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グランドピアノをオーバーホールするの巻
まえおき声楽家・作曲家の故・城間繁先生。
父は、同郷・同窓のなのもあってか繁先生と在京時代から親交がありました。組踊を金武良章先生に師事していたのですが、それも繁先生のお誘いがきっかけだったようです。
繁先生は、私が5歳ぐらいの頃(だったかな?)ピアノを始めると聞いて、お持ちだったカワイのグランドピアノをくださったのでした(!)。そのピアノを弾いた時間が、私のいまの音楽人生を支えております。
そ
なんで曲を作って演奏してるんだろう?
アラカキヒロコです。
タイトルのようなことを、ときどき、なんとなく考えます。
今日は、タイトルの問いに対する一つの答えを以下に綴ります。
ちょっと違う視点から観るとぜんぜん別なふうにも書けちゃう話題ですが、
ひとまず。
現実逃避としての音楽私はシンガーソングライターと名乗って曲を作りよくピアノを弾きながら歌ったりしていますが、いったいそれはいつ頃から始めたのか。
遡ればおそらく高校の時にモスバー
アラカキヒロコ / Hiroko Arakaki について
こんにちは。アラカキヒロコです。
今更ながら、自己紹介をしてみようと思います。
沖縄県那覇市首里に生まれ育ち、大学進学を機に東京へ出てそこで12年ほど暮らし、2017年の1月末に活動の拠点を地元の首里に移しました。音楽家です。シンガーソングライターと言った方が近いかもしれません。ピアノを弾きながらうたを歌います。
音楽家として「アラカキヒロコ」もしくは「Hiroko Arakaki」の名義で、
『The Birth Song』のこと - About "The Birth Song
*English Follows Japanese
ハウスDJ、Producer、レーベル「Haus It Feelin' Records」主催であるKentaro Takizawaさんと初コラボの『The Birth Song』が、8月29日BeatportとBandcampで解禁になりました。
Beatportは初日Organic House Top 100 Releasesチャートで6
搾取されるべきでない私やあなた
アフターピル問題しかり、このところネットでジェンダーの社会構造的不均衡にまつわる話ばかりがよく目に飛び込んでくるのは私の気分のバイアスのせいだろうか。
なかでも先日読んだカオスラ問題のご本人の告発記事はここ最近で一番へこんだ。あれ以降個人的につらつら考えていたことを記しておきたい。
セクシュアリティのこと社会的に性別を求められるのがずっと鬱陶しかった。自由な形だった自分を社会に都合の良い窮屈な
『Allegro (Act 2)』について (Hiroko's Monthly Tune Project #8)
何らかの楽曲を月イチで発表する私のプロジェクト、Hiroko's Monthly Tune Project ( HMTP )#8、2020年6月の曲『Allegro (Act 2)』について。
下のリンク先からダウンロード、各種サブスクリプション利用可能です。
noteのこちらの過去記事からも購入できます。
3月に公開した『惑星』と同じく、2009年『われよぶ声す耳すませ』という自主制作CD
『Adagio』について (Hiroko's Monthly Tune Project #9)
何らかの楽曲を月イチで発表する私のプロジェクト、Hiroko's Monthly Tune Project ( HMTP )#9、2020年7月の曲『Adagio』について。
下のリンク先からダウンロード、各種サブスクリプション利用可能です。
noteのこちらの過去記事からも購入できます。
3月に公開した『惑星』、6月に公開した『Allegro (Act 2)』と同じく、2009年『われよぶ
あなたの仕事が私の仕事を支えている、という思い出
伝票69件ノンストップ手書きの巻。もっと早く終わるかと思ったら4時間半経過してた。ちょっと手が痛い。
特に書きすぎた『那覇市』は今ゲシュタルト崩壊してる。笑
書きながら、大学の事務所で働いていた頃のことを思い出していた。
内部の方も外部の方も、配達配送の方たちはだいたい決まった時間に郵便物を届けてくれる。毎日。私はそれを受け取って、よく納品書にハンコを押した。
郵便系の業務の方たちとはわりと仲
75年目の慰霊の日のメモ
今年の慰霊の日は摩文仁にも行かずに、式典をOTVのオンラインで観ていた。
そしたら、私が住むこの実家を設計してくださって、今も家族で親しくさせていただいている赤嶺和雄さんがインタビューされていたのでした。
https://youtu.be/jPDKov6w5Pw?t=2967
しかも今日はあらゆる媒体で記事にもなってた。 https://news.yahoo.co.jp/articles/086
オウム真理教に思うこと Part 2 - 白紙の20年後/同調圧力と自立
アラカキです。
記事を書きかけにしているうちに3月も終わり、世界がCovid-19に覆い尽くされて社会的な話題としてはそれどころじゃないし、もういいかなと、この状況でこの話題を誰が読むんだろうと思ったりもするけど、一応書き残しておくことにしました。 オウム真理教に思うこと Part 1 - 大学生と新興宗教 の続きです。オウム真理教について、ごくごく私的な視点からの記録や長年感じていたこと。
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オウム真理教に思うこと Part 1 - 大学生と新興宗教
アラカキです。
突然だけど、地下鉄サリン事件が起こった1995年の3月に11歳だった私の世代は、オウム真理教に揺さぶられる日本社会をリアルタイムで(物心がついているという意味で)記憶する最後の世代なのではないかと思う。
先日、地下鉄サリン事件から25年の節目の日が巡ってきたが、個人的にその一週間ほど前にはオウム元幹部の上祐史浩氏のトークライブを聴く機会があった。そんな流れもあり、このところ改
ケモノ ( KEMONO ) という曲について ( Hiroko's Monthly Tune Project #4 )
何らかの楽曲を月イチで発表する私のプロジェクト、Hiroko's Monthly Tune Project ( HMTP ) #4 、2020年2月度の曲は『ケモノ』。配信中です。
これはもともと2014年に作った「ヘル」という名前の曲で、歌詞も「黄泉」の部分が「地獄」だったんですが、地獄って、考えてみると閻魔様とか鬼がいて、鍋で煮られたり、石積んだり、なにか(私の中では)「罰、責め苦を受ける阿鼻