「#青野佑季」の人気タグ記事一覧｜note ――つくる、つながる、とどける。

まあるく整えられた松を触ったらやはり痛かった

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たとえばやけに明るい秋の午後に

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責任をもって大切にすることばかりよ本当は

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使い古さないで、心は

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いつも開けない窓から入れるしかない

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なんの比喩も見つからない晴れの日

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夜眠らなくてはならないのは朝起きなければならない人だけ

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悲しみが過ぎ去るまではパジャマの胸元を掴んで待つ

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あの信号この向きなら月を差し込めそうだ

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レスカって言ってる人を二度見する

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夏を圧縮袋で真空パックした

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後部座席にしかわからない跳ね方なんです

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もっと真面目にやればよかったという定期反省

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9月の読了本

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この空のどこを切り取っても名画

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ペン先から出る平筆の面

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25

初めから気づいていなければならなかったわけじゃない

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うつむかないし振り返らない

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偶然も運命のひとつ

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しろい月が見えない

2年前

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ああこれは点滅信号だった

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スッキリしたい人だけが並ぶ洗車待ち

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魚が泳いでるような木漏れ日が降って

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200円の差がてきめんに効いている

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一人で来れるようになった海

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涙だけが現実に持ち出せる夢の証拠

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止まってくれないことしかない時間

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手癖のついた本が勝手に開いたページ

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積まれている本を眺めて思い出す

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アクリル板が透明で良かった

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向こうの棚にあった同じ本の方が安いのは何で

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土曜日から月曜日になった悲劇

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おみくじで運気の途中経過を知る

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18

何度だって生まれ変われるギターの音色

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ミッフィーの顔みたく後ろのない正直な心でいたい

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9月17日って秋の色してる

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落ちるまで起きている

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医者と谷崎潤一郎について話し込む

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汗が滲むと思ったら風が止んでいた

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西日に向かって帰る

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驚いた時だけ心臓は冷水を体に送る

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半径2メートル以内の偶然

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振り回されているのはわたしだけ、月は見ている

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キャンドルが斜めに溶ける

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8月の読書記録

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７月の読書記録

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青白き月光の肌を撫でる

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上澄みの透明

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自分の歯ブラシはピンクだったかオレンジだったか

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ラスコーリニコフ、その名はいつまでも罪犯すたび過ぎる気がする

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