マガジンのカバー画像

社会&経済WatchPlus・Biz Eye

288
運営しているクリエイター

2021年11月の記事一覧

【気になる】お天気の現地中継は、大袈裟過ぎる!

【気になる】お天気の現地中継は、大袈裟過ぎる!

テレビ番組やニュースの中で、
お天気を現地から中継する時がありますが、
非常に気になることがあります。

事実のみを伝えるべきなのに、
やたらと演出過剰な伝え方をします。

雨が激しく降り、道路には水が溢れています。
傘にはバラバラと雨が打ちつけ、時折強い風で、
傘を持っていかれそうになります。
海には、白波が立っています。

こうしたアナウンスを流しますが、
映っている映像は、ごく普通の雨。

もっとみる
「和食」の無形文化遺産登録は、“おせちの伝統を守れ!”という教訓。

「和食」の無形文化遺産登録は、“おせちの伝統を守れ!”という教訓。

日本ほど食の豊かな国は他にない。いながらにして、世界各国の料理が食べられる。日本人には、あらゆる国の料理を持ち込み、受け入れ、広めるという柔軟な姿勢がある。それでいて、日本独自の伝統も守り続けている。

そしていま、和食が見直され、ユネスコの無形文化遺産にも登録された。これから、ますます注目されることだろう。

だが、懸念材料がないわけではない。日本における和食の存在感が、少しずつではあるが、薄れ

もっとみる
伝統は守るものではなく、進化させるもの。

伝統は守るものではなく、進化させるもの。

「夏=甲子園」というほど、全国高校野球選手権大会は、伝統ある“行事”“風物詩”である。ところが、気候変動による猛暑が厳しく、地区予選も含め、選手や観客が熱中症で救急搬送されるケースが増えている。

この問題にどう対処すべきか。と、迷っている場合ではない。「伝統」か「命」かの選択を迫られている。考える余地はなく、時間をずらすか、時期をずらすしか、対処の方法はない。やっと、休息日やナイターを実施するこ

もっとみる
【気になる】中高年のひきこもりに、支援は必要?

【気になる】中高年のひきこもりに、支援は必要?

40~64歳の「ひきこもり中高年者」の数が、
推計約61万3000人に上った
という調査結果があります。

そんな人たちへの支援策が必要だという議論が起こり、
動き始めています。

私の疑問。

税金を使った支援が必要なのでしょうか。

青少年が何らかの問題を抱え、
ひきこもりになってしまったというのなら、
支援すべきだと思います。

学校や社会との繋がりを作る術を持っていないからです。

誰かが

もっとみる
風俗店は、社会の“必要悪”である。

風俗店は、社会の“必要悪”である。

以前、高齢者向け売春クラブが摘発された。平均年齢63歳という女性たちが、高齢男性のもとへ出向き、売春をしていた。

売春は犯罪なので、摘発されるのは仕方ない。だが、誰かが被害を受けるのだろうか。昔のように無理やり売春させられているわけではない。自分から進んで働いている人が多い。

高齢者の性の問題は、以前から言われている。特に男性は年齢に関係なく、性欲を持ち続けている。これを歳だから諦めろとは言え

もっとみる
自分を鍛えたいなら、中小企業へ。

自分を鍛えたいなら、中小企業へ。

就活環境が改善傾向にあるとはいえ、まだまだ学生は苦悩している。どれだけ受けても内定をもらえず、中には数十社を落ちている学生もいる。「就活うつ」になって、自殺する学生までいる。

そこまで就職口がないものなのか。いや、そうではなさそうだ。大学生の就活において、学生と企業のミスマッチが問題となっている。

中小企業からの求人はかなりの数になる。なのに、学生が敬遠して受けないのだという。これが、いわゆる

もっとみる
【気になる】“危険”な「組み体操」は、何のため?

【気になる】“危険”な「組み体操」は、何のため?

運動会で行われる組み体操の中のひとつ
「人間ピラミッド」。

生徒が怪我をすることが多いので、
その段数を制限する学校が増えています。

しかし、いまだに危険な段数で
やっている学校もあります。

「組み体操は運動会のメイン」
「高いピラミッドは壮観」などという、
観客の立場でしか物を考えない人たちもいます。

「多少危険でも、やり遂げる達成感がある。
 それも教育だ」という、
軍国主義のような老

もっとみる
中高生の部活動には、「まじクラ」と「ゆるクラ」を作れば良い。

中高生の部活動には、「まじクラ」と「ゆるクラ」を作れば良い。

中高生の部活動には、「汗と涙の青春物語」というイメージがある。特に運動部はそうだ。朝練、放課後、夜遅くまで。大会を目指して、クラブ一色の生活をしている。

「青春だなぁ。頑張れ!」と大人は見ているが、本人たちの中には、「辛い、やめたい」「楽しくやりたいだけなのに」と思っている子もいる。

なぜ、大会を目指すのか。なぜ、勝たなければいけないのか。すべての子が「やる限りは勝たなければ…」という、“スポ

もっとみる