松田たかし

94年生まれ、東京在住。noteでは文章書いたり、絵描いたり色々試してます。

松田たかし

94年生まれ、東京在住。noteでは文章書いたり、絵描いたり色々試してます。

マガジン

記事一覧

夜の光

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あらためて、「松田たかし」と申します。

今までnoteに限らずSNS上では「かかと」というペンネームで活動してきました。 ですが、新年を迎えたこともあり、いろいろ考えた結果、「かかと」という名前は卒業し、「…

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スマホの縦スクロールで読む絵本、動画化計画

以前、タテナガ作品シリーズのひとつとして「首長竜の夏」というものを公開しました。 個人的に今まで上げたタテナガ作品の中でもお気に入りの一作なので、 「この作品を…

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「ぱんだうじ」さんから継続の秘訣を学ぶ。

一つのことを毎日欠かさずする。 言うのは簡単ですが、それがとてつもなく難しい。 先日、パンダの絵を描く機会があったので参考画像を集めにネット検索していたのですが…

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優柔不断でいいや。

あけましておめでとうございます。 おめでとう、と安易に言っていいのかわからないくらい社会的に激動収まらない年末年始でしたが、どんな状況でも、その時だけは手放しで…

秋の味覚包囲網。

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CDジャケットの美学#7:pillows『GOOD DREAMS』

音楽に人生を救われた、と大げさじゃなく言える経験がありますか? 自分には、あります。 まあ、自分は基本的に感動を6割増くらい大げさに語る悪癖があるので、あまりあ…

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CDジャケットの美学#6:go go penguin『V2.0』

大好きなアーティストが出したCDは、漏れなくジャケットデザインも好きになることが多いです。 アーティスト自体が好きだから関係するすべての作品が良く思えてくるんでし…

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CDジャケットの美学#5:KOHH『worst』

今日は前置きなしにいきなりジャケットから(たいして面白くもない前置きなんて要らねえ)。 今年惜しまれつつも引退した、東京王子出身のラッパーKOHHのラストアルバム『…

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CDジャケットの美学#4:yonige『健全な社会』

最近日中時間があれば図書館に行ってる。 家にいるとまず確実に、様々な誘惑に勝てずベッド・インからの動画鑑賞タイムになってしまうので。 大学時代からそうだったけど…

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CDジャケットの美学#3:GreeeN『第九』

久しぶりの投稿。 最近本格的にグラフィックデザインを学び始め、その界隈の勉強に熱が入ってきたので、以前から細々と続けていたCDジャケット研究を再開しようと思った所…

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一行詩「夏の終わり」

          夜          風           す            る             り            と        …

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タテナガショートショート「工場地帯の夜明け前」

タテナガ作品への挑戦vol.3です。前回に引き続き自作の短い詩に絵をつける形で創りました。 ちなみに前回の作品はコチラ。 構想から描き上げるまで1ヶ月もかかってし…

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「読書って何のためにするの?」に答えるとすれば。

久しぶりのテキスト投稿。気づいたらnote始めてから3ヶ月以上経とうとしている。光陰が猛スピード過ぎて誰か取り締まってほしいレベル。 こんな久しぶりに何を書こうと思…

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見えないガラス

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猫か犬かなんてどっちでもいいじゃない

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あらためて、「松田たかし」と申します。

今までnoteに限らずSNS上では「かかと」というペンネームで活動してきました。

ですが、新年を迎えたこともあり、いろいろ考えた結果、「かかと」という名前は卒業し、「松田たかし」という本名に近いペンネームでやっていくことにしました(90%はノリと勢いです)。

クリエイターという生き方に覚悟を決めるため、というのもあるかもしれません。

なにはともあれ、呼び名が変わっただけでやっていくことは今ま

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スマホの縦スクロールで読む絵本、動画化計画

スマホの縦スクロールで読む絵本、動画化計画

以前、タテナガ作品シリーズのひとつとして「首長竜の夏」というものを公開しました。

個人的に今まで上げたタテナガ作品の中でもお気に入りの一作なので、

「この作品をもっと知ってもらえないかな?そして、あわよくばタテナガの魅力をもっといろんな形で拡散していくことができないかな。」

などと色々試行錯誤しておりました(新しい作品作れよ、って話ですが……)。

そんな中、

「タテナガ作品を、縦にスクロ

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「ぱんだうじ」さんから継続の秘訣を学ぶ。

「ぱんだうじ」さんから継続の秘訣を学ぶ。

一つのことを毎日欠かさずする。

言うのは簡単ですが、それがとてつもなく難しい。

先日、パンダの絵を描く機会があったので参考画像を集めにネット検索していたのですが、その際こんなブログを見つけました。

ブログの内容はごくごくシンプル。

管理人のぱんだうじ氏が、毎日欠かさず上野動物園のパンダの写真を撮ってアップする、というもの。

最初のうちこそ、

「あ、このパンダかわいい、参考にさせてもらお

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優柔不断でいいや。

優柔不断でいいや。

あけましておめでとうございます。

おめでとう、と安易に言っていいのかわからないくらい社会的に激動収まらない年末年始でしたが、どんな状況でも、その時だけは手放しで「おめでとう」と言い合えるウルトラCがお正月と誕生日だと個人的には思っています。

さて、生涯現役三日坊主を今のところなんの支障もなく達成しそうな自分のことなので、ご多分に漏れず前回の更新から2ヶ月近く間が空いてしまいました。

いつかの

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CDジャケットの美学#7:pillows『GOOD DREAMS』

CDジャケットの美学#7:pillows『GOOD DREAMS』

音楽に人生を救われた、と大げさじゃなく言える経験がありますか?

自分には、あります。

まあ、自分は基本的に感動を6割増くらい大げさに語る悪癖があるので、あまりあてにできないかもしれませんが……。

それでも、個人的感覚では間違いなく、音楽に救われてきた経験がわんさかあります。

バイトの面接に落ちたとき。

よせばいいのに元カノに振られたときの衝撃が突然ぶり返して、死にたくなったとき。

ゲー

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CDジャケットの美学#6:go go penguin『V2.0』

CDジャケットの美学#6:go go penguin『V2.0』

大好きなアーティストが出したCDは、漏れなくジャケットデザインも好きになることが多いです。

アーティスト自体が好きだから関係するすべての作品が良く思えてくるんでしょう(美しいもダセーも、すべてが愛おしくなる)。

そもそも美的感覚が自分と似通ったアーティストの作る曲を好きになるのかもしれません。

いずれにせよ好きになれるのなら理由なんてどうでもいいこと。

今回取り上げるCDジャケットも、そん

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CDジャケットの美学#5:KOHH『worst』

CDジャケットの美学#5:KOHH『worst』

今日は前置きなしにいきなりジャケットから(たいして面白くもない前置きなんて要らねえ)。

今年惜しまれつつも引退した、東京王子出身のラッパーKOHHのラストアルバム『worst』です。

なんかこう、いいですよね笑(この世で一番無思考な言葉)。

見た瞬間、ゾクッとしました。

冷たいほど白く塗られた、むき出しの機械たち。

これ以上ないほどに無機質で、冷酷さすら感じるのに、どこか底知れないエネル

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CDジャケットの美学#4:yonige『健全な社会』

CDジャケットの美学#4:yonige『健全な社会』

最近日中時間があれば図書館に行ってる。

家にいるとまず確実に、様々な誘惑に勝てずベッド・インからの動画鑑賞タイムになってしまうので。

大学時代からそうだったけど、大量の本と同じ空間にいるってこと自体が異様なまでの安心感と勉強への意欲を生み出してくれる。

ああ、聖域。ここは自分にとっての聖域なんや……。しかもタダの。徒歩15分かかるけど。それもいい運動とすら思える。ビバ図書館。

さて、という

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CDジャケットの美学#3:GreeeN『第九』

CDジャケットの美学#3:GreeeN『第九』

久しぶりの投稿。

最近本格的にグラフィックデザインを学び始め、その界隈の勉強に熱が入ってきたので、以前から細々と続けていたCDジャケット研究を再開しようと思った所存。

限りなく自分のためだけに書いてる記録用記事なので、あんまり読んでても楽しくないかも。あしからず。

今回取り上げるのはこれ。

GreeeeNの「第九」。

GreeeeNて今までの人生で一回もちゃんと聴いたことなかったんですが

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一行詩「夏の終わり」

一行詩「夏の終わり」

          夜
         風

          す
           る
            り
           と
          抜
           け
            て

           線
          香

           ゆ
            ら
             ゆ
            ら
  

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タテナガショートショート「工場地帯の夜明け前」

タテナガショートショート「工場地帯の夜明け前」



タテナガ作品への挑戦vol.3です。前回に引き続き自作の短い詩に絵をつける形で創りました。

ちなみに前回の作品はコチラ。

構想から描き上げるまで1ヶ月もかかってしまった……。

これまで一枚絵にこだわっていたので作品の長さが制限されてしまい、どうしても短編詩みたいなスタイルになっていたのですが、今後はマキタカシさんのような長編のお話も作ってみたいですね(もともと絵本を作ってみたいという欲求

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「読書って何のためにするの?」に答えるとすれば。

「読書って何のためにするの?」に答えるとすれば。

久しぶりのテキスト投稿。気づいたらnote始めてから3ヶ月以上経とうとしている。光陰が猛スピード過ぎて誰か取り締まってほしいレベル。

こんな久しぶりに何を書こうと思ったかといえば、「読書について」というありきたりすぎるテーマ。

今さら自分なんかが読書の意義などについて高説を垂れるつもりはないのだが、最近改めて「なんのために読書するのか」という問いに対するひとつの答えが自分なりに明確になってきた

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