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生産者と消費者の分断の解消が次の一手を生む 河北町食卓会議レポート
新幹線さくらんぼ東根駅から車で15分以内の距離に河北町という町があります。駅名に「さくらんぼ」の文字が入る通り、山形県西村山郡はさくらんぼの名所。中でも河北町は、日本全国町村の中でトップの生産量を誇ります。
観光としてだけでなく、短期のアルバイトを募集するほど、町民総動員でさくらんぼの出荷作業に取り掛かるのは毎年6月頃。しかし、今回の河北町のフィールドワークが開催されたのは、さくらんぼの出荷時
全国のめぐるびとが一堂に会す、「日本の食卓会議2023」開催!
「めぐるめくプロジェクト」は、「農と食がめぐり続ける、やさしい世界をつくる。」をビジョンに掲げ、2022年9月に活動をスタートしました。日本全国をめぐり、農業・水産業・畜産業などの“タベモノヅクリ”を担うプレーヤーと出会いながら、私たちにできるチャレンジのサポートの在り方を考え続けています。
そして今回、活動開始から1年を経て、日本全国の食と農に関わるプレーヤー="めぐるびと"たちが一堂に会す
日本の食卓会議2023 穂の国めぐるツアーレポート
2023年11月20日、「日本の食卓会議2023」のスペシャルイベントとして 、開催地域である愛知県東三河のプレイヤーのもとをめぐる「穂の国めぐるツアー」が行われました。温暖な気候や豊かな自然に恵まれ、農業や工業などさまざまな産業が盛んな東三河。今回のツアーでは、先進的な農場・道の駅 ・前掛けのメーカーのもとを訪れました。
飲食店シェフ・クリエイター・設計デザイナー・メディア・ 他地域からの行政
【めぐるめくトーク Vol.4】ウニが海を砂漠化させる? 富山から日本の海の未来を救う!
農と食がめぐり続ける、やさしい世界をつくる。」をビジョンに、地域のタベモノヅクリ(※)の持続可能なチャレンジの循環を目指して活動している、めぐるめくプロジェクトが贈るトークイベント「めぐるめくトーク」。
今回は、山辺英生さん(株式会社サンシャインエンタプライズ)、角裕太さん(一般社団法人とやまのめ)、中木康晴さん(富山県立氷見高校)、元起大智さん(一般社団法人GREENspearfishers
地域内で湧き起こる熱量が、各地域へ次の世代へ伝承していく「わたしたちのまちづくりサミット -BEYOND LOCAL- in 野沢温泉」
スキーシーズンを間近に控えた11月中旬。スキー場開業100周年を迎える長野県 野沢温泉村にて、「わたしたちのまちづくりサミット -BEYOND LOCAL- in 野沢温泉」が開催されました。
「次の100年につながる循環を生み出す装置」をテーマに、地域内外のまちづくりの実践者が集結し、世代を超えてつなげていくべき「これからのまちづくり」のあり方を模索していきます。
第一部:わたまち歩き
吉
地域の枠を超えたこれからのまちづくりとは。わたしたちのまちづくりサミットーBEYOND LOCALーを男鹿市で開催
人口減少が進む日本のなかで、特に東京以外の地域での人不足・リソース不足が深刻になりつつあります。そんな時代だからこそ、各地域が手を取り合い、双方向で活性化していくことが必要不可欠ではないか。今回おこなわれたイベントの大きなテーマです。
会場となった秋田県は、人口減少率が日本トップ。なかでも、男鹿市は県内三番目に減少率が高いエリアです。この男鹿市に、地域内外からさまざまなプレイヤーが集結し、まち
【海藻サミット】日本の海の現状とは?海の豊かさを守るために、わたしたちにできることを考える
2023年11月4日(土)、5日(日)の2日にわたり、秋田県男鹿市で開催された海藻サミット。ブルーカーボンなどSDGs の面で世界の注目を集める「海藻」について、各国の専門家やシェフが集まり、さまざまな角度から議論する時間となりました。
めぐるめくプロジェクトでは4日(土)に、一般社団法人Chefs for the Blue代表の佐々木ひろこさん、合同会社シーベジタブル共同代表の友廣裕一さんの
欲しい未来は自分たちの手でつくる 積丹食卓会議レポート
北海道西部に鋭く突き出た形が特徴の積丹半島は、約200万年前に火山活動によって創られました。そして、その隆起した海底の岩肌までが見えるような、透き通った海の美しさから、積丹の海は「シャコタンブルー」と呼ばれています。積丹の語源はアイヌ語で、シャクとコタンの二語を合わせたもの。シャクは夏、コタンは村または郷土のことで、シャクコタン(ShakKotan)夏場所という意味をもっています。
今回は、そ
地域と企業と人が交わる2時間「めぐるめくSoup up!」を開催
めぐるめくプロジェクトでは、地域でタベモノヅクリ(※)に挑む方々の出会いの場をつくるべく、各地域で内外のプレーヤーが交流する「食卓会議」をはじめ、日本各地の方々と手を取り合ってイベントを開催しています。
※タベモノヅクリ:めぐるめくプロジェクトで定義している「食の生産・加工」を表す言葉。食べ物+モノづくりの造語。
そして、「地域チャレンジャー × 企業」の場として開催しているのが、今回レポー
【めぐるめくトーク Vol.3】農と土から考える日本の未来『農家はもっと減っていい』刊行1周年記念イベント
農と食が巡り続ける優しい世界をビジョンに、地域のタベモノヅクリ(※)の持続可能なチャレンジの循環を目指して活動している、めぐるめくプロジェクトが贈るトークイベント「めぐるめくトーク」。
今回は、久松達央さんの著書『農家はもっと減っていい』(光文社新書)の刊行1周年を記念して、『土 地球最後のナゾ~100億人を養う土壌を求めて~』を出版している藤井一至さんとのトークセッションを開催しました。第一部
山から村へとめぐる「水」が、食と暮らしの源野沢温泉村食卓会議 レポート
2023年8月1日。めぐるめく事務局は、全国各地から多領域の食農に関わるメンバーとともに、夏真っ盛りの長野県野沢温泉村を訪れました。
長野県の北東部に位置し、日本有数の豪雪地帯として知られる人口約3,000人の野沢温泉村。冬には国内外から訪れるスキー客で村全体が賑わいます。また、温泉街に点在する13の外湯(共同浴場)は、江戸時代から続く「湯仲間」という制度によって守られてきた、村の人たちの共有
”持続可能”の意味と向き合う 八重山食卓会議 後編
照りつく太陽が輝く7月下旬、私たちは沖縄県八重山(やいま)地区の石垣島を訪れました。今回の食卓会議も、めぐるめく事務局に加えて、全国各地から多領域の食農に関わるメンバーが現地に集いました。(前半のレポートはコチラで詳しくお伝えしています。)
エメラルドグリーンと向きあうサステナブルツアー石垣島、2日目の朝は4時起き。2020年7月1日から毎日欠かさずアースクリーン(ゴミ拾い)を行っている縄文企画
“持続可能”の意味と向き合う 八重山食卓会議 前編
照りつく太陽が輝く梅雨明けを迎えた7月初旬、私たちは沖縄県八重山(やいま)地区の石垣島を訪れました。今回の食卓会議も、めぐるめく事務局に加えて、全国各地から多領域の食農に関わるメンバーが現地に集いました。
訪問した八重山(やいま)地区とは、12の島と多くの無人島で構成される沖縄県の石垣市・竹富町・与那国町の一市二町のことを指します。なかでも、石垣島は温暖な気候と雄大な自然が特徴的で、東京から直行
スーパーローカルからつながろう、世界を広げよう。北海道の食と農を考えるトークイベントat 北海道ボールパークFビレッジ
「日本の食糧基地」と称される北海道。農業・漁業・畜産業の持つポテンシャルもさることながら、新しいスイーツブームの発信やワイン製造の特区認定など、多彩な食の取り組みが進んでいる地域です。めぐるめくプロジェクトは2023年5月23日・24日にかけて、この壮大な土地に赴き「北海道の食と農を考える」をテーマにしたトークイベントを開催しました。
会場となったのは、北海道北広島市に2023年3月にオープンし