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スウェーデンで珍しい被害にあった話
何とも思わせぶりな題名をつけてしまいましたが、42年間の人生初の痴漢被害にあいました。しかも、スウェーデンで!
私は自虐ではなく客観的に見てもあまり女性としての魅力はありません。アトピーなので化粧もしないし、XLサイズの筒形体形です。ズボラでドジなので、オシャレもしません。ですが、女である以上、そういうリスクはあるという事は、自覚していました。しかし、それ以上の事はなく、日本でもオランダでもフラ
より病弱に、よりデブに、より貧乏に(そして、よりバカに)
プラスチック汚染に関連して、もう一つ。上記のタイトルは、アメリカの小児科医であり研究者でもある、レオ・トラサンデ先生による著書「Sicker, fatter, poorer」を私なりに訳したモノです。この本にはちゃんとした和訳が存在して、「病み、肥え、貧す:有害化学物質があなたの体と未来をむしばむ」となっておりますが、元のタイトルの方がインパクトあるなぁと思い、インパクト重視で訳してみました。あ、
もっとみる「絶対ただの風邪だから」と、夫と7か月の子供と私の前でコロナ検査を始めた舅。鼻に綿棒を入れたとたん、手や肘で覆うこともなく、こっちを向きながら大きなくしゃみ(怒)!結果は案の定、陽性。急遽目と鼻を洗浄し、顔を洗い、うがいをして、2週間ひやひやしながら過ごしたが、うつらなかった。
オランダ鉄道であった本当の話。第4話:ニルス・ポールさん
オランダ鉄道の電車は、殆どデッキが設けられている。そして、それらの幾つかは、乳母車や自転車なども乗せられるように、かなり広くなっている。
夏休みに入った時期だったと思う。快速電車はかなり混んでいたため、列車後部の広いデッキまで進んでいった。たどり着いたそこには、大きな旅行鞄を床に据えた金髪の若い男性が一人座っていた。席は沢山空いていたので空席なのか確認はしなかったが、何となく個室的な空間なので、
毒親にならないために。「安心感の輪」子育てプログラムに通った感想
娘の4か月検診の後に、「来週、育児教室が始まりますけど、いかがですか?」と看護師さんに聞かれた。第一子だし、無料だし、もらえる情報はもらった方がいいよね、ぐらいの軽い気持ちで参加してみることにした。それがたまたま、「安心感の輪」子育てプログラムであった。7回にわたって開かれたその教室は、要約すれば、子供に安心感を与え、親子の信頼関係を深めることで、育児も子どもの人生も上手くいくという理論を説明する
もっとみる神の社会実験・最終章
その後、僕やバイロンが心配していたような事は一切起こらなかった。僕が追跡されることもなかったし、浜辺に一対の蝙蝠の翼が見つかった、なんて言う報告もなかった。プルーは一切僕に連絡をしてこなかったし、彼女を見かける事もなかった。
「女性の中には、悩みを相談しても、実際に助言が欲しいなんて思っていない人もいるからね。黙って聞いてあげた事で、本当に満足したのかも知れないよ。」
そんな風に宇宙人である大
神の社会実験・第29章
「成程。」
そういって僕は、ビールを二つ注文した。大将にもご一緒してもらおうと思ったけど、それは辞退された。プルーは喋り疲れてのどが渇いたのか、一息にジョッキの半分ほどを飲み干してため息をついた。その艶めかしい上唇についた泡だけはナプキンで上品にふき取って。お淑やかなのか、じゃじゃ馬なのか。子供っぽいのか、セクシーなのか。つくづく一貫性のない女性だな。それにしてもうまいビールだ。きりっと冷えてい