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「じゃあ、」は禁句#55

心理学と行動経済学の記事 第55回



久しずりの投稿になりましたね笑笑

現在、11月15日に試験を受けるため、現在そちらの勉強に時間を割いています。おそらく、それまでは、noteで投稿することが少ないかもしれません。それでも、週一回はかかさずしたいと思います!



「じゃあの話」


さて、今回は心理の話をします。と言っても、難しいことではなく、日常的な話ですが……。


私の友人と会話しているときに、私自身このような言葉遣いをしていたことがありました。それがタイトルにもある「じゃあ」です。使い方として、こんな感じです。

例:「みんな揃った?じゃあ、出かけよう」

皆さん一度は使ったことあるかもしれません。しかも、この言葉は無意識で使ってしまう場面が多いです。


調べてみると、「じゃあ」についてはこのような意味が出てきました。

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出典→https://dictionary.goo.ne.jp/word/じゃ/#jn-101354

2つの意味の中での違いは、前の事柄に関係あるかないかという部分です。②の方の意味では、話を変える場面で使うものだと思います。


私が今回、問題提起をするのは、①の方です。

①の意味である、「前の事柄を受けて、後の事柄が起こることを示す。」は、一見なんの問題もないように書いています。

皆さんに問いたいのは、この言葉を使われる時にどう思うか?また、どのような場面で使いそうか?ということです。

・「遊園地に行きたい!」「じゃあ、遊園地に行こうか」
・「気をつけなさいって言ってたでしょ!」「じゃあ、気をつけます」

あくまで一例ですので、他にもあります。

重要なのは、「じゃあ」を使った人の意思です。どちらの文章にも、意志の反映が全くないところが見て取れます。1つ目の方では、なんでもいいやという感覚で、人の意見を参考にしたタイプ。2つ目の方は、納得してないが、仕方なくという感じがします。

「じゃあ」を使うことは、「私からは決めずにあなたの言いたいことに任せますよ」であったり、「私はこう思いますが、あなたに従いますよ」という感情が含まれているように思います。

これは、もしかすると「責任の所在を持たない」という意思が含まれていてもおかしくないかもしれません。

もし、「じゃあ」を使って従った後に、嫌なことが起きれば、「あなたが言った通りにしたらこうなったわ」などどなってしまうかもしれません(これはかなり論理が偏っているかもしれませんが……)


それと同時に、この言葉を「じゃあ」と聞いた人は、直感的に良いと感じるのでしょうか?

これは人によっては別れるかもしれません。少なくとも私はなんだか違和感を持ちますが……


どちらにせよ、コミュニケーションにおいて、「じゃあ」を使うことはあまり良いことではないように思います。


何気ない会話の中にも、学べることはあるかもしれません。



本当に怖いのは?


「じゃあ」を使っている人がみんなダメだということではなく、自分がじゃあを使うと、人に不快な感情を与えてしまうかもしれないから、極力使わないでおこうと思うことが大事です。


自分が思っていることがみんなに当てはまるということが、コミュニケーションにおいて一番の弊害ですから。



ここでサポートいただいたものは、全て私の母の病気への還元に使わせてただいています。