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#ネタバレ
リー・トランド・クリーガー監督『アデライン、100年目の恋』
年を取るということは素晴らしいことなのだ、ということを教えてくれる映画。
※注意
以下の文は、結末まで明かすネタバレを含みます。
未鑑賞の方はご注意ください。
この映画の主人公は、アデライン・ボウマンという女性。
彼女は29歳の時、事故に遭いました。
そして彼女の時間は止まりました。
…と言っても、事故で死んだのではありません。
事故が起きた時、いくつもの偶然が重なっ
クリストファー・ノーラン監督『インターステラー』
ふいに、誰もが静まり返った深夜に、ひとりでヘッドフォンをつけて観たくなる映画。
大切な人といつか必ず再会するために、宇宙を旅している。
そんな気分になれるから。
観終わったら、朝日を浴びて、そして誰かと会って欲しいです。
自分以外の誰かがそばに居てくれる。
ただそれだけのことが、どんなに幸福なことか感じられるから。
※注意
結末は自分で確かめて欲しいので結末までは明かし
高橋渉監督『映画クレヨンしんちゃん 爆睡!ユメミーワールド大突撃』
「今日は良い夢を見た!」と思って目覚めた時って、「次もまた良い夢を見られるかも」と次に寝るのがちょっと楽しみになりますよね?
でも、悪夢を見て目覚めた時はその逆…。
この映画のヒロインは、悪夢ばかり見てしまう女の子。
※注意
結末までは明かしませんが、以下のレビューには一部ネタバレを含みます。
<あらすじ>
サキちゃんという5歳くらいの女の子がいます。
サキちゃんのパパ
ティム・バートン監督『スリーピー・ホロウ』
世にも珍しい、首なし騎士の恋愛映画…だとわたしはこの映画のことを解釈しています。
ジョニー・デップもクリスティーナ・リッチも脇役にして、わたしにとってこの映画の主役は首なし騎士。
傭兵としてドイツからアメリカへと渡ってきた騎士は、戦いに勝つことや報酬を得ることよりも、ただひたすらに殺戮を楽しみました。
歯を鋭くとがらせ、目を爛々と輝かせ、一人で敵陣深く斬り込んでいくこともしばしば。
ロバート・ゼメキス監督『魔女がいっぱい』
わたしは大魔女様にまんまと魅了されてしまった一人です!
怖いけれど、とんでもない別嬪さんなので、どの角度から見ても目の保養になります。
怖いけれど、すぐ調子に乗ってノリノリになっちゃうところが可愛いです。
怖いけれど、かなりのドジっ娘。
うっかり怪我をする度に「痛いよぉー!」と子どものように泣き出しそうな表情をするところに親近感を覚えます。
よく、足の小指をタンスの角にぶつけ
ヘンリー・セリック監督『コララインとボタンの魔女』
「あれ? この世界…何かがおかしいぞ…」と不気味な映画。
仄暗く湿ったような感じ。
ゾクッとするこの雰囲気は、きっとストップモーションアニメならでは。
甘い言葉で子どもを油断させてさらってしまう誘拐犯の恐ろしさを暗示しているかのようなストーリー。
※注意
以下の文には、この映画の結末まで明かすネタバレを含みます。
また、あくまでもわたしなりの解釈です。
⭐️ストーリー
ウォルフガング・ペーターゼン監督『アウトブレイク』
※注意
以下のレビューにはネタバレを含みます!
ウイルスは恐ろしい。
けれど、人間も恐ろしい。
ということを描いた映画。
1995年に制作された映画ですが、2023年現在観ても全く他人事と思えません。
この映画と2023年の現実とで大きく違うのは、
●この映画の中で流行拡大するのは「新型コロナウイルス」ではなく、発症するとまるでエボラ出血熱のように出血を伴って死に至ると
ジェイク・カスダン監督『ジュマンジ ネクスト・レベル』
※注意
結末までは明かしませんが、以下のレビューには一部ネタバレを含みます。
役者さんってなんて凄いんでしょう!
前作の『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』を観た時も、ジャック・ブラック演じるベサニーが可愛くて、本当に無邪気なギャルに見えて、わたしはジャック・ブラックが出演している他の映画を観ても「あらっ、今回はベサニーじゃないんだね…」とちょっとガッカリしたほどでした。
イアン・ボノート監督『マックイーン モードの反逆児』
赤色ではなく、血の色を用いる人。
白色ではなく、骨の色を用いる人。
自分の命を削って、あの美しい世界を創造した人。
わたしはアレキサンダー・マックイーンにそういう印象を持っています。
生前のコレクションの映像や写真を観る度に、今も圧倒されます。
この世の者がこんなデザインを生み出せるのだろうか…? とゾッとするほど美しい作品ばかりで。
「僕のショーは全て私的なものだよ」
アレックス・ガーランド監督『エクス・マキナ』
深夜から夜明けまでの間に再生したくなる映画。
何度観ても残酷なストーリー。
なのに、透き通るように美しい。
絶望的な展開を観ているうちに、自分まで永久の闇に囚われるかのような気分に陥った頃、この映画の結末が映し出され、そして現実世界にも夜明けが訪れると、言葉では言い表すことの出来ない気分になります。
※注意
以下の感想及び考察には、結末に関するネタバレを含みます。
未鑑賞の方
ケニー・オルテガ監督『ホーカス・ポーカス』
子どもの頃から大好きな映画です。
わたしはつい先日、ディズニー映画の好きなヴィランズ(悪役たち)について友人と話す機会があり、それがきっかけで久しぶりにこの映画を観返してみました。
何度観てもクセになる面白さ!
ハロウィンの時期に観た方がより楽しめますが、それ以外の時期に観てもワクワクします。
魔女のサンダーソン三姉妹がとってもユーモラスで。
不気味なのにどこか憎めなくて。
クリストファー・ノーラン監督『ダークナイト』
もしも「魅力的な悪役ランキング」を作ったら上位に入るであろう男、それがジョーカー。
やっていることは人殺しなのだけれど、頭がキレッキレで、彼ならではの美学もあり、主役のバットマンに負けるとも劣らぬ熱量でファンに愛され続ける存在でもあります。
特にジョーカーが作中で人々に仕掛けた数々の心理学実験が興味深いです。
今回はその中の一つについて考えてみたいと思います。
※注
映画の結末