ミルフィーユ構造の順番について。
うるるさん上場後にリブランディングに関わりましたが、一見サービスが多く「何をしている会社か」わからりずらいですが、創業者「目の前で困っている仲間を助けたい」から、すべてのサービスが始まっている。
1つのサービスで得た技術やノウハウを活かして、サービスを展開している、『独自性』で戦えるかです。
1. シュフティ(2007年)
背景: 在宅ワークの需要増加、特に主婦層に向けた働き方を提供するために生まれた。
エピソード: 創業者の家族から「自宅で働きたい」という声をきっかけに、在宅ワークのプラットフォームとして開発。
自社サービスとのつながり: シュフティで得たクラウドソーシングの経験が、後のデータ処理や業務代行サービスの基礎に。
独自技術・ノウハウ: 効率的な在宅ワーカーの管理システムやプロジェクトマネジメント手法。
2. NJSS(入札情報速報サービス、2008年)
背景: 公共事業の入札情報が分散しており、企業が重要な情報を見逃しがちであった。
エピソード: 創業者が建設業者から「入札情報が見つけにくい」という課題を聞き、これを解決するために開発。
自社サービスとのつながり: NJSSのデータ収集技術が、後のうるるデータやBPOサービスに応用。
独自技術・ノウハウ: 入札情報の自動収集と整理システム、データベース管理技術。
3. うるるBPO(2009年)
背景: 企業のバックオフィス業務を効率化し、コスト削減を図るために誕生。
エピソード: 創業者自身が自社の業務効率化の必要性を感じ、他企業にもサービスを提供する形でスタート。
自社サービスとのつながり: シュフティのリソースを活用し、BPOサービスを提供。NJSSのデータ管理技術も応用。
独自技術・ノウハウ: 業務プロセスの最適化手法、アウトソーシングの効率化技術。
4. えんフォト(2012年)
背景: 幼稚園や保育園の行事写真をオンラインで購入できるサービスを求める声から誕生。
エピソード: 創業者が子供の行事写真の購入に不便を感じ、これを解決するために開発。
自社サービスとのつながり: BPOで培った業務効率化の技術が、えんフォトの運営に活用。
独自技術・ノウハウ: 大量の写真データを効率的に管理・販売するシステム。
5. うるるデータ(2014年)
背景: 大量のデータを効率的に収集・入力する需要に対応するために開発。
エピソード: 自社プロジェクトでのデータ処理の煩雑さを解決するために、より効率的なデータ管理を目指した。
自社サービスとのつながり: NJSSで得たデータ管理技術を基盤に、さらに高度なデータ収集・管理技術を開発。
独自技術・ノウハウ: データ収集の自動化技術、効率的なデータ入力システム。
6. うるる代行(2015年)
背景: 中小企業の煩雑な業務を代行し、リソースの最適化を図るために生まれた。
エピソード: 経営者から「本業に集中できない」という声を受け、業務代行サービスとして提供を開始。
自社サービスとのつながり: シュフティやうるるBPOのリソースとノウハウを活用して、幅広い業務代行を実現。
独自技術・ノウハウ: 効率的な業務代行のプロセス設計、リソース管理技術。
各サービスは、企業や個人のニーズに応えるために設計され、これまでのサービスで得た技術やノウハウを組み合わせて開発されました。これにより、うるる株式会社は多様なニーズに対応できる柔軟なサービス提供を実現しています。
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