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心理学系の記事

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心理学や行動経済学は、介護で学んだ心の在り方から興味が湧いた「もの」です。
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私が「行動経済学」と一番初めに出会った日

私が「行動経済学」と一番初めに出会った日

これまで行動経済学の記事はたくさん書いてきました!記事や本など多くの情報源を元に事例を考えたり、実際あるデータを使って、行動経済学の面白さを記事にしてきました。過去にもしかしたら行動経済学との出会いを書いたかもしれないが、改めて、出会った日のことを振り返ってみる。

この記事で一番伝えたいのは「今の自分を作っているものは、日常にある無数の出会いから生まれる」と言うことです。

2つの出会い私は経済

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偏向や偏見が、「ノンフィクション作品」を読ませたんだ!!

偏向や偏見が、「ノンフィクション作品」を読ませたんだ!!

私は最近ノンフィクション作品をすごく読んでいる。国外から国内の作品まで幅広く読んでいた。

特にその中でも、日本のかつての悲惨な事件は私にとって、読み漁る毎日を送らせるキッカケを与えてくれる。

最近読んだ本を並べると、かの尼崎事件を鋭い洞察力で追い続けた小野一光さんの「家族喰い」や川崎市で起きた中1男児殺人事件を描いた石井光太さんの作品「43回の殺意」など、他にもあげればキリがない(その中でも清

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「7つの習慣」というベストセラー本は素晴らしく、悲しい。

「7つの習慣」というベストセラー本は素晴らしく、悲しい。

とある事情により、「7つの習慣」という本を読むことになった。この本を読むのは二度目である。一度は、大学入学して数ヶ月後に呼んだことを記憶している。

そして、今回新たに読むことになった。1週間前に読み終えたのだが、やっぱり本書は素晴らしいかった。多くの学びが書かれており、自己啓発本が苦手である私にとって、数少ない良書であると思う。

そもそも、なぜ自己啓発本が嫌いかといえば、考え方ばかり押し付けら

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燃え尽き症候群と実体験のズレ

燃え尽き症候群と実体験のズレ

私は、昨年(2020年)8月中旬に燃え尽き症候群になった。ALSの母を看護する毎日を行い、献身的に取り組んだが、それは次第に自らの精神と肉体を貪る結果になったようだ。

今年(2021年)に入って、その時のことをふと考えた。なぜ私はそうなったのか?そして、今なぜ立ち直れたのか?

そのようなことを考えているうちに、「私の知っていた燃え尽き症候群」と「私が経験した燃え尽き症候群」では、どこか違うのか

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ガチガチの専門書を読んで、自己啓発された話

ガチガチの専門書を読んで、自己啓発された話

先日、ある専門書を読んだ。「Trustikg Nudges -データで見る行動経済学」を読んだ。バーバード大学教授でナッジの提唱者キャス・サンスティーン氏と、コペンハーゲン・ビジネススクール教授のルチア・ライシュ氏の共著。それを大阪大学教授の大竹文雄さんが監修した一冊です。

本書は完全に専門書になると思う。Amazonのレビューでは、そこまで高い評価をされていない。本書がそもそも難しい専門書であ

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本当に良いナッジとは?#67

本当に良いナッジとは?#67

もはや聞いたことのないという人はいないのではないのかと思うほどに、そしてあまりにも聞き飽きたよと言わんばかりの単語「コロナ」

そのような状況下では、私たちにあまりにも大きな変化をもたらしました。それは良い意味でも悪い意味でも。

ただ、そのような状況下で成長した企業であるウーバーイーツは、良い意味での変化だと思います。

※ウーバーイーツについては、こちらの記事が面白いです!

今回は、ウーバー

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言葉を知っている"だけ"にならない5つの要点#56

言葉を知っている"だけ"にならない5つの要点#56

ダニング=クルーガー効果を知っていますか?

ダニングクルーガー効果とは、「有能な人には自身の能力に疑いを持つ傾向がある一方で、無能な人には自分は優れていると過信して悦に入る傾向がある」というもの。

この言葉を知っている人もいれば、初めて聞いた人もいると思います。

しかし、はっきりというと、この言葉を知っていることについて、だから何?となります。

私は、言葉を知ることはとても大切なことだと思

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「じゃあ、」は禁句#55

「じゃあ、」は禁句#55

心理学と行動経済学の記事 第55回

久しずりの投稿になりましたね笑笑

現在、11月15日に試験を受けるため、現在そちらの勉強に時間を割いています。おそらく、それまでは、noteで投稿することが少ないかもしれません。それでも、週一回はかかさずしたいと思います!

「じゃあの話」

さて、今回は心理の話をします。と言っても、難しいことではなく、日常的な話ですが……。

私の友人と会話しているときに

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凝り固まったら、別人になろう#54

凝り固まったら、別人になろう#54

心理学と行動経済学の記事 第54回

3分もあれば、ぱっと読み切れます!

まずは、こちらをご一読お願いします。

私は、A株式会社のCMO(最高マーケティング責任者)であり、マーケティングに関しては誰にも負けない。今回、ある商品開発事業に参加している。しかし、困難が立ちはだかっており、なかなか思うようにいかない。今回の商品は、我が社として力を入れている部分であるがゆえに譲れない。さて、どうしたも

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初対面で聞き役に徹する人ほど、悩みは大きい#53

初対面で聞き役に徹する人ほど、悩みは大きい#53

今日は私の経験と少しの考察を踏まえた心理学の記事になります。 第53回

こんにちは!ときえもんと言います!普段は大学生ですが、その傍ら、かなり人生に大きな影響を与えるような時間を過ごしています。

今回は、私の少しの疑問と考察を踏まえた記事として書きます。

突然ですが、皆さんは人の話を聞くことは好きですか?それとも人に話すことが好きですか?

上の図の1〜4どこかに入ると思います。

1→話す

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感情がなくなったあなたは、理性で選択を実現できる?#52

感情がなくなったあなたは、理性で選択を実現できる?#52

心理学と行動経済学の記事 第52回

もし、感情がなくなったら、あなたは感情に左右されることなく、合理的に選択できる?

これはまさに、重要な問いになる。

こんな場面を想像してほしい。

AとBの2つのキウイがあった(キウイは私の大好物だ)。どちらも違いはあまりない、形や大きさ、味には少しの違いがあるかもしれないが、基本は同じキウイである。
一口食べたあと、どちらかしか選択できないが、どちらか一

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男性コミュニケーションの記事が面白い#51

男性コミュニケーションの記事が面白い#51

心理学と行動経済学の記事 第51回

お久しぶりですね!少し私自身の休暇をとっており、記事の更新が滞ってしまっていましたが、9月からは発信を続けていこうと思います!

さて、今回は、朝から面白い記事を発見しました!それがこちらの記事です!

この記事の議題は、「男性がコミュニケーションを取る時に、どのような手法で、親密度を深めるのか?」また、「男性同士のコミュニケーションでは、どのような話題が好ま

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ナッジと仕掛学の決定的な違い#50

ナッジと仕掛学の決定的な違い#50

心理学と行動経済学の記事 第50回

今回で、なんと50回目を迎えました!これまで、書いてきた内容は、心理学と行動経済学についての知見が深められるものになっています!

特に、私は行動経済学のナッジ、そして仕掛学にれ興味があり、日々人とのコミュニケーションから使える場面はないかと考えている所存です。

それを受けて、今回は、そもそもナッジと仕掛学には違いがあるのか、そして、その決定的な違いとは何か

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朝の習慣形成ポイント3選!#49

朝の習慣形成ポイント3選!#49

心理学と行動経済学の記事 第49回

「よし!明日の朝から○○をしよう!」

このように決めてから、何度となく、してこなかった経験はほとんどの人があるではないのでしょうか?

私自身、中高で部活をしていたときに、明日からは朝練行くぞ!と言って行かなかったことがほとんどであることを思い出します。

もし、このまま今の「やらない習慣」を続けていまうのなら、この記事を見てからでも遅くないかと思います!

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