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自己愛と自己肯定と自己管理
今日、歯がちょっと痛いなと思って鏡を見た。黒い点がある。多分、虫歯ができた。思い返せばもう2年半も歯医者に行っていない。あぁ、痛みが少ないだけで重症かもしれない。どうしよう。大人なのに情けない。自己管理もできないの?一気に自己嫌悪感に襲われた。私は自己管理が下手だ。身体、メンタル、人間関係、スケジュール。管理できない事柄は多岐に渡る。メイクしたまま寝るし、イライラした時隠せないし、素直じゃないし、
もっとみる「幼稚園の連絡帳っぽい日記」を書くと、メンタルがおちつく
最近、0歳の息子を育てる友人と時々遊びに出る(このご時世なので密にならない場所を選んでだが…)。彼女とは大学時代に知り合ったので、もう出会って7年とかそれくらい経つ。
息子くんをひとたび抱けばギャン泣きされる私。育児に関わることは毛ほども手伝えず、母となった彼女の赤子あやしスキルに感心するばかりだ。
特に私が感銘を受けたのは、随所に登場する「褒めワード」である。
水を飲めば「お水飲めたね〜�
コロナうつ、ヤギさん、生きてるだけで褒められたい。
こんな時だけど、友人たちと一緒に動物園に行った。
雨の日だし、すれ違う人もまばらな、密とは無縁の空間だった。
動物を見るのは本当にひさしぶりで、そのフォルムとか、匂いとか、ひとつひとつの動作に癒された。餌を食べて、かゆいところを掻いている姿だけで「かわいい」を連呼してしまう。
いいな、と思った。動物は「ただ生きる」だけで価値を創出している。
私もただ生きているだけで褒められたい。餌食べて、ぼ
欲望の翼: 脚のない鳥に恋をした
ウォン・カーウァイの欲望の翼が好きだ。
初めて観た2018年の秋から、幸運な事に年に1回は劇場で観る機会に恵まれている。
最初見た時、何が好きか言葉にできぬまま何かすごいものを見たという強い感覚に襲われて、上京してきて初めて映画のパンフレットを買った。
2度目観た時、既にレスリー・チャンのファンになっていた私は、ヨディの人生に彼自身を重ねて焦がれる胸をくしゃくしゃにした。
先々週は、3度目
香港と私: 2019年7月7日のデモに遭遇した私のそれから
2019年7月5日から7月8日の4日間、私は香港にいた。今にして思えば、逃亡犯条例への抗議が激化し、7月2日にデモ隊の立法会突入が発生した直後のとんでもない時期である。
何故そんな時期に!?と聞かれても何も詳しいことを知らなかったからとしか言いようがない。
捕まると中国に送られちゃう法律が制定されそうで、反対のデモが起きている。私の知っていたことはそれくらいだ。
7月1日が返還記念日で、香港