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みなさんの宝物[保存版]

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お世話になっているnoterさんの作品をひとつか2つずつ、少しずつ集めさせて頂きます。
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#日記

(日常で思うこと)彼女の好きな唄と孤独感

(日常で思うこと)彼女の好きな唄と孤独感

妻と子どもが寝静まった頃、BSでエレカシの宮本さんが出演している特集番組とフェスの演奏を立て続けに観た。
このバンドの曲を聴くようになったのは、社会人になって2年ほど経った時のこと。きっかけは忘れたが、不器用な男のもがいている姿が実直に語られていて、それを自分自身と重ねることが多かった。

あの頃、ぼくは毎日のように怒鳴られ、貶され、学生時代に作り上げてしまった無駄に高い自尊心を踏みつけられていた

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開運 ー運気の良し悪し、その背景因子に関する考察ー

開運 ー運気の良し悪し、その背景因子に関する考察ー

 人生で最も強力なパラメータは「運」です。
 例えば80%の人に効く薬があっても、貴方にその薬が効くかどうかは運です。10%の人に副作用が出て、そのうち1%が致死的だとしても、その副作用が出るかどうかは運次第です。

 科学はこれを偶然と解釈します。

 これは統計学の領域になりますが、優越性を示すための研究では、帰無仮説を棄却するために5%の有意水準を設けることが一般的です。
 簡潔に言うと、「

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かけがえのないものへと

かけがえのないものへと

牡牛座満月を終えて
まだ少し身体の怠さが残る中
母と姉の施設入所のための手続きや
古い家の片付けに忙しく動き回り
絵本作家への道も
第一歩を踏み出そうと
勇気を振り絞っています

もう自分では介護することの出来ない母や姉を
送迎や訪問のある病院に変えて
施設入所を勧めていくことは
けして心苦しいことではないと
何度も自分に言いきかせながら…

私は私の描きたい作品を描いていきます

時を超えて

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帰るための手段

帰るための手段

逃げる夢特有の、足が沼地に取られるような
前に進みにくいもどかしさ
右手に握るスマホは、何度も操作して
でも、誰にも繋がらない

逃げる夢を見ると、決まって登場するのは
古民家の小さな住宅で
玄関の引き戸を閉めると消音されて
ガラスがひしめくものを遮断した

ひしめくものは、やがて虹に変わって夕陽になる

黒に近い濁流から逃れたときに見た夢
引き戸の向こうは、トパーズのような透明な青と
気泡が、古

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幸せは、案外転がっている

幸せは、案外転がっている

「アタシが帰る日
冬瓜のスープと炊き込みご飯が食べたい」

前々から幼なじみに言われていた通り
広島最終日は、冬瓜でもてなした

スープや炊き込みご飯以外に
秋ナスのマリネ、ニンジンと葉のきんぴら
かぼちゃのコロッケなど、地産地消の野菜を使い
月曜からまた、都内で仕事する彼女をもてなす

飛行機の搭乗手続きから時間を逆算し
朝から下ごしらえなどをして
夕方、彼女がうちへ訪れるのを待っていた

「お

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カップラーメン【#元気をもらったあの食事】

カップラーメン【#元気をもらったあの食事】

幼少期、
カップラーメンを
食べさせてもらえなかった。

添加物等の無い
自然派食品等に
専業主婦時代の一時、
母親はこだわっていた。

お菓子も店売りのものは禁止、
でも作ればOKということで、
スポンジケーキだの
ラングドシャ等のクッキーだのを
熱心に作る幼稚園児
&小学校低学年の男子に育っていた。

(ハンドミキサー買ってもらって
喜んでいた小学校2年生男子)

禁じられていたものに
逆にあ

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