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#デザイン

「良いデザイン」について考え続けていたら全てがつながって途方に暮れたけど、越境して少し強くなれた、わたしの話。

「良いデザイン」について考え続けていたら全てがつながって途方に暮れたけど、越境して少し強くなれた、わたしの話。

この記事は、Designship2019 で行ったセッション『良いデザインってなんだろう? 変わるもの、変わらないもの』を元に構成したものです。

イントロダクションこんにちは。筒井美希と申します。わたしは今、恵比寿にあるコンセントというデザイン会社で仕事をしています。

これまでの仕事としては、雑誌や書籍などの出版物や、大学案内・企業広報誌・カタログなどの広報物のデザイン。ウェブやアプリなどのデ

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【誰も教えてくれない!】デザインの輝きを生む“フィニッシュワーク”

【誰も教えてくれない!】デザインの輝きを生む“フィニッシュワーク”

こんにちは。
伸びしろたっぷり成長期真っ最中のデザイナー、斉藤 ナミ(パン子)です。

前回、バナー制作とそのフィードバックの過程を記事にまとめたところ、大変多くの方に読んでいただくことができました。

前回の記事はこちら
https://maeda-design-room.net/n/n82d5453a92c9

さて、またもバナー制作の企画が立ち上がり、図々しくも再び手をあげてしまったわたし。

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【翻訳してみた】Google Design - モーションデザインは難しくない

【翻訳してみた】Google Design - モーションデザインは難しくない

前置き
去年の暮れ頃、最初に翻訳をしようと思ったキッカケがこの記事でした。海外ではモーションデザインに関する記事がMediumに存在し、日本語記事が存在しないことにストレスを感じていました。著者のJonasさんに連絡を取り、翻訳の許可をいただいたことからこのnoteの翻訳を始めました。

引用元 : Medium - Google Design - Motion Design Doesn't Ha

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カッコイイという機能

カッコイイという機能

僕の職業は空間デザイナーで、デザインをして図面を引いて施工の手配をしてお店を形にするのがお仕事です。商業空間に特化してキャリアを積んできて、中でも飲食店や食物販店を得意としています。

でも、この仕事を長年していると疑問を持つこともあるのです。

こだわった空間を作れば作るほど、それにはお金が必要になる。出店時の初期投資は何年もかけて減価償却していくわけで、要するに飲食店ならお客さんが食事をする料

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ナガオカケンメイさん×安藤剛さん D&DEPARTMENTのこれまでとこれから#noteクリエイターファイル

ナガオカケンメイさん×安藤剛さん D&DEPARTMENTのこれまでとこれから#noteクリエイターファイル

noteで活躍するクリエイターを紹介する#noteクリエイターファイル。今回は特別に、D&DEPARTMENTディレクター・デザイン活動家のナガオカケンメイさんに、THE GUILD 共同創業者の安藤剛さんが話を聞きました。

その土地と暮らしのなかでずっと長く愛される「ロングライフデザイン」をテーマに活動されているナガオカケンメイさん。実店舗「D&DEPARTMENT」の運営や、47都道府県の個

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「良いフィードバック」をするために覚えておいてほしいこと。

「良いフィードバック」をするために覚えておいてほしいこと。

「フィードバックって難しい」配慮のないフィードバックをもらって傷ついたり、混乱したり..,。
逆にフィードバックの伝え方を失敗したり、言いたいことが言えなかったり...
そんな経験のある人は多いのではないでしょうか?(特にデザインレビューのような定性的なフィードバックであればなおさら)

「良いフィードバックとはなにか?」を今一度考えるために、絶対に一度見てほしい動画があります。(約3分)

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デザインの余白

デザインの余白

Tシャツと肌の間をさらりと風が通り抜けていった初夏の夜。時刻は22時。甲州街道を走るトラックが吐き出す排気ガスの匂いと、途切れることなく闇に流れ溶けていくヘッドライトとテールランプの光。そしてそれらに照らされカラフルに染まる、今よりも少しだけ若い、自転車を漕ぐ妻の姿。

まだ20代半ばの妻(当時はまだ僕の彼女だった)との同棲時代、一人暮らしのふーちゃんが熱で寝込んでいて困っていた夜のこと。

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デザイナーがAmazonプライムデーに買うと幸せになれるかもしれないモノや本たち

デザイナーがAmazonプライムデーに買うと幸せになれるかもしれないモノや本たち

Amazonプライムデーが絶賛開催中ですね。今年(2019年)のプライムデーは7/16(火)23:59までです。

さらっと見ていて「おー、こんなものまで!」といようなものがあったので、せっかくなので個人的にデザイナー(主にWeb/アプリより)にオススメしたいプライムセール中のモノや本を集めてみました。

すべて僕が過去実際に買って自信を持ってオススメできるものばかりです。

※タイムセール品など

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1ヶ月間毎日デザインをTwitterにあげてみたらいい事しかなかった話

1ヶ月間毎日デザインをTwitterにあげてみたらいい事しかなかった話

どうもご無沙汰しております。せんざきです。
実はこの1ヶ月間、「毎日なにかしらのクリエイティブを制作し、Twitter上にアップする」ということをしてみていました。

▼半月くらい過ぎた時のまとめツイート

まあまだ1ヶ月なのですが、たった1ヶ月継続しただけでも色々な事がわかったので、少しまとめておきたいな〜と思い筆を進めています。

自己紹介もしかしてもしかすると、Twitterの方からせんざき

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デザインがうまくなる方法

デザインがうまくなる方法



自分のデザインの軸を持つ
デザインがうまくなる方法の結論は「どれだけ考えて、どれだけデザインしたか」。

ぼくは20代のころ、デザインが全然できなかった。大学生のころは、課題を作品として作ることはできた。でも仕事になった途端、全然できなくなった。僕は任天堂でデザインをしてたので、前田のデザインというよりは、任天堂のデザインを求められた。先輩からはずっと「微妙だな」と言われるだけで、具体的な指示

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ゴールの解像度とアイデアの関係

ゴールの解像度とアイデアの関係

先日、とある企業で「アイデアについて講演してほしい」とお声がけいただき、大人数の前で私なりの考えを話してきました。

その中で「ゴールの解像度」という話をしたパートが評判がよかったので、noteに書いておこうと思いました。

(ちなみに具体的なアイデアの出し方については今回は触れません。色んな流派がありますよね)

そもそもアイデアとはなにか?かなり広範囲な用途や解釈で使われている「アイデア」。そ

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「欲望のオブジェ」要約  1章: 進歩のイメージ

「欲望のオブジェ」要約  1章: 進歩のイメージ

影響を受けたデザインの本、オススメのデザインの本は何かと聞かれた時、エイドリアン・フォーティの「欲望のオブジェ―デザインと社会 1750‐1980」という本をあげている。

しかし、残念ながら、この本は現在は絶版なのだ(前に紹介したら、3000円が30000円に跳ね上がった)。

「欲望のオブジェ」は、エイドリアン・フォーティが、18世紀から20世紀の、デザイン史を「産業の視点から」まとめた本だ。

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【駆け出しデザイナー】 おすすめPodcast3選

【駆け出しデザイナー】 おすすめPodcast3選

こんにちは!

以前、駆け出しデザイナーが自己学習や情報収集するために

・Cocoda!
・DailyUI
・UIトレース
・本を読む
・先人のnoteを読みまくる

などなどの手段を紹介しました!
情報収集手段のひとつとして、最近よく使っているのがPodcastです。
前から英語学習などではよく使っていたのですが、デザインのチャンネルが結構あることを最近知って通勤時間などを使って聞いています!

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モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと

モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと

色んなものを作って遊んで、人生で普遍的に応用がききそうだなぁと思ったことまとめ。

最近はデザインの応用として、デザイン思考やデザイン経営なんてももてはやされてるけど、一番大事なのは、「ものを作る肌感覚、実感」を持てるかだと思う。

とりあえず口に突っ込もう口に合うかどうかを見定めるには、口に突っ込むのが手っ取り早い。人生で一番最初に出会ったものが、あなたにベストマッチしている確率はとても低い。も

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