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柔らかい毒

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記事一覧

まなざし

まなざし

ある日、街を歩いていたら、重度の遺伝子疾患を持つと思われる小さな女の子が、ご家族と一緒に歩いていた。
家族全員で手を繋ぎ、皆でその子を守っているようだった。
なんて幸せな子なんだろうと感じつつ、その子より少々年嵩のお姉ちゃんが、挑むような目をしていたことが忘れられない。
世界は少しずつ変わっているが、それでもまだまだ障害を持つ子と、その家族には厳しい。
いつかそのお姉ちゃんに、世界は敵じゃないよと

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生きてる理由がわからない?
何言ってるんだ、生まれてきたから死ぬまで生きるんだよ。
細かい理由なんていらねぇんだ!

特殊能力?

特殊能力?

昔からいろいろな人に悩みや秘密を打ち明けられる。
駅で出会った人や、電車で乗り合わせた人、交差点で行き交っただけの人にまで。
お年寄りにも道聞かれる。国内でも海外でも。
海外では、駅で、街中で、道端で、そして電車の中で、ひたすら話しかけられる。極めつけは飛行機の中。

私は、人の話を聞くのも、知らずの人とのおしゃべりも好きだけど、人が思うほど優しい人間じゃないし、都合の良い人間でもない。

赤の他

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繊細さんと言う表現は好きじゃない。HSPは認めていない。
上は、繊細な人や感性が豊かな人と言えば充分だし、下は、神経学的にも、精神医学的にも根拠がなく、おおもとの心理学者たちからも、とっくに否定されている。
昔流行ったNLPも同じ。単なるビジネスだ。
根拠なきところに真実は無し。

朝日新聞の取材を受けました

朝日新聞の取材を受けました

閲覧可能な下書き)

朝日新聞にアンケートを送ったら、取材の依頼が来た。
断る理由もないので、素直に受けた。
相手は、きっぷのいい、私より少々年嵩と思われる女性記者だった。
話し方と、何より使い込まれた喉から出る力強いその声に、仕事への情熱と、取材対象への敬意がなみなみと溢れていた。

馬鹿の一つ覚えのように、デジタル化だ、やれAIだと言う昨今だが、対面や、電話と言った相手の人となりや 
、体調が

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私は、人間に対する生産性という言葉が大嫌いだ。
その言葉は簡単に人が人であることを奪う。
命の価値は、生産性ではないのだ。価値は命そのものにあるのだから。

お金なんて暮らしていく分と、ちょっとの贅沢と、何かあったときの備えの分だけあれば良い。

大病をして

大病をして

大病をして、ゆっくり生きることの大切さを学びました。
創作する時間や、お勉強の時間、気になることを調べる時間、のんびりぼーっとする時間ができました。
経済的には苦しいですが、魂と心は豊かになりました。

人は経済的な豊かさだけでは、幸せになれません。
むしろ心が乾き、どんどんち孤独でトゲトゲしていくだけです。
余裕を持ってください。心に優しさと思いやりを持ってください。人生が変わります。

美しさは、無駄の中にある。
利便性や、合理性、効率性の中に美しさなんてない。
そういうのは、目に見えないものを、全て省くから。

あなたの好きなもの、私の好きなものは違う。
あなたが信じるものを、私は信じない。
あなたが知っているあの人と、私が知っているあの人は違う。
それでいいんじゃない?

死ぬ気でやればできないことはない、やれ!
と言われて、マジでやったら倒れた。
頑張りは、用法、容量を守って安全にお使いください。

過去にしがみつくよりも、未来に夢を持つ方がよっぽどいいが、未来を理想しすぎると、たいてい失敗する。

この国では、同じ出来事でも、受け取り方は人によってそれぞれ違うという事が、まだまだ理解されてないと感じる。