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一行詩「夏の終わり」








          夜
         風

          す
           る
            り
           と
          抜
           け
            て

           線
          香

           ゆ
            ら
             ゆ
            ら
           揺
            れ
             る

           燃
           え
           切
           る
           ま
           で
           は

           あ
           な
           た
           と
           私

           こ
           こ
           に
           居
           さ
           せ
           て

                 ◆

久しぶりの投稿ですー。

今日のテーマは「一行詩」。

タテナガの魅力を発信する「タテナガ文芸部」の部長であるマキタカシさんの↓この記事を見ていてもたっても居られず、拙いながら自分も作ってみました(最近タテナガ作品の進捗を見せられなかったので、こういう機会うれしいです。マキさんに感謝!)。

「#タテの一行詩やってみた」がついている記事、ほかにもいくつか拝見しましたが、皆さんそれぞれの感性や工夫が垣間見れて本当に面白い!

縦に2行重ねてみたり、たまに横書きを混ぜてみたりと、配置の仕方によって見え方も全然違ってくるから不思議ですねー。

空間の捉え方が変わるだけで、こうも文章自体の捉えかたが変わるもんですね。

とくに「スマホやPCの画面=横書き」っていう固定観念が染み付いてしまっているものだから、紙の上で縦書きを読むよりはるかに新鮮な心持ちです。

                 ◆

今回、自分もどうせならなにか一工夫をと思い、文章に動きをつけてみたり、イラストを付けたりしてみました。

縦書きの文章って、重力に逆らわずそのまま流れていくような心地よさがありますよね。横書きよりも流動的で、それが日本語の柔らかな雰囲気とも絶妙にマッチしているのかな、と思います。

あと、自分なんかはイラストや動きでごまかしてますが笑、いい文章は文字の並びだけでもその奥にある「色」や「質感」を感じ取れますね。

そういう詩が書ける人は単純に尊敬します。

できるなら、そういう域に達してみたいものです……。


しかし一行詩、お手軽でとっても面白いです。

みなさんもぜひやってみてはいかがでしょう!

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松田たかし
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