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楽園ならざる場所だからこそ
学校は楽園であってはならない。
あえて……あえての表現で、乱暴な言い回しを許していただけるならば……
学校という場所は、子どものための遊園地であってはならない。
というのが私の持論です。
この場合、遊園地という表現は、楽しい場所、楽しませるサービスのある場所。
という意味になります。
では何をするかと言えば、辛いこと、苦しいことを学び取る場であると私は認識します。
いわゆる、子どものわがままが抑
『変態』とはなんぞや
かれこれ20年あまりも、学校訪問の活動を続けていたりすると、訪問先で出会う子どもさんからも、それはそれは様々な言葉を投げかけられることがあるものです。
電動車いすに乗った姿で子どもさんの前に出れば、『動けないなんてかわいそう』
『歩けないなんて大変そう』『自分だったら耐えられない』
…そんな…悲観的というか同情的な反応が返ってくることもしばしばです。
ですが私は、それを窘めたり、感情に任せて怒った
講話活動20年目にして思う
自分が要らなくなる社会
講演講話に招かれます話し手などと言うものは、その場では…
『よく来てくださいました』『ありがとうございます』
という風には、一応、どなた様からも感謝をいただいたりはしますけれど…
なかなか、お話をしたその後の、その成果というものが、どうしても見えてこないお仕事であります。
『これまでに自分のしてきた講話が、一体どれだけ人様のお役に立ったものであろうか』
とは、私もしばしば