ハートフルコーチの泣き笑い日記

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ハートフルコーチの泣き笑い日記

NPO法人ハートフルコミュニケーションでコーチングを学び、子育てをサポートしているハートフルコーチたちが、それぞれの日常での悩みや気づきを交代で綴ります。 [HP] https://www.heartful-com.org/

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最近の記事

長男とティッシュ~お金じゃ解決できないのよね

東京の平沢です。 今回は我が家の困った出来事から、気づいたことを切り取って綴りたいと思います。 洗濯物を取り出すと、またもやティッシュまみれ。「またか…」と思いながら、怒りがこみ上げてきました。大学4年生の長男がズボンのポケットにティッシュを入れたまま洗濯に出したからです。何度注意しても、同じことを繰り返す長男に、正直うんざりしていました。 「ポケットにティッシュを入れたまま洗濯に出さないでって言ったでしょ!」と怒りをぶつけても、長男は「あ、すまん」と一言で終わり。私はと

    • アラ卒母さんとアラ還娘❷

      世話好き母が好きな人ひらさわきょうこ NPO法人ハートフルコミュニケーション認定コーチ

      • 親の覚悟

        石川県の石垣です。 前回は《子どもの巣立ち、その時私は…》で息子が塾に通い始めた時のことを書きました。今日は後日談で、自分に対する気づきと試してみたことを綴りたいと思います。 小6の息子が、市営バスで30分程の所にある塾へ通うことにも随分慣れたある日。バスの時間が迫っている中、2階の部屋に行ったきり降りてこない息子。今回のバスを逃すと、次のバスがギリギリ塾の開始に間に合う最終便。食事の支度をしながら私はソワソワしていました。 もう間に合わないのでは?と思ったその時、バタバ

        • ママと息子の勉強タイム

          インドネシアの鈴木です。 暑かった日本での夏休み。今年は、息子の日本の学校デビューというイベントがありました。 息子も小学5年生になり、そろそろ将来自分がどこで、どういうふうに生きていきたいかを考えはじめる歳。日本人でありながら、日本を外から眺めることの多い息子には、日本の学校に行って、ほんの一面とはいえ日本の社会を自分の目で見て経験して欲しいと考えていました。 今までは夏休みに夫を一人、家に置いていくなんて寂しがるだろうと思ってできませんでしたが、今年は仕事も忙しく、平

        長男とティッシュ~お金じゃ解決できないのよね

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        • 2024年の泣き笑い日記
          39本
        • 思春期の子育て
          103本
        • 「現場からは以上です!」
          14本
        • 学童期の子育て
          51本
        • 海外での子育て
          18本
        • 乳幼児期の子育て
          16本

        記事

          アクティブママの幸せの源②

          母の背を見て子は育つ?!昨年の7月に30年勤めた会社を早期退職した。 3年前に母が左脳出血で倒れ右半身付随と失語症になり、完全介護の老人ホームに入ったことで実家が空き家になったのが大きな理由であった。 今住んでいる家から実家までは同じ市内だが車で20分くらいかかる。 週末に換気のために実家に通う。隔週でも続けているとそれなりに負担になるものだった。 ある時、ここを職場にすれば良いのでは?という考えが浮かんでから退職するまで、それほど時間はかからなかった。 16年前にヨガのイ

          アクティブママの幸せの源②

          私ができること

          タイの瀧澤です。 先日、11歳の娘と寝る前に話をしていた時のこと。 「昨日算数の宿題するのを忘れちゃって」「あら」「今朝、授業の前に急いでやった」「そうだったんだ」「だから、今日は忘れないように帰りのバスの中でやってきたの」「自分で忘れない方法を考えたのね」「うん」 という会話がかわされました。 自分の行動の結果を自分の責任として捉えて、改善策を考え対処できるように成長しているのだな、と娘の成長を嬉しく感じました。また、そんな彼女の話を受け止め、穏やかに会話できるようになって

          子育ては親育て

          奈良の清瀬です。 長男が生まれた時から育てにくいと感じつつ、必死で育てていました。 何を考えているかわからない、思うように動いてくれない、すぐ泣く。 イライラして、怒鳴りつけることも、手を上げることもありました。 エニアグラム の学びで子どものことがわかるようにはなってきましたが、自分の気質から子どもへの口出しを止めるのが非常に難しかったです。 子どもは行き渋りから、家庭内暴力、不登校となってしまいました。 私はというと、常に問い詰めるように、「宿題はしたの?」「学校には

          子育てほぼ卒業。バンド始めてみた♪ ❷

          新入りは謙虚に!私の毎月のスケジュールに「バンドリハーサル」というカッコいい予定が加わった。 特に人前で演奏するようなLiveがあるわけではないが、メンバーが集まって練習する日を「リハーサル」と呼んでいるこのバンドは、元々おじさんメンバー3人だった。70歳(ギター)、65歳(ドラム)、58歳(ベース)と、若い頃からバンドが大好きなベテランだ。職場の役職名に例えるなら、「部長」「課長」「係長」といったところである。 前回のバンドに誘われワクワクした話にも登場した職場の元上司は

          子育てほぼ卒業。バンド始めてみた♪ ❷

          みんな違って、みんないい

          愛知の藤岡です。 中学1年の1回目か2回目のテスト前のことです。学習方法を教えなくては…という思いで、「テスト勉強はこうやるんだよ。やりなさいね」と私から子どもにひと通りを伝えたとき、 子どもは「そんなこと言うけど、自分はお母さんじゃないから、同じようにはできないよ!」と強く反発したのです。 私は、 (あなたのために良かれと思って伝えているのに…。わかってない!) とイラッとする反面で、 (親から押しつけられたら、反発するか…、思春期だし。それに、確かに、私とこの子は同じで

          9歳の大冒険

          こんにちは。広島の和木です。 今年の夏、娘は大きな冒険をしました。というのも、私と二人でパパの実家に帰省しただけなのですが、飛行機に乗り、海を越えてタイのバンコクまで。2歳まで住んでいましたが、その時の記憶はきっとなくて、彼女にとっては初めての海外のようなものです。パスポートの更新やスーツケースの購入、おみやげなど、ワクワクしながら準備を進めました。 準備もそうですし、現地に着いてからのこともたくさん計画しました。色々な計画を立てながら、私がひそかに思っていたことは、この旅

          寺子屋先生は見た! ②

          「通知表は一瞬の煌き!いや、切り抜き!」地方の町で学習塾を運営し始めて20年ほど。自分の子と塾で関わる子ども達との年齢差を感じ始めた頃からハートフルコミュニケーションで普遍的な子育ての軸を学び続けている。 さて、今回の「寺子屋先生は見た!」は、子供たちの通知表。 皆さんはご自身とお子さん以外の通知表って見たことありますか?よその子の通知表ってなかなか見ないですよね。私もこの仕事をするまでは、自分の子ども以外の通知表を見たことはありませんでした。 ある時、終業式の日にたまた

          余計な口出しをしないために

          こんにちわ、東京の㓛刀です。 さて、この日記を書いている今日は8月19日。7月25日に始まった高2の息子の夏休みも残すところ2週間となりました。この夏、我が家は旅行の計画も息子が所属する軽音部の活動もなく、塾の夏期講習も申し込まなかったので、約6週間の自由な時間がそっくり息子に与えられたことになります。 夏休みが始まる少し前、確か息子は「夏休みの計画を立てた」と言っていました。ところがいざ夏休みが始まると昼までベッドでゴロゴロ、ゆっくり起きてからランチを食べ、そのあとはソフ

          余計な口出しをしないために

          「お手伝い」と「人の役にたつ喜び」

          東京の菅原典子です。 二人の子どもも大きくなり、子育てもあと少しといったところの我が家ですが、もっと家のことを手伝って欲しいと願うものの、こちらも満足のいくようにはなかなかやってくれずに日々試行錯誤しています。今回は子どもの「お手伝い」について、あれこれ考えたことを書きたいと思います。 大学・高校生になった子どもたち。お昼ご飯も勝手にやってくれるし、私が仕事で帰りが遅くなっても心配の要らない年齢になって成長をしみじみ感じています。 しかしながら、家事を子どもたちにお願いす

          「お手伝い」と「人の役にたつ喜び」

          アラフィフ・ビターデイズ❷

          ライブに年齢は関係ない!? 毎日酷暑すぎるのに、ウォーキングをサボれない。 早朝にするか、それとも夕方にするか。歩く時間がこれまた悩ましい。最近は日の傾きに関係なく、とにかく暑い。 4年ほど前から近所の森林公園を、小一時間のんびり歩くことを日課にしてきたが、ここにきて体力をつける必要に迫られて、散歩が競歩と化した。 こんなに暑い日に歩くなんて、どうかしている。でも1日でもサボったら体力が落ちてしまうかもしれない。そもそも、そこまでして頑張らなくてもいいのではないか。自問自答で

          アラフィフ・ビターデイズ❷

          自分取材計画で、感情をコントロール!

          東京の平沢です。 巷でよく耳にする「感情をコントロールする方法」。感情といっても、怒りや恐れ、不安など様々ありますが、今回のブログでは「怖い」という感情をコントロールできた体験を綴りたいと思います。 先月、バレーボールで左手小指を骨折しました。 手術をしないと指が曲がったまま伸びなくなるとのことで、大病院で手術することになりました。実は7年前にも指の骨折で同じ手術を受けたことがあり、その時の手術が怖かったという感情が甦りました。 2度目なので手術の流れはわかっています。わか

          自分取材計画で、感情をコントロール!

          子どもの巣立ち、その時私は・・・

          石川県の石垣です。 わが家の末っ子・小6の息子が、自分で路線バスに乗って塾へ通い始めました。またひとつ、手が届かない世界へ息子を送り出した私が感じたことを書きたいと思います。 初めは、ほとんどバスに乗ったことがない息子と塾までの道のりを練習することから始めました。まずはバス停で路線と時刻表の見方を説明。そして、バスがやってくると、切符を取る乗り方、ICカードの使い方、運賃の見方や降車ボタンを押すことなどを一から伝えました。目をキラキラさせながら話を聞く息子は、このちょっとし

          子どもの巣立ち、その時私は・・・