マガジンのカバー画像

モンゴルトレーナーの頭の中

19
モンゴルで活動してきて5年が経過。そこで感じてきた現実や思い、今後に関する思惑などを書いた記事をまとめています。自分のための備忘録として綴っていますが、あなたにも思いがけないヒン…
運営しているクリエイター

記事一覧

トレーナーとして海外で働くために大事な5つのこと

トレーナーとして海外で働くために大事な5つのこと

ChatGPTにこんな質問をしてみました。

そして、返ってきたものがこちら。

僕はモンゴルのスポーツ現場で活動を始めてから7年が経ちますが、この内容にはとても共感できます。なので、以上のことをしっかりと踏まえて、みなさんも頑張ってください!

って終わったら、わざわざ記事にする意味ないですよね。わかります。

そこで、今回はChatGPTに書いてもらったものをもとに、AIには書くことのできない

もっとみる
僕がモンゴルにいる理由 〜TVで伝えられなかった真実〜

僕がモンゴルにいる理由 〜TVで伝えられなかった真実〜

※有料設定になっていますが、最後まで無料で読めます。

読売テレビ「グッと!地球便」にて、僕のモンゴルでの活動や経緯・展望などをご紹介させていただきました。

2023年1月29日(日)に関西地方でのみ放送されました。他のテレビ局では放送回に時差が生じているようで、ほとんどの方は見ることができなかったと思います。まだご覧になっていない方は、こちらのリンクから見てみてください。

番組を作成するにあ

もっとみる
そうだモンゴルテーピング協会を創ろう

そうだモンゴルテーピング協会を創ろう

ビザを取るために京王井の頭線・神泉駅を降りて、渋谷区・松濤にある駐日モンゴル国大使館へ歩いていました。その時、ふと思いつきました。「そうだモンゴルテーピング協会を創ろう」と。

すると、次から次へとアイディアが湧き出てきて、ドーパミンがドバドバ溢れてきました。その勢いでまずはnoteに書き出してみることにしました。

※この記事では柔道整復師を【柔整】、理学療法士を【PT】と表記します。

最初に

もっとみる
【何気ない言葉遣い】「頑張る」とは?

【何気ない言葉遣い】「頑張る」とは?

「今日も頑張ってね」
「よく頑張ったね」

みなさん普段から何気なく口にしていることと思います。
では「頑張る」の意味を把握している方はどれくらいいるのでしょうか?

例えば、大きな・重要な・困難な仕事(挑戦)に立ち向かう際「頑張れ」というのであれば、理解できます。

ところが、特段何でもない時に何気なく「頑張ってね」と言うのはいかがなものでしょうか。それって「そんなに大変なことなの?」「我慢して

もっとみる
【帰る気満々だったのに…】モンゴル7年目に突入した経緯とこれから

【帰る気満々だったのに…】モンゴル7年目に突入した経緯とこれから

この記事を書いている2022年8月28日、ついにモンゴル滞在も7年目に突入。実は、この6月末にモンゴルから身を引く予定でした。しかしながら、とある出来事によりこの国で引き続き活動することを決断。

そのことについて書き記すとともに「これからどうしていきたいのか」をここに残しておこうと思います。したがって、この記事は僕が頭の整理をするついでに誰かの役にも立てばラッキーかなという気持ちで投稿します。

もっとみる
【ニッチの魅力】マイナーな国で活動する3大メリット

【ニッチの魅力】マイナーな国で活動する3大メリット

海外で仕事(生活)をするということに憧れを持っている方は少なくないと思います。
その中で人気がある地域といえば、王道であるアメリカやヨーロッパ、または発展の著しい東南アジアなどでしょうか。
僕もそのような国々を非常に魅力的に感じ、可能ならぜひ行ってみたいところです。そう思いつつも、僕が活動の拠点においているのはモンゴル🇲🇳。相撲やスーホの白い馬などで耳にしたことはあるかもしれませんが、お世辞に

もっとみる
【左官の垣根】モンゴルの発展に向けて僕が考える課題

【左官の垣根】モンゴルの発展に向けて僕が考える課題

「餅は餅屋」ということわざがあるように、多少お金がかかったとしても仕事はその道の専門家に任せた方がいいことを痛感します。

モンゴルで働いてきて実際に感じてきたことを書き綴っていきます。

この国の現状僕の住んでいるモンゴルはいわゆる「先進国」

ではありません。

この国にあまり馴染みがなくとも、それくらいはみなさんのイメージにあることでしょう。

平均月収が3~4万円くらいと言われており、とて

もっとみる
平凡な僕が発信活動をする3つの理由

平凡な僕が発信活動をする3つの理由

モンゴルで6年も生活しています。
なのでタイトルでは平凡と書きつつも、日本の世間一般的な方々からしたら普通ではないでしょう。

しかしながら、現在の活動のメインとなっているトレーナーおよび施術家(柔道整復師)としての僕の知識や技術は、おそらく日本で活動したとしたら別に特出することはないレベルだと思います。

ましてや”海外在住日本人トレーナー”という括りでは、アメリカやヨーロッパなどの名だたるトッ

もっとみる
代表チームのオファーを断り、大学チームを選んだ3つの理由

代表チームのオファーを断り、大学チームを選んだ3つの理由

自分の経歴は過去に何度も書いてきていますが、この記事が初めましての方もいらっしゃるかもしれないので…

モンゴルでサッカー代表3年、柔道代表2年、その他にもバレー・レスリング・フェンシングなどの現場でトレーナーとして活動してきています。

今までは東京オリンピックを一つの区切りとして、トップレベルの選手のサポートをすることや海外遠征などで得られる経験を踏まえ、代表レベルで活動することを重視してきま

もっとみる
優秀な人材は海外へ【国が発展しない理由の一つ】

優秀な人材は海外へ【国が発展しない理由の一つ】

海外思考旺盛なモンゴルモンゴルって
どんなイメージがありますか?

この質問をするとだいたい
”遊牧民”や”草原”といった答えが返ってきます。

たしかに今でも広大な草原で
生活する遊牧民はいらっしゃいます。

その一方で、都心部はビルや
高層マンションの建設が盛んに行われ
その風景を見ると驚かれることが多いです。

ロシアと中国に挟まれたこの国の方々は
留学する人が多かったり、
語学の習得スピー

もっとみる
自分の成功より教え子の成長

自分の成功より教え子の成長

はじめに2016年にモンゴルで日本の柔道整復を学ぶ学科が設立され、2021年にこの国の国家資格として認められました。

僕の所属するモンゴル国立医療科学大学モンゴル伝統セラピスト学科では主に理論や教科書的なことしか教えられてなく、また内容はモンゴル伝統医療と日本の柔道整復学(骨折・脱臼)に限定。
実際の臨床であったり、現場で需要の高い軟部組織損傷に関する部分はほとんどまかなえていません。いや、正確

もっとみる
モンゴルで過ごした2021年

モンゴルで過ごした2021年

2021年、みなさんはどんな1年だったでしょうか。

Covid-19が世間の目に触れるようになって、早2年が経とうとしています。
未知のウイルスで世界中がパンデミック、インフォデミックに陥り、そんな中でも一度延期された東京オリンピックが開催。このまま落ち着くのかと思いきや新たな変異株やらなんやらでわちゃわちゃ。

僕自身も様々なイベントが発生して、モンゴル生活5年の今までにない怒涛の1年でした。

もっとみる
路頭に迷ったときに”効く”歌

路頭に迷ったときに”効く”歌

誰しも好きな歌、元気が出る歌があるのではないでしょうか?僕はあります。

それは”路上に咲く花”

大人気Youtuberであるジョーブログのアメリカ横断旅のテーマソングであり、一時期はエンディング曲にもなっておりました。世界各地を旅して回っていたジョーさんの動画はどれも心が騒ぎ立てられるものです。

僕自身もモンゴルという国で生活をしていて、様々な想いに馳せることがあります。もちろん、悩んだりネ

もっとみる
人生を変えてくれた1冊

人生を変えてくれた1冊

年間200冊くらいの本を読んできていますが、1冊だけオススメするとしたら「運転者」

自己啓発系の書籍は胡散臭かったり、嫌厭されがちなイメージがあります。そう思っている方がこの本を読むと、そんなイメージがガラッと変わるのではないでしょうか?

自己啓発の分類に入れていいのかわかりませんが、喜多川奏さんの作品は、それぞれストーリー仕立てで人生の教訓を与えてくれるものが多いです。似たようなもので言うと

もっとみる