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カーボンニュートラル

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脱炭素、カーボンニュートラル、ネットゼロなどに関して、気になる記事をまとめています。
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#気候変動

【解説】米国地方自治体に対する気候変動の影響

【解説】米国地方自治体に対する気候変動の影響

9月12日、米国企業にバリューチェーンにおける温室効果ガス(GHG)排出量の全面的な開示義務に関するカリフォルニア州の新法案が、同州議会を通過し、議員たちは41対20の賛成多数で法案を可決しました。

米国では今回のカリフォルニア州の件に加え、米国証券取引委員会​​(SEC)が米国企業向けの気候変動関連開示規則の最終版を準備している最中であり、気候変動に関する政策の動きがかなり加速してきています。

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RE100参加 日本企業最新 88社リスト(2024.10.18現在)

RE100参加 日本企業最新 88社リスト(2024.10.18現在)

気候変動への対応がグローバル共通の課題となり、世界ではカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みが進んでいます。日本政府も2050年に温室効果ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル宣言」を掲げています。この目標を達成するためには、私たち生活者の取組みに加え、企業の積極的な参加と取組みが不可欠です。

特に、再生可能エネルギー100%を目指す「RE100」への参加は、将来のカーボンニュ

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【超入門】ざっくり理解するカーボンニュートラルの歩み(ざっくりすぎ注意)

【超入門】ざっくり理解するカーボンニュートラルの歩み(ざっくりすぎ注意)

こんにちは!Sotasのよしむらです。相変わらずカーボンニュートラルのことを勉強しています。今日は各国政府主導の動きを中心に、この20年の流れを、その年のトピックスと一緒に、非常に簡単にまとめてみました。ざっくり把握できる(はず)なので、ぜひご覧ください!

産業革命~第二次世界大戦後:地下の炭素、石炭や石油、天然ガスなどの化石燃料を大量に掘り出し、エネルギーや生活財の生産に利用してきた結果、世界

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「ステークホルダーやパートナー企業とともにカーボンゼロを達成する」 アサヒグループホールディングス:Social Good Company #58

「ステークホルダーやパートナー企業とともにカーボンゼロを達成する」 アサヒグループホールディングス:Social Good Company #58

※この記事の情報は2021年01月29日メンバーズコラム掲載当時のものです

長年、国内でのトップブランドに君臨するスーパードライを擁し、酒類・飲料・食品などのグループ事業会社を束ねる、アサヒグループホールディングス。サステナビリティ・フレームワークの設定やマテリアリティの刷新を進める同社に、気候変動対策を中心にサステナビリティの取り組みをおうかがいしました。

バリューチェーンを含めた2050年

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【調査】鬼高い!?企業のGHG排出量の『算定・報告・公表』はいくらかかる?

【調査】鬼高い!?企業のGHG排出量の『算定・報告・公表』はいくらかかる?

気候関連開示 — どれくらいコストがかかるのか?2022年3月に米証券取引委員会(SEC)が気候関連開示の規則案を公表して、まず最初に関係各所から寄せられたコメントが、"規則案の要件遵守にかかるコストが高い"ということでした。開示初年度に必要な費用として、SECが提示した約53万ドル(約7000万円)を基準としたコメントです。

かなりお高いですね。では、実際のところはどうなのでしょうか?

パー

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【公開状】CEO兼共同創設者 ケンタロウ•カワモリから脱炭素を進めるビジネスリーダーの皆様へ & 直木賞『地図と拳』と脱炭素社会

【公開状】CEO兼共同創設者 ケンタロウ•カワモリから脱炭素を進めるビジネスリーダーの皆様へ & 直木賞『地図と拳』と脱炭素社会

前回、少し詰め込みすぎ?たので、今回は少し趣向を変えて、我々のCEO兼共同創設者 ケンタロウ•カワモリがビジネスリーダーに向けて書いた熱い想いを【公開状】という形でご紹介します。

ちなみに、【公開状】とは、下記のことを意味するそうです。

CEO(つまりは、パーセフォニ全体)の本気度が伺えるかと思います。どうか皆様に届きますように。

そして自分の趣味の読書から、先月、直木賞を受賞した小川哲さん

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「リスクを許容し攻め続ける企業がリードする」2023年、ついに『脱炭素』実践フェーズへ―。|Members+対談#07

「リスクを許容し攻め続ける企業がリードする」2023年、ついに『脱炭素』実践フェーズへ―。|Members+対談#07

「経営x脱炭素」に関するトピックについて、京都大学大学院の諸富 徹 教授とメンバーズ専務執行役員である西澤が意見を交わし合うシリーズ企画。

脱炭素に向けた動きについて、先進国内でも遅れを見せている日本ですが、2023年はようやく実践フェーズへと移行するターニングポイントとなりそうです。我々、日本企業は何を備え、どう動けばよいのでしょうか?#07では、2023年の脱炭素と経営について議論しました。

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はじめまして: パーセフォニ 三浦

はじめまして: パーセフォニ 三浦

自己紹介 「ITを駆使して人々の暮らしを豊かにする」新卒でNTTに入社し、Dell、Microsoft、Appleと、IT企業に25年ほど勤めてきました。インフラやハードウェア、ソフトウェアなど、ITを駆使してどうやったら人々の暮らしを豊かにできるか、いかにテクノロジーを使って人々の生活に良い影響を与えられるか、ということを考えながら仕事をしてきました。

現在は、パーセフォニという脱炭素関連企業

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