見出し画像

6月23日(水)、第1012回 「意図」

ひとというものは、
 
ひとそれぞれに、
 
何かの目的を持ちながら毎日
 
を生きています。
 
 
大切なことは、
 
一見、同じことをしていても、
 
その「意図」は異なることが
 
ある、ということです。
 
 
例えば、
 
お庭の手入れのお話。
 
 
お庭の手入れをしていると心
 
がとても落ち着く、
 
という方がいたとして、
 
 
その方へ、
 
 
「お庭の手入れ、もっと効率
よくできる方法がありますよ」
 
と伝えたとしたら、どうなる
 
でしょう?
 
 
良かれと思ってお伝えしたと
 
しても、
 
「大きなお世話」と思われる
 
に違いありません。
 
 
その方は、
 
「心を落ち着かせる」ために、
 
お庭の手入れをしているので
 
あり、
 
「効率よく」お庭の手入れを
 
したいわけではないのです。
 
 
ひとは、
 
自分と同じようなことをして
 
いるひとがいると、それだけ
 
で、とても親しみが湧いたり
 
します。
 
 
「おっ?、あなたもですか?」
 
てな感じです。
 
 
しかし、
 
どのような理由や背景があって、
 
それをしているかなど、わかり
 
ようもありません。
 
 
同じことをしているのだから、
 
何でもかんでも、
 
自分と同じなんだと思い込む
 
ことをやめて、
 
相手へ丁寧に理由を尋ねる。
 
 
相手の「意図」をしっかりと
 
確認しようとするひとは、
 
ただ、それだけで、
 
必ず相手からも大切にされる
 
のです。
 
 
感謝、合掌
慈永

この記事が参加している募集

人生を変えた一冊

ありがとうございます。お布施は、こちらから😊😊😊