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何度も読みたいnoteたち

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2018年3月の記事一覧

すべての挑戦は「おままごと」から始まる

 どんなチャレンジだって、最初は目も当てられないくらいに「しょぼい」。

 ツイッターなら、ひと桁のフォロワーから始まるし、イベントも知り合いだけのこじんまりとした集まりから始まるだろう。ブログだって、たったひとつのさみしい記事から始まる。

 ふと他人のツイッターを見ると、すでに何千人ものフォロワーを抱えた人がゴロゴロいる。盛り上がってるイベントも多いし、すごいPVを叩き出しているブログもわんさ

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100ではなく、1の約束を。

100ではなく、1の約束を。

きのうは、昼から西荻窪で予定があった。

西荻窪は東京の西側にある、情緒あふれるとてもいい街(こちらの連載がとてもすてき)だ。そこにはとても仲が良い女の子が住んでいるので、わたしはその子に会いにたまに西荻窪に行く。その子はわたしのひとつ歳下の女の子で、わたしのことを「あかしさま」と呼ぶ。大学時代からの知り合いで、編集プロダクションに勤めているその子とわたしはお仕事の受注/発注の関係でもある。

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デザイナーの採用で大事にしてること

Twitterでは通常、適当な事とネタしか書いてないのですが、たまたま思うところあり、採用について真面目な事書いたら少々反応あったので、ちょっと書いてみます。

そのツイートがこれで、要は「採用する側はちゃんとしなきゃね」ってことを不穏な例えで書いているだけです。

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嗜好性によるものなのか偶然なのかは自分でもよくわからないのですが、所属した組織全てにおいてデザイナーのマネジメントやる機会

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「尊い」ことで日々を満たせばヒマはなくなる

朝方起きて仕事をしていると、恋人からLINEがくる。ざっくり言うと「これから新しいことに挑戦してみる」という報告で、読んでいて嬉しい気持ちになる。行動する人の姿は見ているだけでコチラまで心が沸くし、それが好きな人なら尚更のことだ。

恋人が自ら「これは!」と思って、すぐに行動に移していたことに、ぼくは驚きつつも、胸の内側からぐわーっと熱いものがこみ上げる。思い返すと、恋人の思い切りの良さは、ぼくが

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愛の総量と、その愛の配り方

愛の総量と、その愛の配り方

以前ともだちと、「愛の配り方って人それぞれだよね」という話をしていた。

なんでそんな話をしていたのかはもう忘れてしまったし、きっと特に深い意味はなかったと思う。新宿三丁目の「喫茶らんぶる」で、珈琲をすすりながらダラダラと仕事だとか恋愛だとかの話をしていたら、なんとなくそんな話になった。

「たとえば愛をお金にたとえるとして、人が持つ愛の総量が1000円やとしたら、その1000円をどう配るかって人

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転ばぬ先の杖:プロジェクト計画書のススメ

転ばぬ先の杖:プロジェクト計画書のススメ

以前に「マネジメントとは経営すること」と書いた。

経営であるとすれば、プロジェクト=事業であり、事業に事業計画があるように、プロジェクトにはプロジェクト計画がある。

そのプロジェクト計画を取りまとめたドキュメントが「プロジェクト計画書」である。いきなり身も蓋もないことを書くが、プロジェクト計画書がなくてもプロジェクトは始められる。が、複雑化したプロジェクトにおいて、これがないことで事故率が飛躍

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「モノ」は「コミュニケーション」のためのツールになっていく

「モノ」は「コミュニケーション」のためのツールになっていく

小売の世界にいると、「モノからコトへ」は耳にタコができるほどよく聞くフレーズです。

人はモノを買わなくなっている。

それは半分真実だけれど、半分は誤った認識だと私は思っています。

昨日1日を思い出してみて、モノを一切買わなかった人はほぼいないはずです。

何かしら食べるものだって買ったはずだし、無くなりそうな消耗品を買い足したり、あの人がおすすめしていた本をAmazonで買ったり。

洋服や

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意思ある「NO」がプロダクトをつくる

意思ある「NO」がプロダクトをつくる

なるべくなら、衝突せずにプロジェクトを進めたい。

ほとんどの人がそう考えているのではないでしょうか。

しかし、実際にはプロジェクトを進めようとすると、ありとあらゆるところで衝突することになります。

なぜならば、人は真剣になればなるほど自分の意見を「譲らない」生き物だから。

それぞれの分野の専門家が集まれば、自分のもつ知識や経験を総動員して、ベストな解をだせるようにみんなが四苦八苦します。

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【ブランド広告の本質】『いいちこ』が宣伝部を作らずに3億から500億のブランドになった話

【ブランド広告の本質】『いいちこ』が宣伝部を作らずに3億から500億のブランドになった話

先日の記事がnote/twitter/newspicksでもシェアしていただいております。
『資産になるブランド広告』と「消費されるキャンペーン広告」の違いについて

では、どんなブランド広告が良いかは『いいちこ』の広告を「ブランド広告」として紹介しております。

こちらの記事で、広告を打っていなかった三和酒類さんが、外部のアートディレクターの河北さんに頼んだ経緯が記事になっています。
経営

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元カレ観の相違から見る、ヒロイン型恋愛と人間関係型恋愛

元カレ観の相違から見る、ヒロイン型恋愛と人間関係型恋愛

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スイスイ
1985年生まれ。元メンヘラ現100%リア充のエッセイスト。
現在cakesで「メンヘラ・ハッピー・ホーム」連載中。

サクちゃん
1978年生まれ。シングルマザーのクッキー屋。
娘のあーちんはほぼ日で連載中のイラストレーター。
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なんでこの仕事しようと思ったんですか?

なんでこの仕事しようと思ったんですか?

漁業体験や企業研修、ボランティアなど、職場には全国各地から様々なお客さんが来る。

都会からわざわざ田舎に移住して漁港で働いてる若い女はやっぱり物珍しさがあるようで、毎回お客さんたちの興味をひき、毎回「なんでこの仕事をしようと思ったんですか?」って聞かれる。

なんでって、好きだから。
その一言に尽きる。

家業でもない限り、好きじゃないとなかなか続かないような部分も多い漁業という職業。
4K(き

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5時から17時まで

5時から17時まで

「疲れてるだろうから、明日はお休みしてね」と声をかけてもらって、今日はひたすらごろごろ。
疲労で痛めた腰を労わるにはちょうどいいお休み。久しぶりにゆっくりできて、少し回復したっぽい。

約2週間前からわかめ作業が始まった。
わかめの刈り取り作業がある日の出勤は5時、帰りは17時。
約1ヶ月半という短い期間とはいえ、割とキツめな就業時間。
肉体労働がメインな仕事だから、はっきり言ってこの長時間は

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言いたいことは言おう。人を嫌いにならないために。

言いたいことは言おう。人を嫌いにならないために。

相手が何かしら、「いやだなあ、やめてほしいなあ」と思うことをしたとする。

たとえば約束を破ったり、無視したり、傷つくことを言ったり。

そんなとき、どうするだろう。

ぐっとこらえてがまんするだろうか。

笑顔で「大丈夫」と言うだろうか。

たぶんそうしてしまう人は多いと思う。以前の自分を含めて。

でもそれって同然だけどよくなくて、自分のためにはもちろん、相手のためにも。

相手の行為で感じた

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「思う」と「言う」の距離について。

「思う」と「言う」の距離について。

ぼくは「言いたいこと」をあまり持っていない。

たとえば「いま国会を賑わせているあの問題について、お前はなにも言いたいことがないのか」と問われたら、たぶん「ない」と答える。なんと嘆かわしいやつだ、お前のような人間がいるからこの国の民主主義は……とかなんとか言われても、ないものはない。「言いたいこと」は、ないのだ。

ただし、「思っていること」はたくさんある。政治にかぎらず、経済であれ、社会問題であ

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