。
義理チョコって言葉が定着して久しいけど、果たすべき義理があるからこその義理チョコなんじゃないかなぁと僕はのべつ思っている。
同僚なり友達なり、ふだん改まってお礼を言ったり贈り物をするような関係ではなくても、何かしら感謝なり好意なりを示す為のきっかけとして義理チョコが存するのであればお互いが嬉しくなるはずで、単に同じ場所に机を並べているからチョコを配らなくちゃいけない、というようなのは本来の意味での義理ではないのではあるまいか。
そんな理屈で頭をこんがらせるのは僕くらいのものだろうか(汗)!


【今月の総括】
(1) 読書
実に61冊読んだ。1月からの通算は121冊。年間目標200冊中、達成率61%
(2) 映画
『唐獅子株式会社』と『探偵物語』の2本を観た。前者は、原作者の小林信彦がむかし週刊文春で連載していた『天才伝説 横山やすし』(のち文庫化)で映画化の経緯を詳述していて、シリーズ化が期待されながら、小林いわくプロデューサの仕切りと脚本の悪さで失敗に終わったとの述懐を読んでいたのだが、肝心の映画自体を今まで観ていなかった。あの時代の破茶滅茶さがよく表れていて楽しめたとは思う。
後者は、赤川次郎原作、薬師丸ひろ子と松田優作の共演による角川映画で、我々の多くが題名から連想する松田優作のドラマとは全くの別物。これまた昭和50年代の邦画の雰囲気が多分に溢れていて、俳優の良さがストーリーを補っている印象を受けた。1月からの通算は4本。年間目標12本中、達成率33%
(3) 食べる
(4) 友達と会う
友達のやっているお店にランチを食べに行った。今年初
(5) 旅をする
今月もあちこち出張に出かけた
(6) 語学の勉強
フランス語は母校のフランス語講座に参加。恩師は現役時代から全く変わっておられず安心する。英語は特に何もせず。イタリア語は、単語集をめくりはしたものの殆ど進捗なし
(7) 息子と過ごす
今月は、何度か早起きして息子と一緒に出勤した
(8) アウトプット
400字コラムと書評を書く。なかなか思うように書けないんだけど、少しずつでも続けることが大事と思っている

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