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ありのままでいい、ありのままがいい

苦手を排除しない


私たちは苦手なことがあると、
ついそれを避け、排除しようとしてしまいます。

しかし、
人生をより充実させるためには、
苦手を排除しない方が良い
でしょう。

避けようとするほどに、
頭に苦手がこびりつくからです。


それよりも、
克服するか、苦手の原因となる特性を活かして、
別の分野で活躍する方向に持って行く方が良いで
しょう。

排除しようとするのではなく、
捉え方を変えるのです。


例えば、
話すことが苦手なら訓練して上手になれば良いです。

苦手と思っていることは、
ずっと苦手と決まっているわけではありません。
自分次第で変化させられることなのです。

さらに、話すのが上達したとして、

元々話すことが苦手な人が、
話し方の指導をすることは、
もともと得意な人がするよりも説得力があります。

生徒が、自身の成長に希望を持ちやすいからです。

これは克服し利用する例です。


また、話すことが苦手ならば、
無言でできる仕事や趣味に向いています。

例えば、文章を書くことは無言でもできます。
もちろん、書いたものを世に出す際には、
編集者などの他者と、コミュニケーションが必要な場合があるかもしれません。

しかし、
そのようなことは誰かに任せることもできます。

その誰かは、人と話すのが好きで、
書くのはあまり好きではない人かもしれません。


さらに趣味に活かす例を挙げると、

書道は無言で行う良い趣味でしょう。

文字がずれるので、話しながら行う人は少ないでしょう。何時間も沈黙を貫きます。

黙っていることが苦手な人にはとてもできない芸当です。

話すことが苦手な人は、
一人で深く集中することに向いています。

このように捉え方次第で、
あらゆる選択肢が見えてきます。

ありのままでいい、ありのままがいい

苦手と言う時、それは他者を基準にしています。

「普通の人と比べて」という枕詞がつき、
「私はこれが苦手だ」となります。

つまり、苦手とは周りとのズレのことです。

しかしズレというのは、
非常に大きな価値を持ちます。

ズレとは才能だからです。 

ズレていることで、
違った形で他者に貢献することができるのです。

あなたにしかできないやり方で、
コミュニティに貢献することができます。

ズレていいい。どころか、
ズレていたほうがいい。のです。

自分に対しても、他者に対しても、
ズレを許すことで、より力が発揮され、
より豊かな個人と集団が生まれます。


苦手というのは、
ズレをネガティブに捉えた言い方です。

しかし、
前述した通り、
苦手は生涯不変のものではない上、
変えなくても、いくらでもポジティブに見ることができます。


つまり、
苦手があっても、ズレていても良いのです。

苦手やズレがあることを嘆き、
平均的になろうとして苦しむ必要はありません。

あなたはありのままで良いのです。


ありのままを受け入れた時、
苦手なことと同時に得意なことも、
さらに輝き出します。

苦手なことを排除したいということに、
無駄な労力を使わなくなるからです。

それは非常に疲れます。
いつも苦手が気になって仕方ないのだから当然です。
つねにおもりを持っているようなものです。


使いるされた言葉、

「ありのままでいい」


言うは易し行うは難しのこの言葉を、

あなたが受け入れるきっかけになれば幸いです。


参考

鈴木祐著『天才性が見つかる 才能の地図』


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