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両親と妹へ

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両親・妹を一度に亡くした遺族としての思い、そして生前の家族との思い出たち。 一つでも目に留めていただけると幸いです。
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#感謝

大切な人への思いも、記憶も音楽と共に忘れない。

大切な人への思いも、記憶も音楽と共に忘れない。

「ほしまるさん、いつも元気だから
そんな辛い過去があるなんて思わなかった」

特に、結婚してから知り合う人たちは皆必ずそう話す。
とはいえ、私自身も 家族(両親と妹)の喪失体験に関しては、誰にでも話しているわけではない。

なぜなら、noteを書き始めの初期に記したことではあるが
私の家族の死因は 【変死】というカテゴリーにあたるものだからだ。

それこそ、今の時代、季節毎に どこの局でも

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祝 note1周年、そして妹に捧げる曲。

祝 note1周年、そして妹に捧げる曲。

皆さんこんばんは。ほしまるです。

昨年10月13日にnoteで初投稿。
以来、今日で 1周年を迎えました。

これまで訪れて下さった皆さん
そして、スキやコメント、オススメ/サポートしてくださった皆さん。

そして、note運営・編集に携わる皆さん。
いつも本当にありがとうございます。

これからも マイペースで精進していきます。

そして、今日は私にとってもう1つ
大切なお祝いの日。

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今でも思い出す じいちゃん、ばあちゃんの背中

今でも思い出す じいちゃん、ばあちゃんの背中

今日は敬老の日だ。

もう直接は伝えられないけれど
私なりに気持ちや思いを込めて、
私の じいちゃん、ばあちゃん(母の両親)との思い出話を書こうと思う。



私は出身そのものは東京だが、生まれたのは
千葉県の母の実家近くの産院だった。

だから、出生地そのものは千葉県。
なので 積極的に「生まれも育ちも東京」とは名乗っていない。

千葉県といっても、東京に程近い市なのだが
それでも 小さな頃

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橋田先生がコロナ禍をどう描くか、楽しみにしていた...。

*はじめに*この記事では 故 橋田壽賀子先生、そして主に私の好きな「渡る世間は鬼ばかり」について、私自身の思いやエピソードを交えて書いてあります。

実は昨年、まだnoteを始めたての頃、「渡る世間は鬼ばかり」について書いたことがありました。

その時のPV数一桁、スキ1。(2021/4/6 PM12時現在)

まぁ、内容も稚拙だし。
この内容でスキをいただく方が不思議かもしれません。(笑)

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徒然に:桜が咲く度に涙が出る理由

東京で桜が開花したそうだ。

この分だと、ここ千葉県の開花宣言も予想より早いだろう。

3月。多くの人々が春の訪れに心浮き立たせる。

一方、私にとっては毎年、一年で最も心が穏やかでいられない、感情的には不安定な月だ。

20数年前の3月に、両親と妹を一度に失った。
毎年、様々な思いで命日を迎えるからだ。

更に、10年前の3月11日に東日本大震災が起こった。

【忘れられない】【忘れるはずなんて

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大学教授の涙...

大学教授の涙...

先日、ニュースでふと 軽井沢スキーバス転落事故から五年、という話題を目にした。

事故が起こったは五年前の2016年、1月15日未明。
軽井沢町の国道でスキー場に向かっていたツアーバスが道路脇に転落し、大学生など15人が死亡、26人が重軽傷を負った。

遺族、関係者が慰霊碑を訪れ、犠牲者を悼み手を合わせる様子は、見ていて胸が締め付けられる思いだった。

訪れた方の中には、 尾木直樹氏の姿もあった。

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