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5時から17時まで

「疲れてるだろうから、明日はお休みしてね」と声をかけてもらって、今日はひたすらごろごろ。
疲労で痛めた腰を労わるにはちょうどいいお休み。久しぶりにゆっくりできて、少し回復したっぽい。

約2週間前からわかめ作業が始まった。
わかめの刈り取り作業がある日の出勤は5時、帰りは17時。
約1ヶ月半という短い期間とはいえ、割とキツめな就業時間。
肉体労働がメインな仕事だから、はっきり言ってこの長時間はかなりキツい。

3月半ばから4月末までの間で何回かにわけて行われる出荷日に合わせて塩蔵作業や箱詰めをするため、この時期は1年の中で1番忙しい。
なおかつ、今年はわかめ作業をしながら牡蠣やムール貝の作業もしてるから、いろんなことをやりすぎて大変な毎日を送っている。

朝の沖仕事がある日は20時に寝るようになった。疲れてると19時に寝ることもある。
部屋の掃除をする気力はないし、自炊しないで冷食と職場でいただいたご飯で済ます。とりあえず洗濯機を回して、お風呂に入って寝る生活。
仕事用の写真と文章を編集もするけど、体力がないから途中でストップして寝る。
よくない。非常によくない。

わかめ作業が始まってから生活が破綻し始めてる。
自然と生き物(食べ物)を相手にしてるのだから、シーズン中は仕方ないのだけど。

こんな感じで沖で養殖しているわかめはどんどん成長して伸びていくので、放置はできない。成長もするけど、段々と葉先から枯れてきて、状態が悪くなっていってしまう。
出荷日も決まってるから、そこに照準を合わせてどんどん仕事をこなしていかないといけない。
ブラックになるのも必然なのかもしれない。 (って、この考え方がブラック企業を生んでるだろうかって、ちょっと思った。)

漁業に限らず農業とかもそうなんだろうけど、一次産業は自然と生き物の状態に
左右される。
土日祝の決まった休みはないし、時期によっては労働時間が長くなったりする。

でも、シーズンオフの時期はゆったりしてるから自然と休みも増えるし、天気が悪かったら休みになる。午前中で作業を終えることもある。
普段は15時に仕事が終わるから、副業もやろうと思えばできる。
休みたいときに休めて、割と融通はきく。

仕事のオンとオフの差は割と激しめ。
自分にはそれが性に合ってたからよかったけど、きっちりと決まった休みがほしい!って人はもしかしたら一次産業には向かないかもしれない。
(でも、職種によっては不定期休みで労働時間長かったりとかあるから、そういうところはあんまり変わらないのかな……?)

4月半ば頃にはわかめ作業は終わるような気がするから、もう一踏ん張り。

多分、来週には刈り取り作業が終わって7時半出勤に戻る。
余裕が出てきた頃にnote書こうかな。

#移住日記 #移住女子 #エッセイ
#陸前高田 #海の見える生活

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