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全ての業務は人材開発に通ず ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第31回 (2023.12)

全ての業務は人材開発に通ず ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第31回 (2023.12)

「ビジネスやテクノロジーの最先端トレンドを伝えてきた日経産業新聞は2024年3月29日付で休刊します。1973年10月の創刊以来、50年間にわたり皆様のご愛顧を頂きました。」
日本経済新聞社からのリリース文ですが、3月29日付を持って日経産業新聞は休刊しました。それに伴い、日経産業新聞連載「HRマネジメントを考える」も終了しました。休刊日までに再録の遅れた分の取り戻しをしようとしたのですが、間に合

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「敷居の低い人事部に」 ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第30回 (2023.09)

「敷居の低い人事部に」 ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第30回 (2023.09)

日経産業新聞の記事の再録、第30回まで来ました。「日本一敷居の低い人事部」というのは、私の入る会社の人事部のスローガンの1つですが、さすがに新聞でNO.1表示はまずいので、「日本一」をカットしたタイトルになっています。スローガン、作るの、相変わらず好きです。

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日経産業新聞 HRマネジメントを考える (2023.09)
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キャリア支援が仕事の質変える ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第28回 (2023.03)

キャリア支援が仕事の質変える ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第28回 (2023.03)

日経産業新聞「HRマネジメントを考える」の再録、第28回目。もう少しで追いつきます。今日は、現場のキャリア支援の話です。これがうまく回れば、いろいろなことが良くなります。そのために、人事部やキャリコンが役割を果たすことが大切ですね。
「HRマネジメントを考える」のバックナンバーをまとめたページを作りましたので、ご興味があれば過去のもご覧ください。

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人事部が正しく機能するには ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第27回 (2022.12)

人事部が正しく機能するには ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第27回 (2022.12)

日経産業新聞「HRマネジメントを考える」の再録、ちょっと飽きて間があきました。で、第27回目。あと、1年ちょっとで追いつきます。何としても3月29日までには追い付かねば。経営者も社員も、人事部をコンペすることはできません。そんな立場に甘えずに、日々、革新し続ける志がなければ、この仕事は楽しく続けられません。
日経産業新聞連載のバックナンバーをコチラにまとめました。ご興味があればどうぞ。

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マネージャーがいきいき働く姿を ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第25回 (2022.06)

マネージャーがいきいき働く姿を ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第25回 (2022.06)

日経産業新聞「HRマネジメントを考える」の再録、事情があって少しキャッチアップを急いでいます。バックナンバーのまとめページも作りました。ようやく、第25回目。このテーマは、ここ2年ほど人事として最も重要なテーマではないかと思っているものです。日経ビジネスの特集でも語らせていただきましたし、JMAMのセミナーでも語らせていただきました。なんとか社内でも実践していきたいと思っています。これがうまくいく

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HRマネジメントを考える

HRマネジメントを考える

ありがたいことに2017年12月から「HRマネジメントを考える」というリレー連載を7人の皆様と一緒に書かせていただいています。原稿からアーカイブを作成してみました。人事部長引継ぎシリーズとともに、私のHR観が詰まっているといえます。ご興味がわいた記事を是非、お読みいただければありがたいです。リンク貼るの、結構疲れました。

第01回(2017.12) 「越境学習」の効能 学びのサイクル作る

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就労で大切な居場所を作る ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第24回 (2022.03)

就労で大切な居場所を作る ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第24回 (2022.03)

日経産業新聞連載「HRマネジメントを考える」の再録、遅れた分の取り戻し3日目、第24回目です。2023年度新入社員を迎える前夜の記事です。働くということについて、ちょっと考えてみました。

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日経産業新聞 HRマネジメントを考える (2022.03)
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副業の次は「経費からの自由」 ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第22回 (2021.09)

副業の次は「経費からの自由」 ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第22回 (2021.09)

7人でリレー連載を続けている日経産業新聞「HRマネジメントを考える」からのここでの再録、随分とさぼってました。2年くらいさぼってますね。で、連載第22回目の引用になります。まだ、2021年だ。
キャリア自律をうたいながら、副業を認めないどころか、いきなり単身赴任を伴う異動発令をする意味不明な企業ってまだありますよね。自由を提供しない環境で自律しろってどういうことでしょうか。
いちいち会社が許可する

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劇的に進化もできた2年 ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第23回 (2021.12)

劇的に進化もできた2年 ~日経産業新聞 HRマネジメントを考える 第23回 (2021.12)

日経産業新聞「HRマネジメントを考える」の再録、昨日に続いて第23回目です。2021年の暮れ。コロナ禍により世界が一変したのにも、だいぶ慣れていた頃ですね。必要は発明の母ではありませんが、あのウイルスは私たちの生活の様々な進化を加速させた面もあります。そして、結構、価値観も変わったんじゃないでしょうか。当時、前向きに変わった2年間を振り返った記事になります。「むやみに元に戻すという思考停止的な行為

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経営学習研究所、ラボ企画を2つご紹介します

経営学習研究所、ラボ企画を2つご紹介します

一般社団法人経営学習研究所は、2011年に産声をあげた、「これからの人材開発・人材育成を面白くする」べく設立された非営利の一般社団法人です。「組織」「学習」「デザイン」の3つの交差する学際的領域に魅了され、当時は東京大学に在籍されていた中原淳先生の声がけで集まった志を同じくする大学の研究者、実務家が、既存の団体からの寄附・支援もうけず、全くの「手弁当」で資金を出し合い、立ち上げた団体です。まだまだ

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浅田飴パッションがない!!!

浅田飴パッションがない!!!

咽喉が弱いです。しばしばやられます。そんな時に私を助けてくれるのは、「のどぬーるスプレー」と「浅田飴パッション」です。時に「浅田飴パッション」は1日で1缶なめくしてしまうようなときもあります。講座をやるときも夕方には咽喉が枯れるので、「浅田飴パッション」は離せません。そして、今、そんな私に危機がきているのです。
すでに年末から、近所のマツキヨが怪しくなりました。いつまでたっても浅田飴のパッションだ

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027 人材開発は人事のど真ん中

027 人材開発は人事のど真ん中

人的資本経営とかリスキリング・学び直しとか、言われてますね。

長く人事の仕事をしている立場からだと、人的資本経営なんか「何を今更当たり前のことを」と思うところも多いのですが、国が人材開発を後押ししてくれるのは、悪いことではありません。人材開発は、人事のど真ん中の仕事なのです。

人材開発担当は、以前は研修担当と呼ばれていました。研修担当は研修をすることが仕事なので、とてもdoableな名称です。

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026 1on1を制度ではなく文化として定着させる

026 1on1を制度ではなく文化として定着させる

私は、何にでもスローガンを立てるのが好きです。よいスローガンは、想いに彩りをつけます。先日、あるセミナー登壇のためにスライドを作っていたら、素敵なスローガンを思いついちゃったんてすよ。すでにちょびっと社内で使い始めています。それが、このタイトルです。

昔から1on1を嫌いだと言い続けています。1on1的な面談の効果は理解できますし、意図的にやることもあります。手法としては、とても有効だと思います

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025 大きな全体図を描く

025 大きな全体図を描く

全体図を描くのが好きです。組織のあり方とか、施策全体のコンセプトとか、そういうのをまとめていくのが好きです。これを頭の中でやっていると、並行してディテールも少しずつできていきます。
逆に、これをやらないで、ディティールから入るのが好きな人もいます。仕事のやり方は人それぞれです。そんな人は、多分、ジグソーパズルに耐えられる人です。全体図がない中で、端っこから地道に攻めていく。そんな仕事の仕方ができる

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