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ああこれは点滅信号だった



昨日のこと。


午後から読書欲がむくむくと湧き、『赤い魚の夫婦』を一気に読み終えた。

絶対面白いやろ、という直感は大当たりで、本当に面白かった。というかすごかった、人間と生き物、生き物といっても菌だとかゴキブリだとかもいて幅広いのだけど、生き物と人間との関わりの中で人間のいいところと悪いところが浮き彫りになる。優しい部分もあるけれども荒んだところも汚いところもある。ああそうだよな、人間てそうだし、わたしもわかる。みたいな部分を作者が言葉を選ばずすっぱりと文字にしていたので、各話ふむふむと納得しながら読んでいた。🪳の話では鳥肌がとまらなくて、いやもう虫ほんと苦手なんだなよなあと読みながら出来るだけ想像しないように読みたいけど否応なしにイメージしちゃうしさ。(クシャって)しかも!!追い打ちをかけてカメムシが出てきて鳥肌はやまないし(私はまだその文化に生きていないのでどうしても苦手。虫を食べるということはできるだけ避けたいこと。だから生きたカメムシにレモンをかけたからって美味しそうには見えないしまずビジュアルがキツい、でも食虫文化で生きる人達は本当にいるから、すごいなって思う)なかなか衝撃的な話であった。

各話それぞれすごい面白くて、めっちゃいい本読んだなぁと思うのです。まだ読んでない人もいるだろうから詳しいことは控えるけどもでもほんといい。菌の話とかさ……うおぉ……と唸った。衝撃的読書体験だった。



そして夜は友人とドライブ。ぐーるぐるあてもなくどこにいくでもなく曲がったり直進したり思いつくままに走って話して楽しかった。気がつくと12時を回っていた。帰宅して空を見上げたら星がとても綺麗だった。あまり星座には詳しくなくて、メジャーな星をなんとなくこれかな〜?と思いながらみる、くらいしかできてないのだけど綺麗なものは綺麗で、冬の空が1番透き通っていて美しいと思うけれど、秋の星も充分綺麗だった。というか、綺麗じゃない星なんてきっとないよね。私の目と身体と感情の問題。


そして今日はお寺へ行く。気分転換に。

また夜に。

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