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うつ病と発達障害日記 9/4-9/7 〜長い闘いの終わりと始まり〜

こんばんは、Kairiです。
この数日間は濃密な日々で、疲労困憊の末にベッドに横たわったままこれを書いています。


仕事忙しい

台風の影響で遅延した荷物が3日分、一気に届き結果として3日分の仕事が1日に濃縮されたり、システムエラーやプログラムエラーでそもそも時間を喰われてしまったり、そもそも既に繁忙期に入り始めていたりと、とにかく毎日が短距離走の全力疾走×10本の繰り返しのようでした。

こういう時に自分のペースを守り、社員の方に残りの仕事を任せる勇気が出れば良いのでしょうが、どうにも私のプライドの高さ(親しくない人に弱みを見せられない)、人への怖れ(残したら終業後に悪口大会が始まるんじゃないか)、無駄な慮り(社員の人も通常業務とは別に動いてるプロジェクトで忙しいので、ここで社員をアシストする立場・業務内容の障害者雇用が足を引っ張るわけには行かない)から、気がつけば毎日が疲労困憊でした。

気がつけばいつの間にかベッドで横になるつもりが電気をつけたまま眠っていて、睡眠導入剤を飲み忘れるほど疲れていました。

思うように勉強できなかった

上記の事情で体力を削られ、最後の昇給を賭けた勉強は捗りませんでした。
帰宅した時点でヘロヘロで、考える脳も速記する力も残っていなかった
からです
我ながら勉強に残す体力がなくなるのを分かっていながら、それでも仕事をしてしまった自分を馬鹿だなと思いました。

良く言えば真面目なのでしょうが、悪く言えば要領が悪い。

そして要領が悪い人間は、どの業界でも社内でも人生でも苦労します。
分かっているのに、要領良くやれない自分に腹も立ちました。

今後は柔軟さ、要領の良さの改善は自分の課題としていきたいです
それが特性でも人生は続きますし、どこかでバランスを見つけない事には乗り切れない場面はこれからも出てくるでしょうから。

試験は絶望的

さて、数週間前から取り組んだ試験ですが、結果は散々なものでした。

20分で60問を解く、まさに"要領"と"取捨選択"が問われる試験。

足切りはおそらく6割ほどでしょうが、私は最初から全て真面目に解き、20問ほどしか解答できませんでした。
この時点でだめでしょう。

正答率は高くても、正解数が少なければこの試験は意味がありません。

正に私の特性と非常に相性が悪く、各所で「発達障害発見装置」とまで言われるその試験の核を痛感しました。

2,3回と繰り返せば発達持ちでIQ130未満(高IQ未満、平均以上IQ)でも何とかなるかもしれませんが、初見でこれは、特に粘り強い代わりに"とばす"事が苦手な人の多いASDには厳しい気がしました。

これから

私は今の会社に努めて丸5年となります。
以上から、私は今後は無期雇用として勤務をすることになります。
そのため、今回の試験は最後の昇級試験でした。
しかし、前述の通り昇給は絶望的なため、恐らく私は今の会社では60歳、長くても65歳までは、ずっと手取り14万で暮らすこととなります。

これからどうするか

無期雇用となり、これまでの契約社員時代のプレッシャーや綱渡りの様な心細さを思い起こすと、多少の安心感があることは否定できません。

5年間の間に計2回も同性・異性それぞれ1回ずつ悪質なセクハラに遭い、一時は希死念慮の急激な悪化により医師から入院も勧められ、それでも休んだら契約更新が出来なくなるので、本来してはならないことですが、医師に反駁し、無理矢理に仕事を続けました。

それしか私には生き残るための術がなかったからです。

結果として何とか社会的に生き残り続けました。

しかし代償も決して小さくはありませんでした。

同性の後輩からの陰湿なセクハラや当時の職場環境の劣悪さ(管理職が次々と倒れてはどの社員も常にギスつき、そのストレスが障害雇用に向かうような環境でした)、それでも増えていく仕事の負担などを機に強いうつ病を二次疾患として患い、IBSの悪化から下血もし、婦人科系疾患にも掛かり、重度貧血で終業後に急いで病院に滑り込み鉄剤を打ち続ける日もありました。
同性からのセクハラ時は胃も壊し、それでも相手が同性=セクシャルマイノリティという事で緘口令が敷かれていたため、今でも会社で共に仕事をしている管理職の何人かには「嫌いな人には冷たく攻撃的な態度を取る人」と誤解を受けたままです。
更に、上記の諸々が重なり強いうつ病に罹患した当時には障害理解の担当者である上長から(契約更新の時期と被っていたこともあり)「契約更新が決まって、ホッとしたのもあって、うつ病にかかったように見える」と、まさかの理解を担当する、それも長年に渡り障害雇用の採用と理解と相談窓口を担当していた社員の口から出たとは思えない、人間不信になりそうな無理解に満ちた酷すぎる言葉にも遭遇しました。

異性からのセクハラ時には、正に昇給がかかった試験を目前に控えてトラウマ症状の噴出から勉強がままならず、そのストレスやフラッシュバックから自傷行為に至ることもありました。

思い起こせば、常に何かの問題と闘い続けていた日々でした。

これから無期雇用となるにあたり、正社員同様の待遇が受けられる反面、更に高いレベルでの仕事や資格取得を求められるでしょう。

無期雇用になったからと言って、それも障害者雇用の無期雇用だからといって、決して楽を出来るわけではないのです。

それらを加味した時、自分の体調安定を第一と据え、その後、転職をするか、それとも今の会社に居続けるか、まるで見通しはつきません。

私は育った環境がハードに過ぎたせいとASDとうつ病の掛け合わせで、どちらかと言えば平均より強く刺激より安穏を求める傾向にあると思いますが、そもそもこのご時世、人生は常に選択と登り坂の繰り返しなのかもしれません。

いずれにせよ、今よりも幸福に人間らしく生きられたら良いなと今は思っています。

非常に重たい長文を最後までお読みくださり、誠にありがとうございました。
同じ様な心境、状況の方がいれば、あなたの選択と人生に幸ありますように。
そうでない方には良い事ありますように。




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