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生きるということ

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たった18年、されど18年。学んだ事、思った事、考えた事、どの立場にでもなりうる今の私はどう生きて行くのだろう。
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記事一覧

HSPの娘とそうじゃない母の喧嘩

HSPの娘とそうじゃない母の喧嘩

私が少し引っかかるなって思う出来事は、母の中では大抵が「こんなこと」だったり「そんなこと」だったりする。
「そんなこと」気にしてたの?
「こんなこと」でしんどくなってどうするの?
よく言われる。
私からしたら「そんなこと」でも「こんなこと」でもないのに。

今日もそうだ。
私がしんどくなったことを話すと、
「こんなこと」でしんどくなって、社会に出たら「こんなこと」たくさんあるのよ?
共感をしてくれ

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鬱から脱却したであろう私の最近

鬱から脱却したであろう私の最近

最近、楽しいっていうか幸せ。
帰ってこないと思ってた日々がある。
お母さんにうざがられるほどちょっかいをかけたり、ご飯がおいしいって食べたり、今日はいっか!って運動をサボったり、太っちゃうってスイーツを食べたり。
もう、私とは程遠い事になってしまったと思ってた。
だけど、なんとか這い上がれたみたい。

今の私は、完全無敵モードだ。
よくわからないことを言い出したな、と友達に言われるが、私もそう思う

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ネット注文を失敗したhspの私の心情

ネット注文を失敗したhspの私の心情

もうすぐ家を出て一人暮らしを始める春が来る。
そのためにニトリでベッドを買ってもらった。
母に言われ、ニトリの会員登録を済ませた私は、とうとう注文画面へ。
母に聞きながら慎重に進め、確認の画面で母と一つずつ確認を済ませ、完了を押す。
注文履歴からもう一度確認をする。
すると、家族で組み立てるつもりだったのに「配送員組み立て」と書いてある。

やってしまった。
だからこんなにも高くなったのか。

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純粋は損をする

純粋は損をする

私は自分で言えるほど上手くいった人生を歩んでいる意識はあった。
部活では可愛がられる後輩であり、頼れる先輩でもあった。
何度も優勝などで賞状をいただいたりした。
勉強でも県で有数の高校に合格した。
その中でも満点を取ったり、有名大学も夢じゃないと言われるほどには学力があった。
友達も多く、私が話の中心であることも少なくなかった。
恋人も恵まれ、長く付き合えることも多くあったり、告白されることもしば

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心と体は愛するものにだけ見せなさい

心と体は愛するものにだけ見せなさい

「心と体は愛するものにだけ見せなさい。あなたに見せても減るものではないけれど、あなたに見せるほど安いものでもないのよ。」

私は自分の気持ちが見失わないように、私にしか見せない手紙を書いている。
これはその中にある、いつかの私が書いたものだ。

前回の「好きでもない人とキスできることを知った」にもあったように、先輩と付き合うことになってキスをした。
その2日後に先輩に、付き合うのをなしにしたいと伝

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自分より辛い人がいるんだから辛いって言っちゃダメ

自分より辛い人がいるんだから辛いって言っちゃダメ

世の中を見渡せばもちろん自分より不幸に見えて辛い人なんて五万といる。
そんなことはわかりきっている。
自分はどちらかと言えば恵まれてるんだって事実に対して、そっか、じゃあ幸せじゃん、ラッキーって思えるならとてもいいと思う。
だけど、気持ちというものはコントロール出来るものではないから、どれだけ幸せに見える環境であっても辛いものは辛いのだ。
しかしそうなると、人に相談するのを躊躇してしまう。
自分が

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心が死ぬ音がした

人が死ぬ時って命が絶たれる時じゃないと思う。
誰かに忘れ去られた時。
心が死んだ時。
この2つだと思う。
だから、心が死なないように定期的にその時の自分の気持ちを書き記して手紙のように封筒に入れるってことをしてる。今回はその一部を出そうと思う。

7月30日 午前2時

心が死ぬ感覚があった。もう、いい。何でも。
母さんに悪いこと言われたとか、それなのに「理解したい」って言ってくるところとか。いい

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変わりゆく、なりたかったもの

変わりゆく、なりたかったもの

物心がついた時からおそらく小学四年生ほどまで
私は、月に憧れてた。
夜の中に光る月は綺麗で、心がじんわり悲しくもなり、懐かしくもなる。
大人しくて自己主張が出来なくて、太陽の力を借りてでも光りたかった。存在を示したかった。

そして、小学四年生から小学六年生まで
太陽になりたかった。
みんなを明るく照らす。
自然と笑顔になる。
明るい気持ちを運んでくる。
元気で、常に笑顔で、太陽が沈む時が綺麗なよ

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余命80年

余命80年

私は、元気で普通な女子高生だった。
それが、ある日突然体に異変が起きて、苦しくなって病院に運ばれた。
お医者さんがなんだか難しい話をしている。
お母さんが泣いている。
珍しくお父さんも泣きそうになってる。
あぁ、たぶんこれはやばいやつだ。

入院をして数日が経つが、お母さんは相変わらず
「検査入院だよ。どこか悪いところがあるか探すの。大丈夫だよ。」
この一点張りだった。
だけど、その表情や雰囲気か

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「頑張れない」は「頑張れる」より辛い

「頑張れない」は「頑張れる」より辛い

中学生の頃、周りから見た私はキラキラしていた。
勉強も一位ではないけど上の方。
部活も一年生の時からレギュラー入りして団体で優勝。
学年で一番ではないと思うが、結構モテた。
いつも笑顔の私は、後輩からの手紙に尊敬してますって言葉がたくさんあった。
だけど、どれもこれもフラフラ生きてきて良い結果になったわけじゃない。
そこには努力がたくさんあった。
親にも心配されるくらい勉強をしてない。ように見せて

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自己中は思いやりより難しく、繊細である

自己中は思いやりより難しく、繊細である

私は普通科に通う高校生。
パソコンの勉強なんてしていない。
だから彼氏にパソコンを教えることなんて出来ない。
逆を言えば、私の彼氏はITコースでパソコンばかり。
だけど私に数3を教えることはできない。

これらに共通していることは、自分にできないことは人にできないということだ。

日本人には思いやりの心がとてもある。
自分より成績低い人がいても、前より上がったじゃん!すごいよ!って言う。
確かにそ

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夜が終わる中で私は永遠に息をする

夜が終わる中で私は永遠に息をする

朝が来る

虚無感と絶望感と少しの希望

明日の私への託す手紙

苦しくてどうにもならないことなんてたくさんある

そんな中で生きていたいなんて理由はない

そりゃもちろん学校に行けばおはようって言ってくれる友達はいるし一緒に帰る恋人もいるし家に帰るとおかえりって言ってくれる家族もいるから恵まれてる

だけど違うんだ

恵まれてるから幸せなんじゃない

幸せってなんだろって考えてる時点で幸せじゃな

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限りなく人間味のある私として息をしていたかった

限りなく人間味のある私として息をしていたかった

ぐちゃぐちゃなこの感情を忘れないように、失くさないように生ていたかった。
だけどそれは近代社会で生きていくにはあまりに難しいことだった。
幼い頃から教育を受けてきた私たちの頭の中には無意識なものがたくさんある。
それは一種の洗脳だとも言える。
それが悪いわけではない。
だけど、あまりにも意見が一つの方向に決まりすぎている。

例えば、有名人が自殺をしたとする。
少し前とても多かったと思う。
その時

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本当の意味での平等を考えてみた

本当の意味での平等を考えてみた

例えば、誰かが病気を患って余命宣告をされた時。
人はその人を「可哀想」と言う。
だけど、それは病気を患っていない自分の方が長生きできるという無意識な先入観があるからではないだろうか。

こんなことだって世の中では起こっている。
余命があと3ヶ月だと言われた女の子がいるとする。
入院していて、お見舞いに来てくれる男の子がいる。
今の世間の人たちだと、この男の子は3ヶ月後に愛する女の子がいない世界を生

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