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業務用(プロフェッショナル向け)機器の技術を核に民生用機器にも別格の性能持たせている会社 その4 私の推したい会社 当たり前過ぎて意識しなくなっていること 


 私の推したい会社は、業務用(プロフェッショナル向け)機器の技術を核に民生用機器にも別格の性能持たせている会社です。

 その理由を一言で言えば、業務で使われる程最先端で信頼性が高い技術を民生用に昇華して日々の暮らしの中に活かせるからです。

 具体的には例えばソニーさん。

 その1.0では民生用の製品は皆さんの染みの少ない放送業務用制作機材に絞ってご紹介し、今後の期待感まで吐露させて頂きました。その辺りはこちらをお楽しみ下さい。

 如何でしょうか。街で見かけるソニーさんの製品とは全くの異なるプロフェッショナル向けの機能美を感じる製品群って素敵ですよね。
 このとんでもない高価な業務用製品向けの技術が民生用にもフィードバックされていると思うと、何かお得感を感じませんか?
 というオチでした。

 その1.1はソニー・インタラクティブエンタテインメントグループさん。研究所が手掛けた際物(きわもの)を民生用、しかもゲーム機という最も大衆ウケするプラットフォームにというお話でした。

 その1.2は、ソニーさんとCBSソニー(ソニー・ミュージックスタジオ)さんの話です。ソニーさんの民生用製品を元に、ソニーさんとCBSソニーさん(ソニー・ミュージックスタジオ)さんが業務用製品を共同開発され、余りの好評のためにその業務用製品は、今ではまるで民生用製品の様に販売されているという珍しいお話でした。

 その1.3は、業務用の可搬型テープレコーダーが、私的な演奏会や鉄道·自然等の生録音のニースに応える形で民生用製品に仕立てられ大ヒットしたというお話でした。その名はカセットデンスケ。

 その2は、鉄道や機械等に用いられる業務用の電気モーターが、家電として掃除機、冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの民生品の心臓部として転用されるというお話でした。

 その3は、流体力学と誘導機技術(誘導電動機(モーター)・誘導発電機(発電機)ともに成り立つ技術)から始まり電力インフラやエレベーター等の業務用機器をしつつ、扇風機から始まりエアコン等の民生用機器へその技術を展開されているというお話でした。

 今回は、造船業から始まり鉄道車両、航空宇宙、エネルギー・環境、精密機械・ロボット分野等でプロフェッショナル向けのソリューションを提供されていて、その技術を二輪車、ATV(四輪バギー車)、多用途四輪車、パーソナルウォータークラフト「JET SKI®」といった民生品に生かされいる会社です。

 その会社は川崎重工業さん。

 東京で生まれ育ったので子供の頃、川崎重工業さんは神奈川県川崎市にある会社だと思っていました。日立製作所は日立市、トヨタ自動車は豊田市、というイメージで…
 しかし川崎重工業の川崎は地名では無く川崎さんという創業者の方の名字が由来だそうです。創業者の川崎正蔵さんが1878(明治11)年に東京・築地に川崎築地造船所を開設したのが、川崎重工業の起源ということで、創業の地は東京・築地。そして川崎汽船と川崎製鉄(現JFEスチール)も。
 1919(大正8)年、川崎重工業の船舶部を分離して川崎汽船が設立。1950(昭和25)年、製鉄部門を分離して川崎製鉄が設立されました。これも余りにも身近過ぎて知らず、本稿の為の事前調査で再認識した次第。

 至近縁が有って海上自衛隊さんの使われている港近くの丘陵に居が有り、東京では味わえない風情ある汽笛の音や港に係留されていて船舶を眺めるという生活をしています。
 その港には潜水艦も係留されています。因みに潜水艦は三菱重工業さんと川崎重工業さんが主な製造元だと思います。  
 たまたまこちらも御縁が有って神戸に行くことが有り、川崎重工業さんの建造された潜水艦白鯨の引渡し直前の時期に居合わせてそれを身近に感じる機会が有りました。
 日本の最新鋭潜水艦ということで、中国、北朝鮮のきな臭い動きも有りご一読願うのも良いかと短いので川崎重工業さんのプレスリリースを以下に全文引用しますね。

潜水艦「はくげい」を引き渡し | プレスリリース | 川崎重工業株式会社

川崎重工は、3月20日11時55分より神戸工場西浜岸壁において、防衛省向け潜水艦「はくげい」の引渡式を、鈴木防衛事務次官、酒井海上幕僚長、三島防衛技監をはじめとする防衛省関係者ほかのご出席のもとに行いました。
本艦は、戦後当社で建造した潜水艦としては30隻目に当り、「たいげい」型潜水艦の2隻目として鋭意建造してきました。
また、優れた水中運動性能および推進性能を持ち、船体には高張力鋼が使用されています。
さらに、リチウムイオン電池採用による高い潜航性能を備え、各種システムの自動化、高性能ソーナー装備による捜索能力の向上およびステルス性能の向上などが図られているとともに、諸安全対策も十分に施され、女性乗員への対応も実施しています。


 動画も宜しければ。

【詳細】潜水艦「はくげい」引渡式・自衛艦旗授与式(神戸経済ニュース)

 この様な最先端の技術をお持ちの川崎重工業さんの二輪車。映画トップガンでトム・クルーズさんの愛車GPZ900Rという設定で川崎重工業さんの大型二輪車が選ばれていますよね。

トップガン マーヴェリックの愛機「GPZ900R」劇中車を徹底解説! 実車を捉えた!
WEBヤングマシン

映画トップガンでトム・クルーズさんの愛車という設定の
川崎重工業 GPZ900R
WEBヤングマシン

 トップガンは私には思い出深い作品です。例えば第一作を吾妹と映画を見に行って、女性教官がオープンカーで脇道から大通りに飛び出すシーンで思わず

危ない!

と叫んでしまい大いに呆れられたり。それ以外にもにも何度も鑑賞して英語を学んだりと、その辺りは2作目も含めて宜しければこちらをお楽しみ下さい。

 そしてその川崎重工業の二輪車を吾妹が買うことになるのです。
 学生時代レギュラーとして競技選手を張ったスポーツウーマンの吾妹。二輪車にも乗りたかったそうですが、原動機付自転車までしか親に許してもらえなかった様です。自動二輪車乗りのお父様からは結婚して相手の人が理解してくれたら免許を取って楽しみなさいと…
 私と異なりその言い付けを守った吾妹は…

 因みに言い付けを守らずなかった私はこんな目に会いました(笑)

 吾妹は結婚するなり教習所へ。そして抜群の運動神経なので極めて短期間で中型の自動二輪車の免許を得ました。そして初めて選んだ自動二輪車が川崎重工業さんの

GPZ400R

でした、

 川崎重工業・GPZ400Rってこんな美しい自動二輪車なんです。

吾妹の中型自動二輪車デビューはこの
川崎重工業 GPZ400R

美しい!

 この黒を基調としたまとまりあるデザインは私も大好きでした。乗り心地も適度にコンパクトで扱いやすく直列4気筒のスムーズで力強いフィーリングが大人の乗り物という感じでした。信頼性も高く流石は川崎重工業さんの技術、安心して楽しめる二輪車でした。

  ということで造船業から始まり鉄道車両、航空宇宙、エネルギー・環境、精密機械・ロボット分野等でプロフェッショナル向けのソリューションを提供されている川崎重工業さんの業務用(プロフェッショナル向け)機器の技術を核に、民生用機器にも別格の性能持たせている会社として、私の推したい会社の1つなのです。 

蛇足
 ちなに我が一家は全員自動二輪車にお世話になっています。が、所有している二輪車のメーカーは川崎重工業さんだけではありません。

 その辺りは、宜しければこちらをお楽しみ下さい。

 川崎重工業さんを推しながら正に蛇足ですね。


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