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すてきnote

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心ひかれた、笑った、泣いた、うれしかった、ほっとした、また読みたいnoteを、気まぐれにジャンル問わず追加してます。note感想文にてご紹介させていただくかもしれません。
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記事一覧

フリーランス3年目、初めてつくった夏休み

フリーランス3年目、初めてつくった夏休み

空が広い。風が透き通っている。

息を吸い込むと、身体の奥にまで澄んだ空気が行き渡る。

北海道も今夏は暑いと聞いていたけれど、関西に比べると蒸し暑さはかなりましだし、朝晩はどこか秋っぽさすら感じる。

ああ、こうやって心の底から自然を味わったのっていつぶりだっけ。

◇ ◇ ◇

フリーランスになって初めて1週間の長期休みをつくった。仕事から離れ、純粋に旅行だけを楽しむ1週間。

久しぶりの長い

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好きになってくれなかった人。

好きになってくれなかった人。

今でこそ、わたしにとってバレンタインとは家族にチョコレートをあげるだけの平和な日になったが、かつては戦闘モードで迎える日であった。今日はちょっと書くのも恥ずかしい、わたしのダサい昔の恋の話をしてみる。

子どもの頃からわたしはいつも誰かに恋をしていて、小、中、高、大と入学するたびに、「運命の人を見つけてしまったかもしれない!」と一人で、時には仲のいい友人を巻き込んで大騒ぎしていた。モテたわけではな

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きょうはナポリタンにしよう

きょうはナポリタンにしよう

ナポリタン。最初に食べたスパゲッティだったかも。

「生まれたときからアルデンテ」だなんて、すてきな本を書いたひとはきっと平成生まれ。
昭和のこどもにアルデンテは遠い未来のことばで、いつもスパゲッティはやわらかめだった。スパゲッティ―はミートソースかナポリタン。スパゲッティじゃなくてスパゲッテ(ィ)ーと伸ばしていたような気がするし。

こどものころはスパゲッティのケチャップ炒め。
喫茶店に行くよう

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誰かを想って引っ越しをするのはもうやめた。新天地で始める私の物語

誰かを想って引っ越しをするのはもうやめた。新天地で始める私の物語

今月から東京と福岡の二拠点生活が本格的に始まり、新天地である福岡での生活もやっと落ち着いてきた。

恥ずかしながらわたしは、今まで実家以外の場所に1年以上住んだことがない。ひとり暮らし2回、ルームシェア2回、同棲1回を経験しているにも関わらずだ。

家を見る目がない女の引っ越し歴直通、彼氏行きの1軒目

わたしには「家を見る目がない」と言ったら、恋愛と重ね過ぎだろうか。

1軒目は、千葉県民からす

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我が家のお雑煮が消えてなくなる前に、記録を残しておこうと思う

我が家のお雑煮が消えてなくなる前に、記録を残しておこうと思う

我が家のお雑煮がピンチ。

今年の正月3日間、お雑煮を食べていなかったことに気づいたのだ。
これまで20余年、当たり前に食べていたものが、作る人を喪ってパタリと途絶えた。

そう、これまで我が家の伝統を担っていた祖父母が、ここ数年で急にみんな旅立ってしまった。
親戚の集まりは規模が小さくなり、おせちは正月の食卓に上らなくなった。
父方でも、母方でも、祖母がずっとおせちを手作りしていたからか、我が家

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全力で欲しがることを許可してもいい  ー創作大賞2023ー

全力で欲しがることを許可してもいい  ー創作大賞2023ー

「どうせ私にはできやしない。だって、ずっとそうだったから。」
そうやってガードしていた方が、ダメだった時の傷が浅くて済むし、「ほらね、やっぱりダメだった」「わかってたから別に平気だよ、傷ついてないよ」って顔ができる。

いつもそうだった。どんな時も、そうやって「これは全力じゃない」呪いを自分にかけていた。本当はまぁまぁ頑張っているのに、こう言うことで逃げ道を作っていた。結果、上手くいくはずもなく「

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食べたこともないライスバーガー作りに挑む。

食べたこともないライスバーガー作りに挑む。

わたしは、記憶が正しければ、人生で一度もライスバーガーを食べたことがない。食べたことないけど食べてみたい、食べたことないけど作れそう、と思い立ったのが先週で、昨夜さっそく作ったので、本日はそのレポートをさせていただこうと思う。

作れそうと言っておきながらレシピを見て作るのはなんだか負けた気がするので、今日は自分の料理の腕だけを信じてやっていく。

まずは、具材の準備から!具材は雰囲気で、だし巻き

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短編小説『ネオシーダーを吸ってたのは誰だ?』

短編小説『ネオシーダーを吸ってたのは誰だ?』

※今回はいつものショートショート小説ではなく、この物語はノンフィクションです。実在の人物・団体・事件と、すべて関係してます。
2023年10月9日に芸人の楽屋で起こった事件、事実を元に、ほぼそのまま小説にしてます。全部で三章あります。お楽しみください。ヒィア。

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『ネオシーダーを吸ってたのは誰だ?』

【第一章〜気になりだしたら止まらない〜】 

これず

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フォカッチャのくぼみよ、さようなら

フォカッチャのくぼみよ、さようなら

夏は暑くて辛いけど、一ついいことはパンが好きなだけ焼けることだ。

とくにフォカッチャ。フォカッチャは、指でくぼみを作りそこにオリーブオイルを注いでローズマリーを刺すのだけれど、冬に発酵させてもなかなか膨らまず、指で押してもくぼみができない。

夏の終わりは、フォカッチャの終わり、ということなのである。

この夏、たくさんのフォカッチャを焼いた。
生地の中に刻んだハーブを入れるのが我が家のやり方だ

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宛先のないお手紙を書くみたいに。

宛先のないお手紙を書くみたいに。

もうすぐ9月も終わる、雨の夜です。noteに書きたいことはいくつかあるのですが、いったんただの他愛ない日記を書いて、気持ちを放していこうと思います。話すことは、離すこと。私にとって書くことは、はなすことです。

夏の終わりから秋の始まりにかけて、しばらく心健やかな日々がつづきました。「もしかして私、ちょっと明るくなったのかな?」なんて思ってみたりしたのですが、気のせいだったみたいです。

本当は心

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工夫とは、あきらめないこと。

工夫とは、あきらめないこと。

8年くらい前に出合って以来、何度も何度もページをめくってきた大好きな本に載っている言葉です。今の私に指針のようなものがあるとしたら、それはたぶん3つあって、1つはこの言葉になる気がします。

謙遜でも、卑下しているわけでも、反対に美化しているわけでもなくて、私はいろいろな意味で不器用なほうで、小さなことにつまづいてばかりいて、大きな波に乗るのが苦手なタイプです。それでいて、あきらめるのも、手放すの

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カギになったのは鍋の素!?地元で愛され続ける「九州しょうゆ」が生まれた理由

カギになったのは鍋の素!?地元で愛され続ける「九州しょうゆ」が生まれた理由

よく聞かれる質問があります。

「地域によってポテトチップスの人気の味は違うんですか?」

答えはイエス。

カルビーポテトチップスのフレーバー別、全国売上トップ3は「うすしお味」、「コンソメパンチ」、「のりしお」で、ほとんどの地域でその順位は揺るぎません。

ただ、九州は違います。ここに「九州しょうゆ」が割って入るのです。

コク深い鶏だしが引き出す、甘口しょうゆの豊かな香りと旨みが特徴の地域限

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うまくいかなかったという結果を得た。

うまくいかなかったという結果を得た。

最近、ちょっと新しいことに挑戦してみたが、当たって砕けた。すぐにうまくいくわけないよ、と何度も自分に言い聞かせていたくせに、それはほんとうは期待しているということの裏返しだったみたい。その日は、あ…わたし…めげそうです…と思って、湯船に浸かってもお気に入りのタオルケットにもぐっても、心がどんよりしていた。

それなのに。翌日には、これを受け止めてまた次を考えようと切り替わった。我ながら見事なトラン

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セルフイメージが変わったので、会社を辞めた。

セルフイメージが変わったので、会社を辞めた。

「暇なとき、小説書いててもいいよ。ちゃっちゃと仕事して、時間浮かせてるんだから、残りは玄川さんが自由に使っていい。それは、玄川さんの時間だよ」

ミーティングが一息ついて、雑談をしている最中。今夏から一緒に働き始めたばかりの先輩が、ごくごく自然なトーンで私に告げた。暇なとき、小説を書いていてもいい? 業務時間中に自由な行動を許す先輩が、世界のどこにいるんだろう。しかも、ただの派遣社員に。

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