チカイケ秀夫@CBO(最高ブランディング責任者)

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【無料公開】原体験ドリブン(はじめに)

やりたいことが見つからない、自信がないあなたへ■「自分はこうしたい」がない子どもだった「しょうがない。ここまで育ててもらったんだし、言われたとおりにするか。ほかにやりたいこともないし」    19歳のとき。大学入試で失敗し、親に言われるがままに浪人生活に突入した僕は、父から言われて予備校通いをやめ、父の会社に入ることにしました。  大学に落ちるのはあたりまえでした。僕自身は大学に行きたいとは全然思っていなかったのだから。父が僕を、大学に行かせたがっていただけでした。  予備校

    • CBO 1on1に実施している事について。

      【共有】初回打ち合わせで何をヒアリングしているか? 自分がメインで使っている『CBO 1on1シート』です。 初回のヒアリングで下記の内容をヒアリングしながら、CEOや経営活動を可視化していく。 【目的】「CBOってなに?」という人に対して、初回のヒアリングでしてるシートを、自分で埋めて体験する。 説明:5分 デモレーション:7分 ①現状整理:自己紹介の転載(7分) 【目的】CEOの頭の現状を、整理する。 【ゴール】CEOの頭の中で、それぞれのレイヤーに分けてみる。 【コ

      • 「Xの2ch化」立ちもどる場所がなくなったサービスはどこに向かうのか?

        TwitterからXへのリブランドによって、サービスがどのように変質したか。イーロン・マスクが主導するXは、かつての「つぶやき」を中心としたコミュニケーションの場から、ユーザーが懸念する「2ch化」への変容が指摘されている。低俗な投稿が増加し、質の低いインプ(インプレッション)を稼ぐための投稿が目立つ現状をどう捉えるべきか? 2. Xのリブランディング: 何が変わったのか? イーロン・マスクのビジョン Xのリブランドは単なる名称の変更ではなく、マスク氏が掲げた「言論の自由

        • 「ミドルマネジメント廃止論」

          近年の企業におけるミドルマネジメント不足問題に焦点を当て、ミドルマネージャーという役割を廃止する新たな組織運営モデルを提案するものです。若手社員が管理職に就きたがらない傾向や、管理職の過度な負担を軽減し、よりフラットで効率的な組織構築を目指します。企業が現代の複雑な状況に適応するための解決策を具体的に提示します。 本をつくる目的 ミドルマネジメントに頼らない新しい組織モデルの提案 マネジメント層のストレス軽減と企業全体の効率向上を促進 著者の思想を世に広め、読者や仲間を

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        【無料公開】原体験ドリブン(はじめに)

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        • 【公式】原体験ドリブン(原動力)プロジェクト
          31本
        • CBO(最高ブランディング責任者)の教科書
          126本
        • #理念ドリブン -すべての選択が自己実現につながる-
          1本
          ¥100
        • 『STARTUP NOTE』
          14本
        • スタートアップのためのブランディング
          0本
        • 原体験ジャーニー(仮)
          0本

        記事

          山本渉著『任せるコツ』まとめnote

          本屋だと今の自分に必要な本がわかる。 概要本動画では、山本渉著『任せるコツ』に基づき、部下に仕事を効果的に任せる方法や、円滑に仕事を依頼するための具体的なコツが要約されています。リーダーやマネージャーが、部下に適切な仕事を割り当て、彼らの成長を促進しつつ、組織全体のパフォーマンスを向上させるための具体的な手法について解説されています。 イントロダクション 「リーダーになったものの、部下に仕事を任せるのが難しい」 「自分でやったほうが早いと感じ、仕事を抱え込んでしまう」

          ミルフィーユ構造の順番について。

          うるるさん上場後にリブランディングに関わりましたが、一見サービスが多く「何をしている会社か」わからりずらいですが、創業者「目の前で困っている仲間を助けたい」から、すべてのサービスが始まっている。 1つのサービスで得た技術やノウハウを活かして、サービスを展開している、『独自性』で戦えるかです。 1. シュフティ(2007年) 背景: 在宅ワークの需要増加、特に主婦層に向けた働き方を提供するために生まれた。 エピソード: 創業者の家族から「自宅で働きたい」という声をきっか

          ミルフィーユ構造の順番について。

          『国産化』が日本を救う。

          このシリーズは、これから日本が世界で戦うために、必要な事を「国産化」にフォーカスして、国産化することが、日本の歴史の中で大事で、そこから生まれた技術やノウハウで日本が今も独自の戦える事を、必要性を体験してもらうための記事となります。 1. 銃の伝来と技術の習得 1543年、種子島に漂着したポルトガル人商人から火縄銃が伝えられました。種子島の領主、種子島時堯はこれを非常に興味深く思い、その技術を習得しようと決意します。彼は現地の鍛冶職人、八板金兵衛にこの銃を分解し、構造を学

          富士フイルムがなぜ化粧品事業へ進出したのか?

          富士フイルムが化粧品事業を展開する際に使用した基礎技術や、失敗から生まれた新しい発見やプロダクトについて、具体的なエピソードを交えて追記します。 1. フィルム市場の急激な縮小と事業の多角化 基礎技術: 富士フイルムが持つフィルム製造技術は、高度なゼラチンの安定化技術や抗酸化技術が含まれていました。これらの技術は、フィルムの品質を長期間保持するために開発されたものです。 失敗からの発見: フィルム市場の急激な縮小により、これらの技術が他の分野で応用できることが検討されま

          富士フイルムがなぜ化粧品事業へ進出したのか?

          【要約】成長の源泉は「指名されて選ばれる」こと

          指名検索の重要性ブランドが顧客に指名され選ばれるためには、自社の商品やサービスが検索されること(指名検索)が極めて重要 検索されなければ新規顧客の獲得が難しく、売上の伸びは期待できない 検索数が増えれば、1件あたりの新規顧客獲得コストが下がる 指名検索数が増えれば、その分効率的な広告運用が可能になる ネット印刷業界ではラクスルが"ラクスル"で指名検索されるようになり、ビジネスが大きく成長した 勝てるフィールドの選定スタートアップは参入障壁の高い既存市場では勝ち目がな

          【要約】成長の源泉は「指名されて選ばれる」こと

          フレームワーク思考 -無意識をフレーム化すれば、世界が変わる(仮)-

          はじめに「10回新しいことを始めれば9回は失敗する」 一代で広島から世界的なグローバルカンパニーになったユニクロの柳井正さんが述べた言葉は、多くの人々にとって挑戦的であると同時に、深い本質があります、 なぜ一部の人々は何度も失敗を重ねつつ成功を掴むのでしょうか? また、なぜ多くの人が失敗のループから脱出できないのでしょうか? 一人の人間として、目4つあるなど身体的な特徴は大きく変わらない、柳井さんの言葉を借りるなら、目先の失敗や成功ではない事がわかります。 これから

          フレームワーク思考 -無意識をフレーム化すれば、世界が変わる(仮)-

          「フレームワーク思考(仮)」

          「フレームワーク思考」を用いて、人々が同じ失敗を繰り返し、成功する人が成功を持続させるメカニズムを解析するアプローチを整理します、この思考法では、事象(成功や失敗)をプロセスごとに細分化し、それぞれの要素を変数化して、成功と失敗の原因となるパラメーターの変化を明確にします。以下にその論理展開です。 フレームワーク思考の論理展開 1. アウトプットの定義 成功と失敗の識別: 具体的な事象を「成功」と「失敗」としてラベル付けする。 事象の細分化: 成功や失敗を引き起こした

          ヒット書籍の共通項①

          原体験ドリブンの著者のチカイケ秀夫です。 4年前の出版は際は、出版エージェンシーから声がかかり、もともと書いていた出版企画書から、とんとんびょうしで決まりましたが、今回の再現性がある形で書籍の再現性をつくる研究をしています。 そのプロセスをnoteにまとめていきます。 ヒット作書籍のテンプレート タイトルとサブタイトル: 魅力的で具体的なタイトル: 読者の興味を引きつけ、内容の核心を示唆する。 インパクトのあるサブタイトル: タイトルの補足説明として、具体的なメリッ

          ミドル・マネジメント廃止論

          現代のビジネス環境は、前例のない速さで変化しています。この変化に対応するためには、組織内の意思決定プロセスと構造を根本から見直す必要がある。 特に、従来の「ミドルマネジメント」の役割は、今日の動的なビジネスシーンでは非効率で時代遅れのものとなりつつある。 ミドルマネジメントが属人化する傾向があり、これが組織の柔軟性と迅速性を阻害しています。こうした背景から、ミドルマネジメントの廃止と、より効果的な管理構造への移行が提案されています。 これは、従来のミドルマネジメントに代

          U35 NEXT CHRO勉強会について

          U35 NEXT CHRO勉強会について そもそも 2013年 CBOで活動から、ブランディングで言語化やビジュアル化をしても、HRと連携しながら、制度/仕組/採用に直結させないと「つくって終わり」だとダレも幸せになれないと感じ、CHROの存在を必要だと痛感してから、有識者のディスカッションから、新しいCHROの形を参加者で共有、外部にも共有している活動となります。 【アウトプット】 プロジェクトを通して、それぞれのナレッジをまとめて共有しております。 CHRO MAP

          もしリーマンブラザーズが異世界転生したら?

          小学生向けのコンテンツを叩きとして、歴史的な企業と、異世界転生の叩きです。 リーマン・ブラザーズの実際の歴史を基にして、異世界転生物語を6話構成です。 リーマン・ブラザーズの実際の歴史と異世界転生を組み合わせた作品のプロットは、次のように構成できます。この物語は、移民の家族から出て、大成功と大失敗を経験したリーマン兄弟が異世界で新たなチャンスを掴む様子を描きます。 作品タイトル: 『異世界経済奇跡!リーマン兄弟の再挑戦』 プロット概要: 背景と導入: リーマン兄

          もしリーマンブラザーズが異世界転生したら?

          リーマン・ブラザーズSTUDY HISTORY from 原体験ドリブン

          リーマン・ブラザーズは、アメリカの大きな証券会社の一つでした。今から話すことは、この銀行がどうやって始まり、どうして大きな問題になったのか、という話です。 まず、リーマン・ブラザーズは1850年にヘンリー・リーマンとエマヌエル・リーマンという兄弟によって作られました。この兄弟は移民の家族から来て、アメリカで成功することを夢見ていました。彼らは自分たちの知識と経験を使って、銀行業を始めました。この銀行は、お客さんに良いアドバイスと信頼を提供することを大切にしていました。 次

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