自己愛と自己肯定と自己管理

今日、歯がちょっと痛いなと思って鏡を見た。黒い点がある。多分、虫歯ができた。思い返せばもう2年半も歯医者に行っていない。あぁ、痛みが少ないだけで重症かもしれない。どうしよう。大人なのに情けない。自己管理もできないの?一気に自己嫌悪感に襲われた。私は自己管理が下手だ。身体、メンタル、人間関係、スケジュール。管理できない事柄は多岐に渡る。メイクしたまま寝るし、イライラした時隠せないし、素直じゃないし、筋トレは続けられないし、早寝早起きできないし、人の嫌がること平気でやるし。あぁ、こうしてどんどん自分を嫌いになる。こんなふうに過度に一般化して大袈裟に落ち込むのも、私の悪い癖だ。

どうして私はいつもダメで、自己管理ができないんだろう。『自己管理 できない人 特徴』検索。すぐ調べる。また悪い癖。『自己愛と自己肯定感の低さが原因です』『自分を大切にしていないから』そうだね、そうかも。そうだよ。悲しくなって涙が出た。でも悲しくなっている場合ではない。私も私を愛したい。

自分のこと「嫌い!」と思ったことは無い。むしろ歪んだ「好き」を抱えている。それは「自分を好きにならなきゃ」という強迫観念が生み出す「自分大好き」なフリだ。だけど私の行動は真逆で、自分を大切にしていたら絶対にできないことばかり実行する。本当に自分を愛せているなら、「こう言ったらどう思われるかなぁ」なんてクヨクヨ考えないだろう。絶対に相手が嫌がると分かっていることを、人に言ったりやったりしないだろう(その結果自分が嫌われることになるのだから)。何かに熱中した時に「何やっても続かないよ。また飽きるんだよ、どうせ」なんて思わないだろう。勉強してる自分に「勉強していい気になって。何もできない癖に」なんて思わないだろう。

鏡に向かって「愛してるよ」と言ってみた。うれしいような、悲しいような感じがする。本当は自分の容姿が嫌い。体型が嫌い。醜いと思うこともある。背筋を伸ばせない自分が嫌い。何よりもきれいになる為に努力できない自分が嫌い。
頑張れない自分が嫌い。何をやっても続かないところがきらい。色々なことに手を出すくせに、どれも中途半端なところが嫌い。すぐに飽きるところがきらい。最後までやり抜けない自分が情けない。

自分が嫌いだから、大切じゃないから自己管理できない。それとも自己管理できないから自分を好きになれない?自己管理できている周りの人を見てみる。自分のこと嫌いか好きかなんて、矮小な悩みで時間を無駄にしないのだろうな。どちらが先かなんてどうでもいい、私もあの人たちみたいになりたい。そういえば松岡修造が言っていた。無理にでも笑顔になれば脳が騙されて、幸せになるって。できるできるって言えば、本当にできる気持ちになるって。

今、noteを書きながら、とりあえず背筋を伸ばした。歯をばっちり磨いた。今日はゆっくり湯船に浸かろう。ぴかぴかになって眠ろう。寝る前に少し勉強もしよう。そうだ、クヨクヨする時間がもったいない。目の前のことに集中するんだ。考えたってどうにもならない。原因なんかどうでもいい。自分を好きどうか考える暇もないくらい、生きることに集中したい。

明日は、歯医者さんを予約しよう。9月は筋トレ再開して、ピッとして歩ける女になるぞ。ひとつひとつ、自分との約束をかなえたい。このnoteにももっと、楽しいことが書けたらいいな。

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