安達真理 - Mari Adachi
記事一覧
半年間ありがとうございました!
5月から半年間、月に一度ライブ配信でお送りしていた「大人のためのクリエイティブ教室」ですが、昨日をもって一区切りとさせていただきました。
このアイデアであったりコンセプトは、私のライフワークだと思っているので、これからも大事に育てていきたいと思っております。
バロックから現代曲について、独奏曲からオーケストラについて、そして、今私が音楽家として個人的に考えていることなど、ご参加いただいたメンバ
オペラ「夏の世の夢」の余韻〜「思考力を磨く音楽学」
先日、新国立劇場で開催されたイギリスの作曲家ブリテン作曲のオペラ「夏の夜の夢」の千秋楽に行ってきました。
気持ちのいい余韻がしばらく続き、終演後に思わず購入したプログラムを読みながら、再びあの世界観に一人静かに浸り直したりしていました。
体内に残る美しい波紋の意味するところ、そして最近感じるアートの在り方について、また、常日頃大事にしている音の「色気」について、まだおぼろげながらも一本の線が繋
クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック
以前の記事でも少し触れた『クラシック音楽家のためのセルフマネジメント・ハンドブック』の日本語版が、ついにアルテスパブリッシングより発売となりました!
↑著者のベルンハルト・ケレスさん(左)とベッティーナ・メーネさん(右)
お二人とは、インスブルックで働いていた時に親しくなった音楽家の友人の紹介で出会いました。ベルンハルトはウィーン・コンツェルトハウスのCEO兼芸術監督、ベッティーナはドイツ・カ
アートにエールを!東京プロジェクト
私は、尺八演奏家の工藤煉山さんと「nostalgia」という作品を提出させていただきました。
公式サイト掲載先
新型コロナウィルスによって活動の自粛が呼びかけられ、実際に表舞台に立つ機会を失ったとき、単にアートとは何かと問い直すだけではなく、こうした切迫した状況においてのアート、音楽の必要性、力について、改めて考えました。そして出た答えは「共有する」「共感する」ことの喜びが人の絆や繋がりを再確
『音楽が本になるとき』
アルテスパブリッシング代表の木村元さんが書かれた著書、『音楽が本になるとき』を拝読しました。
アルテスパブリッシングは、私が初CD『Winterreise』をリリースした際に、
シューベルトの『冬の旅』について大きなインスピレーションをいただいたこちらの書籍の出版社。
内容自体、とても知的で、深い洞察力と豊かな情感のバランスに優れた名著であることはもちろんのこと、本としても、ものすごく丁寧に
自粛後初復帰公演 (記事最後にアーカイブ動画リンクあり)
2020年6月23日(火)15:00開演
Hakuju New Style Live
〜 今こそ音楽を!弦楽六重奏の喜び
【出演】
ヴァイオリン 尾池亜美、田代裕貴
ヴィオラ 安達真理、多井千洋
チェロ 荒井結、伊東裕
【プログラム】
R.シュトラウス:歌劇「カプリッチョ」 より “プレリュード”
チャイコフスキー:フィレンツェの思い出 op.70
無事完売御礼で終演いたしました。
自粛後