望月

30代。細々と書く仕事をしている主婦。地味で話のスケールが小さく、登場人物はほとんど自…

望月

30代。細々と書く仕事をしている主婦。地味で話のスケールが小さく、登場人物はほとんど自分と夫のみです。泳ぐのが好きです。つぶやきはすぐ消します。

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    わたしの日記です。

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「読んでもらえる文章」を書くための12のこと。

本記事は、有料noteの「ベストセラー」に選ばれました!読んでくださった皆さま、本当にありがとうございます。 (2023/11/30)12個目を追記してパワーアップしました! この記事は「人に読んでもらえる文章を書きたい」と思っている方に向けて書いた有料noteです。興味のない方は、またほかの記事に遊びに来てください! noteを本格的にはじめて一年が経ち、気づいたことは、「文章は、人に読んでもらえるとたのしく書き続けられるのではないか」ということです。 望月の名

¥780
    • 家の片付けをしたら出てきた、大学を卒業するときにゼミの後輩ちゃんたちがくれた寄せ書き。言葉と向き合っているとき、孤独だなあと思う日も、こんなことやってて何になるんだと思う日もあるけど、まだがんばれそうだと思った。全然孤独じゃないね。あと、物を捨てられない性格でよかったとも思った。

      • 好きだからやってるんだよ。その気持ちをここ数日で思い出してきた。うれしい。好きだからいい作品を作りたいと思ってがんばれたし、そうやってやってきたから、チャンスも掴めたんだと思う。最初のきらきらした気持ちが戻ってきた。覚悟を決めたら、スタート地点に戻ってきた。大丈夫な気がする。

        • ちょっと本のことに集中することにします。現状のままのものを出したらいずれ後悔するのが目に見えているので、今がんばります。自信ないけどやるしかないし、出版こわいけど腹くくるしかない。やりきってまたnoteでどうでもいい日常の話を書けるように、今はそちらに集中します。

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        「読んでもらえる文章」を書くための12のこと。

        ¥780
        • 家の片付けをしたら出てきた、大学を卒業するときにゼミの後輩ちゃんたちがくれた寄せ書き。言葉と向き合っているとき、孤独だなあと思う日も、こんなことやってて何になるんだと思う日もあるけど、まだがんばれそうだと思った。全然孤独じゃないね。あと、物を捨てられない性格でよかったとも思った。

        • 好きだからやってるんだよ。その気持ちをここ数日で思い出してきた。うれしい。好きだからいい作品を作りたいと思ってがんばれたし、そうやってやってきたから、チャンスも掴めたんだと思う。最初のきらきらした気持ちが戻ってきた。覚悟を決めたら、スタート地点に戻ってきた。大丈夫な気がする。

        • ちょっと本のことに集中することにします。現状のままのものを出したらいずれ後悔するのが目に見えているので、今がんばります。自信ないけどやるしかないし、出版こわいけど腹くくるしかない。やりきってまたnoteでどうでもいい日常の話を書けるように、今はそちらに集中します。

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          びっくりする、あまりよくないことが身内に起き、その手伝いであたふたしています。価値観が少し揺らぐ出来事で、こういうときこそ書くべきなんだろうとは思うのですが、何を書いても違う気がして書けません。人生落とし穴がいっぱいあって、穴の底で初めて、繋ぐ手の存在に気づいたりするものですね。

          びっくりする、あまりよくないことが身内に起き、その手伝いであたふたしています。価値観が少し揺らぐ出来事で、こういうときこそ書くべきなんだろうとは思うのですが、何を書いても違う気がして書けません。人生落とし穴がいっぱいあって、穴の底で初めて、繋ぐ手の存在に気づいたりするものですね。

          日々ジェットコースターに乗って生きているので、仕事楽しいと思った翌日にやっぱ無理と思ったりするし、note最高と思った翌日にもう発信やめようかなと思う瞬間がきたりします。だから一番上のときと一番下のときに何かを決めないようにしています。そろそろメリーゴーランドに乗り換えたいなぁ。

          日々ジェットコースターに乗って生きているので、仕事楽しいと思った翌日にやっぱ無理と思ったりするし、note最高と思った翌日にもう発信やめようかなと思う瞬間がきたりします。だから一番上のときと一番下のときに何かを決めないようにしています。そろそろメリーゴーランドに乗り換えたいなぁ。

          そのままさらりとは書いていない。

          短いエッセイを書きました! 日記のようなものです。 どれかひとつだけでもどうぞ。 6000円分の枇杷 先日noteで、枇杷にまつわるすてきな記事を読み、枇杷が高級果物だと初めて知った。その日、我が家の冷蔵庫には、実家から送られてきた枇杷がたんまり入っていた。どれもぶりぶり太った、立派な枇杷。枇杷はこうして毎年実家にお裾分けしてもらうものだから、まさかこれがお高いものだとも知らず、ありがたみもわからず、今年も種がでかいねぇ、こんなにたくさん2人で食べ切れるだろうかねぇ、くら

          そのままさらりとは書いていない。

          高校生の頃、毎日のように書いてはネット上にアップしていた日記を読み返したいのですが、すでにサイトがなくなっていて叶いません。黒歴史だとも思うし、青春だとも思う。恋に破れ、試合に敗れ、センター試験に敗れ、やぶれっぱなしだった毎日をどう乗り切ったのかもう思い出せなくなってきています。

          高校生の頃、毎日のように書いてはネット上にアップしていた日記を読み返したいのですが、すでにサイトがなくなっていて叶いません。黒歴史だとも思うし、青春だとも思う。恋に破れ、試合に敗れ、センター試験に敗れ、やぶれっぱなしだった毎日をどう乗り切ったのかもう思い出せなくなってきています。

          まずい。夫が、かかっている!

          短い短いエッセイを書きました。 日記のようなものです。 ひとつだけでもどうぞ。 舟歌のような作品 ある文学作品と出会い、とても短いのに胸に迫ってくるものがあり、あぁこれはあれだ、ショパンの「舟歌」を聴いたあとの感覚と似ている。この世の中には自分がどうあがいても到達できないであろう芸術があり、わたしはそれに揺さぶられ、恍惚としたり励まされたりときに悔しがったりしながら、これからも暮らしていくのだと思う。 まずい。夫が、かかっている! 夫が、職場の同僚に誘われたから競馬に

          まずい。夫が、かかっている!

          わたしのやってきたことを舐めないでよ。

          短い短いエッセイを書きました。 日記のようなものです。 どこか一日だけでもどうぞ。 年齢詐称疑惑 歩いて10分ほどのスーパーにキッチンカーが集うイベントがあるらしいと夫に教えてあげると、「行きたい…!」と前のめり。イベント前夜、夫は「明日はお祭りだねえ!」ととびきりキラキラした声でつぶやきながら布団に入っており、この人は本当に30代男性なんだろうか?わたしはもしかして小学生の男の子と暮らしているんじゃなかろうか? たっぷり矛盾を抱えて過ごす たのしんでやったらいいよ、

          わたしのやってきたことを舐めないでよ。

          「じゃあnote休んだら?」と夫に言われて。

          「じゃあnote休んだらいいじゃん」と夫はのん気な口調で言う。休んだらいいじゃんと言われたら、「え〜でもぉ〜」とあまのじゃくなわたしは反抗したくなる。 今、頭の中がごった返している。 あれを書きたい、本の締め切りがやばい、これも応募したい、創作大賞用にもなにも書けてない、読書もしたい、家庭の用事もあるし、仕事も来てる〜。何もしていないのにただ慌てて汗を流している。 わたしの話を聞いた夫は、今は仕事以外では本関連のことに時間を使って、進まないなら例えば普段のnoteは一時

          「じゃあnote休んだら?」と夫に言われて。

          ロイホのコスモドリアという扉を開ける。

          短い短いエッセイを書きました。 日記のようなものです。 どれかひとつだけでもどうぞ! 晩ごはんの前借り 突然、「運動がしたくなった」と1時間ほどランニングをしてきた夫が、「お腹が空いたから、晩ごはんの前借りをしようと思って」と言いながら冷蔵庫を物色している。「『晩ごはんの前借り』って、なかなか面白い表現だね」と返すと、夫はごま豆腐を見つけて「金ごま豆腐の前借りだ!」とさっきより誇らしげに言う。どうやらワードセンスを褒められたのがちょっとうれしくて、もう一度使ってみたという

          ロイホのコスモドリアという扉を開ける。

          もしかして、愛なのか?

          短いエッセイを書きました。 日記のようなものです。 どれかひとつだけでもどうぞ。 「ちょっと寝るから起こしてね」 入眠にやや時間のかかるわたしとは真逆で、寝ようと思えば即寝られる夫は、よくわたしに「ちょっと寝るから何分後に起こしてね」と頼んでくるのだけど、今日一緒にドラマを見ていたら、「ちょっとCMの間だけ寝るから起こして」と言われ、さすがに耳を疑った。 ひとりで食べ放題 サラダをたらふく食べたい衝動が抑えられず、平日の昼にひとり、サラダバーのあるお店へ向かう。レタス

          もしかして、愛なのか?

          夫から届いた暗号。

          それは小雨がしとしと降る朝のことだった。 会社に早く着いたのでスマホを見ると、今日は在宅勤務をすると言っていた夫からのLINE通知が4件。めずらしいことで、何かあったのかな!?と驚いた。開いてみると、4件とも夫の顔面の自撮り写真だったので、もっと驚いた。しかも、4枚とも無表情。 おいおいおい、出会ったときからずっと変な人だけど、今日も朝から圧倒的に変な人じゃん。会社の人に見られていないか周囲に気を配りながら、写真を1枚1枚確認する。背景も、表情も同じ。なぜ4枚…? 夫の

          夫から届いた暗号。

          自分のことだけ肯定できないなんて変なの。

          短いエッセイを書きました! 日記のようなものです。 どれかひとつだけでもどうぞ。 自分のことだけ肯定できないなんて変なの 人の人生は、「いいじゃん!」「たのしそう!」「すてきな決断だね!」なんて言ってぽんぽん肯定するくせに、自分のこととなると「ほんとうにこれでよかったのだろうか…」と急に自信がなくなってへなへなしちゃうの、我ながら歪んでて変なの〜。自分さえ「いいじゃん!」って言ってあげられればそれでいいのに。人を見るような目で自分を見ることが、こんなにもむずかしい。 n

          自分のことだけ肯定できないなんて変なの。

          緊張感も含めて紙媒体。

          短い短いエッセイを書きました! 日記のようなものです。 どれかひとつだけでもどうぞ。 まだ寝ていたい朝 週2日だけの会社への出勤日の朝。目覚めたけれど体が気だるく、「まだ寝てた〜い」とこぼしたところ、隣からとろんとした声で「眠いなら寝てしまえホトトギス」という明らかに字足らずな俳句が聞こえてきて、夫の独特な感性を朝から再認識させられる。この「まだ寝てた〜い」感覚が懐かしい。フリーランスになってから、寝たければ寝ていたし、起きなくったって誰にも迷惑をかけることもなければ心配

          緊張感も含めて紙媒体。