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私とキリスト教 ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること

以下、不遜な記述があります。注意。

 既に多數の資料が在りますので、私の理解だけに絞って簡潔に書きます。

 私の父はクリスチャンでした。私も小学校低学年の一時期は日曜日の朝近所の教会に行き、日曜学校に通いました。私の子供達も縁有ってキリスト教系の学校にお世話になりました。
 そもそも私の父は「死」に対する始末に苦労した人で、哲学への造詣も深く自宅には本棚から溢れ出た哲学書が床に縦積みになっていました。宗教もソリューション探しの一つの分野だったのだと思います。外交官を目指していた父でしたが、大学時代か第二次世界大戦にぶつかり、外国語大学に居たもののまともに勉強できなかったそうです。その時の恩師が移ったキリスト教系の大学の同じ英文科に移り、キリスト教への理解が深まったようです。
 当時は、金沢に行ってワークキャンプに参加する程だったそうです。

参考:最近のワークキャンプ
 大学でのワークキャンプを通して、ボランティアについての. 理解を深め、今後の学生生活をより有意義に過ごす機会となることを望みます。

https://www.aoyama.ac.jp/wp-content/uploads/2018/03/029.pdf

 そのような背景を持つ私なのですが、鉄鋼会社で機会を得て欧州全域の半導体のセールス&マーケティングを担当し、イスラエルに駐在事務所を立ち上げる仕事にも就きました。ちなみに鉄鋼会社は、アラブの産油国に油井管やパイプライン用の鋼管販売が大きな事業の一つでした。アラブボイコットが効いていて、鉄鋼会社がイスラエルに事務所を構えるのはタブーでした。

 アラブボイコットについては以下を参照下さい。

 また、至近のアラブボイコット緩和状況は以下を参照下さい。

 総合商社さんの現地事務所を間借りし、秘書さんを含めて事務所インフラを使わせて頂きながら、早期立上げを目指して居ました。当然、視察に多くの方がお見えになりました。その度に、エルサレムとその周辺、死海などをご案内しました。3大宗教の聖地ということで皆さん短時間で知的に満足されてお帰りになりました。

参考:こちらをご覧になると一寸その気分を味わえるかと。

 キリスト教については、受胎告知から理系の私には怪しく感じられていました。

 生物学的に考え難い。

 素直に、所謂「できちゃった結婚」で、それを繕う壮大な虚構が、現実とゴチャまぜで進むという印象です。現地に住んだので、全て虚構ではなく相当程度史実も有ると理解しています。
 現役時代、マーケティングで欧州担当をしたので、例えばフランスのモンサンミッシェル等を含め、ヨーロッパ大陸に拡散していった歴史を実感しました。見事に尾びれはひれが付いて、何か教皇とかできちゃって、素直になんだかなぁ~もうという感じです。

 あるユダヤ人の子供が、自分の生誕の事情に折り合いを着けて、たくましくも知的に社会貢献しながら自分の生を全うした実話として、彼の素朴な思いに心を打たれます。

蛇足
 多忙で未だにキリスト教についてまとまった理解に至っていません。



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