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2022年の泣き笑い日記

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自分を受け入れることで見えた景色

自分を受け入れることで見えた景色

兵庫の渡海です。
先日小3の娘が、学童で手作りの手鏡を作ってプレゼントしてくれました。
小さなミラーの扉の裏に自筆のメッセージが書いてあって、表紙は娘が描いたイラストでした。

表紙の絵は、可愛らしい女の子と、その上に天使が飛んでいる様子が描かれています。
「この女の子がお母さんだよ! で、この天使ちゃんは私! いつも私のこと、天使ちゃんだって抱きしめてくれるでしょ。だから、この天使が私」

これ

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本当の自分への寄り添い

本当の自分への寄り添い

埼玉の岩田です。
娘たちが幼稚園に通い始めた15年前、ママ友との雑談や保護者会で発言をする場面が増えていきました。私は話すということに苦手意識があり、そのたびに心臓が口から飛び出しそうなほどの思いをしてきました。
相手の反応が気になって言えずにいることや、自分の考えをハッキリと伝えることにも抵抗があったので、言わなくても何とかなる場面では「本当は違うけどやっぱり言わない」という選択ばかりしてきまし

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トゲトゲの理由

トゲトゲの理由

こんにちは。
大阪の安村です。
前回に続いて、ハートフルコミュニケーションで学び、気づいたことを書こうと思います。
3人の息子、私にとって、どの子もかけがえのない存在で、子どもに対する想いは同じ。でも、子どもによって性格は違い、同じように想って、同じように接しているつもりでも、返って来る反応はそれぞれに違いました。そして、その反応の違いから、私の対応が変わることも・・・・。

例えば、宿題をするタ

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友達との経験で大人になっていく

友達との経験で大人になっていく

神奈川の秋岡です。
今回、「この瞬間を逃さなくてよかった」と思った先月の出来事について書いてみたいと思います。

中学校2年生の息子はダブルダッチ部(2本の縄跳びで音楽に合わせて跳びながら演技をするスポーツ)に所属しており、年明けの演技披露の場に向けて、他の同級生チームメンバー5人と演技を作ったり、音楽を編集したり、プランを練っています。そのなかでひとつ決めなければならなかったのが、発表当日の衣装

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 もっと試そう、もっと遊ぼう

もっと試そう、もっと遊ぼう

群馬の山本です。
今回は 私の好きな時間について書いてみたいと思います。

一年ほど前から親子で気軽に参加できる子育て会を始めました。雑談の中で悩みを聞いたり、子ども向けにはリズム遊び、絵本の読み聞かせ、簡単な製作遊びなどをしています。
子どもたちはお話もとても楽しそうに見て聞いてくれますが、製作遊びの時に見せる表情は格別です。例えばシールひとつ貼るにしても、どのシールから貼ろうか、どこに貼ろうか

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「私なんて」の処方箋

「私なんて」の処方箋

兵庫の羽木です。
自分の中にある「私なんて」。今回はこれに向き合ってみました。

ハートフルコミュニケーションで学んで10年になります。今はチーム活動をしたり、学んで試験を受けたり、このようなブログを書いてNPOの活動を担ったり、勉強会やミーティングに参加したりしています。そんな中でよく現れる困りごとが「私なんて」でした。

ハートフルコミュニケーションには代表理事の菅原さんはじめ、優秀な方がたく

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たかが長髪されど長髪

たかが長髪されど長髪

大阪の田中です。
今回は保育園の年長から髪を伸ばし続けている息子のことを書きたいと思います。
以前のブログに書きましたが、息子が年長のころ、「前髪だけ伸ばしたい」と言い出しました。私は葛藤の末、“前髪は切るべき”にとらわれていた自分を手放しました。それから息子は床屋に行くことがなくなり、前髪だけにとどまらず髪全体を伸ばし続けました。今はポニーテールにすると、長さが40センチはあるほどに伸びています

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次男の彼女に会ってから

次男の彼女に会ってから

カナダのチャウです。
今日は、今年になって彼女ができた15歳の次男とのやり取りを通して思ったことを書いてみます。

15歳と言えば日本では中三ですが、こちらではハイスクール2年生の次男。受験はないし、部活も必須ではないので、平日や週末まで彼女と過ごす時間が多くなってきており、いろいろな心配がよぎります。
以前に「ガールフレンドってどういう存在? 何話すの?」と聞いたら、「別に、気の合う異性の友達」

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「ありがとう」という言葉のパワー

「ありがとう」という言葉のパワー

埼玉の落合です。

「何かをしてもらったら、必ず感謝を伝える」。子どもの時から教えられてきたことです。
当たり前なのだけれど当たり前ではない、「ありがとう」という言葉の力を感じたことを書きたいと思います。

先日、私が助産師として勤める病院で知り合ったママさんが出産しました。
そのママさんとは、外来で見かけると気さくに話しかけたり、話しかけられたりする間柄です。彼女は大きなおなかをさすりながら、「

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生きがいへの分岐点

生きがいへの分岐点

兵庫の渡海です。
今回は、私の生きがい・私を満たす喜びを手に入れるまでを、綴ってみようと思います。

私は今、音楽教室で、子どもたちとピアノ・音楽に向き合う日々を過ごしています。
音楽の美しさを追求し、音楽で遊び・音楽は楽しい♪を子どもたちと一緒に感じ味わい、“個“のきらめきを感じながら子どもの心の奥を覗き込み、音楽を手段に対話する時間は感動の連続です。子どもの心の中に、一生を共に歩める音楽という

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あの時の感覚を思い出して

あの時の感覚を思い出して

埼玉の岩田です。
私がハートフルセッションのテーマ「愛すること」を頭に思い浮かべたときに、真っ先に浮かんでくるのは家の向かいのおばあちゃんとの思い出です。
今回は、私にとって不思議な存在であるおばあちゃんのことを書いてみようと思います。
特別に何かをしてくれた覚えもありませんが、ただあるがままの私をいつも静かに笑顔で見ていてくれた、考えてみると私の在り方の原点となる人なのかもしれません。
そこには

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こっちを向いてよ

こっちを向いてよ

大阪の安村です。
私には、もう大人の息子が三人います。
上が高校生、真ん中が中学、一番下が小学校高学年の頃、息子達からの言葉で気付かされたことを書こうと思います。
場面は違うけれど、3人から同じように何度となく言われた言葉。
それは、「お母さんは、聞いてない!」です。子どもたちの話の内容は、学校の話や、ゲーム、友達の話など、様々。
聞き取れなくて、聞き返したりすると「お母さんは聞いてない!」とよく

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習い事から考えること

習い事から考えること

神奈川の秋岡です。
私は子どもの習い事に関して最近見つめなおし、巡らせた思いについて書いてみたいと思います。
以前から、息子・娘の友達を見ていて、保育園の頃からたくさんの習い事をしている子がいるなと感じます。1週間の予定がびっしりと詰まっていて、いつ友達と遊んだり、ぼーっとしたりするのだろうと勝手に心配してしまうくらい。多くは親の「将来のために、この習い事を子どもにさせよう」という焦りにも似た選択

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伝えよう。伝え合おう

伝えよう。伝え合おう

群馬の山本です。
今回は、子どもがまだ小さかった頃の夫の対応について、ばらしてしまおうと思います。ひどい対応は山のようにあって、私はよく怒っていましたが、時間薬のおかげでだいぶ薄れてきています。それでも思い出すのは、体調が悪かった時のエピソードです。
夕食がすんで、お風呂に入る時間が近づいてきましたが、私は体調が悪く、どんどん頭痛がひどくなっていました。もうダメだと思い、夫に息子たちのお風呂を頼み

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