記事一覧
【中山間地の農業の形】適応力と創造力のフードカルチャー・ルネサンス
中山間地の農業の行く末について関心がある。
「新規生産者を増やそう!」「移住者誘致を!」これも、一つの方法としてあり得るかもしれないが、そもそも全体人口が減少傾向にありどの産業も人手不足で、農業だけそんなに増えるとは思えない。
では、どうするか。
「条件が恵まれていて維持できるところはこのまま、わずかに厳しいところも少しお金や人手を入れて従来型を維持、条件が厳しいところは自然へ戻す」(『撤退の
ペルーの和食「ニッケイフュージョン料理」
ことの発端は、京都大原で農業をしている音吹畑さんがパーソナリティのオーハラジオで「ペルーのニッケイフュージョン料理がいま、熱い」という話題を聞いたことだった。
ペルーといえば、ジャガイモ。ジャガイモといえばペルー。聞き捨てならない話題だ。
糸口を見つけるために、2007年にペルー旅行へ行った時の写真やmixiの日記(!?)まで漁ってみた。
リマとクスコとマチュピチュへ行った記憶あり。
mix
【アルゼンチン音楽のしらべ】音響派、アンビエント新世代を中心に
私はジャガイモ好きだが、ジャガイモと同程度に好きなものがある。
それが「アルゼンチンの音楽」だ。
アルゼンチンの音楽というと、タンゴとかピアソラとかのイメージが持たれるが、アルゼンチンの音楽はとにかく懐が深い。
少し歴史にふれながら、主に2000年以降のアルゼンチンの音楽のなかで、私が個人的に好きなものを紹介する。懐が深いアルゼンチンの音楽。
ミロンガからタンゴへアルゼンチンといえばタンゴ!
農家はもっと減っていい 農業の「常識」はウソだらけ(久松達央著)を読んで...
「日本の農業はオランダより30年遅れているね。1980年代って感じ」
これは、2015年頃オランダのとある地域の議員兼畑作農家と話しているときに言われた言葉だ。当時、何だか嫌な気持ちになったことを覚えている。
久松達央さんの新著『農家はもっと減っていい 農業の「常識」はウソだらけ』(光文社新書)を一足先に読ませて頂き、「ああ、このオランダ農家の感覚は正しかったのかもしれない」と時を超えて理解し
【じゃがアンソロスピンオフ企画】なぜあなたはジャガイモ沼に落ちたのか?(雲形ひじき編)
雲形ひじきさんが企画・編集を務めた「煮ても揚げてもふかしても じゃがいも文芸アンソロジー」の執筆陣から「なぜジャガイモ沼に落ちたのか?」についてあれこれ話を聞くスピンオフ企画です。
トップバッターはもちろん、雲形ひじきさん!根ほり葉ほり聞きました。
「煮ても揚げてもふかしても じゃがいも文芸アンソロジー」の概要はこちら↓
ジャガイモ沼のきっかけは「無茶振り」Q:ジャガイモとの出会いを教えてく
ベジと字ルーティーン【ベジと字vol.3 セロリ】ヤン・キヘ
バター炒めとか...あ、ベーコン巻き?
チーズ載せてトースターで焼くとか、グラタンも良いなぁ。(※1)
あー北海道行きたい。(※2)
そしてやっぱこの鮮やかな緑色!(※3)
ボディの三角のイガイガ?、可愛いよねぇ。
ちょっと家っぽいフォルム、かな。(※4)
いや家にしては長細すぎるか。
んー、まりこちゃん、なんか他の情報くれてたっけ?(※5)
......あれ、
セロリ?
セロリって書い
ジャガイモとコーヒーのマリアージュ
私は目に入れても痛くないほどジャガイモが好きだ。
鼻に入れても痛くないほどコーヒーが好きだ。
しかし、これまでジャガイモとコーヒーを一緒に口にすることはほとんどなかった。
ふとインドネシアの旅を思い出した。
コーヒーとインドネシアの天ぷらコーヒーの産地であるムラピ山の中腹にある24時間営業のカフェで、コーヒーと一緒に天ぷらもどきが提供されたのだ。
これが合う。
そもそもインドネシアは食事中に
「ジャパニーズカレー論争」とハラール
はじまりはカレー論争
夫とはどうも食べものの趣味が合わない。その最たるものが「カレー」である。
夫はジャワカレーの中辛を使った濃い「ザ・ジャパニーズカレー」のみをカレーと呼ぶ。
一方、私は「スパイスを使って煮込めば何だってカレーじゃないか」と広い意味でのカレーをカレーと呼ぶ。
夫は、普通の人がイメージするカレーは前者だ、会社の食堂のカレーもそんなやつだと主張する。
なるほど。私の周りには
貯蔵フリークと考える「しわしわジャガイモ」
私は「しわしわジャガイモ」が好きだ。
「しわしわジャガイモ」とは、ジャガイモを収穫したあとに熟成をさせたもの。見た目はしわしわだったり、少し芽が出ていたり。でも、一口食べると水分がある程度抜けるからなのか、場合によっては糖化が進むからなのか、そのギュッと濃縮された味わいに驚く。
ジャガイモ貯蔵フリーク誕生
何を隠そう、しわしわジャガイモと同じくらい「ジャガイモの貯蔵」が好き。むしろ、ジャガイ
伝えたくないことが増えていく。関東農業視察を終えて
私は、ライターとして農業関係のウェブメディアや雑誌などに文字を書いている。農業のこと、農家のこと。農園を訪問すればするほど、農家に会えば会うほど伝えたくないことが増えていく。困ったものだ。
先日、久松農園の久松さんコーディネート&アテンドで、関東視察が開催された。その視察によって「伝えたくないことは伝えない」というライターあるまじき方針を決定づけた。
沼南ファーム|橋本さんの一年間密着ドキュメ